初詣 ~宗派を超えて~
2011年1月1日午前零時、
近所に、
初詣の人々であふれるお寺さんがある。
決して神社ではない。
お寺なのに、
近所の人たちが
おそらくみんな来ていると思えるほどの人出である。
人、人、人。
禅宗のお寺だけど、
この日だけは宗派を超えて人が集まる。
これだけの人が集まるのには、
それだけの理由がある。
人ごみの真ん中には
大きな焚火。
受付で、
記名して番号札をもらい
焚火を囲んで時を待つ。
一番札を持った人から順番に、
鐘楼に登って鐘をつく。
全部で数百人の人が集まるのだが、
番号札は350番くらいで大体終り。
鐘をついて下りてくると
こんなものが待っている。
お出で頂いてありがとうございました、と
一人一人に
お菓子の袋と
みかん1個が渡される。
もちろん無料。
それだけではない。
そこを過ぎると、
次に
こんなものが待っている。
ひと玉たっぷり入った年越しそば。
ねぎは
好みに応じて入れ放題。
これももちろん無料。
我が家も、
お陰さまで
毎年、年越しそばは、
ここで頂いている。
まだある。
この大きな釜の中には
たっぷりのおしるこ。
何杯でもお代わり自由。
でも、
おしるこばかり飲んではいられない。
まだある。
これは甘酒。
子供もたくさん来るので、
アルコールは入っていないが、
おいしい甘酒。
何杯でもお代わり自由。
これらは、
このお寺の方々の
地域への
精一杯の奉仕なのかもしれないが、
宗派を超えての努力が
これだけの人を集める。
焚火にあたりながら、
年越しそばを食べ、
甘酒もおしるこも飲み、
お土産まで頂き、
そして
近所の人たちと顔合わせをして
新年の挨拶を一緒に済ませることができる。
このお寺さんへの初詣は
今年も大人気だった。
手作りイルミネーション点灯 5 ~午前零時の初日の出~
明けましておめでとうございます。
2011年元旦は、
富士山の西側から
ダイヤモンド富士を
7時26分頃見ることができたようですが、
我が家のイルミネーションは、
太陽が昇る7時間以上も前、
1月1日午前零時を持って点灯しました。
富士山の山頂からの初の日の出です。
この太陽が、
松の内の間に段々高くなっていき、
松が明けると
突然
富士山ごとみんな消失します。
全体の様子です。
クリスマスツリーとして登場した我が家のイルミネーションも、
最後の変身を完了しました。
2011年が、
皆様にとって素晴らしい1年になりますように・・・。
そして、
今年もまた、
Totoronのブログを
旧に倍してお引き立て頂きますように
よろしくお願いいたします。
12月30日 ~レア焼酎来る!~
昨日、12月30日は
私にとっては特別な日。
ある意味
クリスマスよりも、
正月よりもめでたい。
当年取って何歳だろうか。
子曰わく、
吾十有五にして学に志す、
三十にして立つ、
四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、
六十にして耳順がう、
七十にして心の欲する所に従い、矩を踰えず。
私は、
「心の欲するところに従い」は、
孔子よりはるかに早く二十代からだったが、
「矩を踰えず」の肝心なことがいまだに実行できずにいる。
さて、その12月30日。
お祝いにこんなものを貰った。
鹿児島の焼酎「伊佐美」
焼酎は日本酒と違って、
その味を楽しむものではないと、
何十年にもわたる焼酎の呑み助である私は、
断言する。
焼酎は、
その癖のつきかたで、
飲みやすさは変わってくるが、
伊佐美といえども、
おいしいとかいうものではない。
どんなに威張っても、
所詮焼酎。
伊佐美は
そのレア度において人気なだけである。
それを、
どこで手に入れたのか
持ってきてくれたのは息子。
正月には、
開封して思いっきり飲みたい。
もう一つ。
レア度といえばこれもそう。
名古屋の友が
先日送ってくれた。
私の焼酎好きを知ってのことである。
宮崎県は黒木酒造の「百年の孤独」
これは、
一升ビン入りの焼酎と違って、
特別なもの。
普通、焼酎はそのアルコール度数は25度前後。
しかし、百年の孤独は40度を超す。
そして琥珀色をしたその色合いは、
ウイスキーよりも品があり、
ブランデーよりもおいしい。
両者そろい踏みだと、
来年は年初から最高級のめでたさである。
しかし、
残念なのは、
一緒に飲む友がみんな名古屋で、
私のそばには一人もいない。
やむを得ない。
武蔵野を吹きわたる木枯らしの中、
一人静かに乾杯するとしよう。
めでたさに変わりはない。
ついでと言っては何だが、
写真写りついでにもう1つ紹介したい。
私の自慢のテーブル。
これは飲めない。
焼酎の乗ったこのテーブルは、
タガヤサン、日本名「鉄刀木」と呼ばれる木の一枚板でできており、
重くて水に沈む。
どれくらい重いかというと、
この一枚のテーブルを、
178センチ80キロの力自慢の私が、
一人では持ち上げられないほどの重さである。
削りあげるのに、カンナの刃が立たず、
随分てこずるほどの固さで、
更にその上にかけてあるコーティングが
また刃物を通さないほど固く、
長年使っていてもほとんど傷がつかない。
来年も、
めでたくおいしく、
そして丈夫に過ごせればと願うばかりである。
Totoronのブログにお出での皆様方の、
来年のご多幸とご健勝をお祈りして、
今年最後のブログの更新とします。
ありがとうございました。
作品紹介 23 ~版画・12年前のうさぎ年~
干支のうさぎは、
余りにもかわいすぎて、
誰が描いてもイメージがあまり変わらず、
そういう意味では
独自性のあるデザインを作りにくい。
だからだろう、
12年前のうさぎの版画を出してみれば、
こんなものに逃げている。
デジカメで撮影して、
明るさを調整したため
色ムラガ出ているのはお許しいただきたい。
もう、ほとんどの方が思い出しておられることでしょうが、
この年、
一世を風靡した映画
「タイタニック」の
有名な1シーンである。
映画の主人公
デカプリオと
ケイト・ウインスレットを
版画にして、
更に似せて作るというような技術は持ち合わせていないので、
雰囲気だけ分かるように作ったのだが、
二人には、
申し訳ない顔になってしまった。
自分のローマ字のサインの横に、
うさぎのマークを申し訳程度に入れてあるところが、
まぎれもない逃げである。
でも、
その逃げ故、
その年が
こんな年だったということを思い出す。
あれから12年。
今年も
みんなと同じうさぎになるのを嫌って、
また、逃げてしまったが、
今年は12年前の逃げと違って、
もらった人が喜んでくれそうなデザインになった。
18禁?
ブログの世界で、
住所を教えていただいている方には
直接
年賀状として配達されます。
その頃を待って
いずれ紹介しますので、
年が明けても
是非またお出で下さい。
シモネタⅡ ~ビオラの生命力~
毎日
朝はマイナスの気温で、
天からは霜が降り、
地中からは霜柱がせり上がってくるそんな日でも、
ビオラという花の強さには、
分かっていても
毎年驚かされる。
朝、6時50分。
気温-2℃
ビオラの鉢は
カチカチに凍りついて盛り上がり、
花も葉も
霜を浴びてカチカチ。
おそらくこの時に
無理に動かすと
折れたり壊れたりするかもしれない。
日が昇って気温が上昇してくると、
こんなに元気。
隣の色違いのビオラも同じ。
6時50分。
花や葉には、
霜が氷の結晶になって張り付いている。
土がもっこりと盛り上がっているのも
次の写真と比べれば、
お分かり頂けると思う。
11時15分には、
何事もなかったかのように澄まし顔。
土も元通り。
花をアップで捉えると、
氷の結晶が付着。
花も葉も固く凍りついている。
人間だったら、
完全にしもやけ。
鮮やかに復活。
色違いのビオラの
6時50分。
花も葉も、
痛々しい程に氷結。
一応、
やられた!という顔をしているが、
それが
11時15分には、
シャキーン!
野菜や果物だったら、
これだけの霜にうたれ、
凍りついてしまったら、
融けた後にはクターッとなって、
もう食用にはならない。
だけどビオラは平気である。
花も葉も、
そして根までも
相当寒さに強い構造をしているものと見える。
多分、含まれる水分が、
果物や野菜のように
遊離水として中にあるのではなく、
構造水として
細胞と一体化しているからに違いないが、
かよわく見えるビオラの、
頼もしい底力をみた。
自然は
よわよわしいものに、
なんとも素晴らしい力を与えることよ。






















