こんな花は
生まれて初めて見た。
以前からある花のようなので、
ご存知の方も多かろうが、
少なくとも私は初めて見た。
驚きの花である。
妻が
FA(フラワーアレンジメント)の教室から持ち帰り、
玄関にさりげなく活けてある花たち。
花が大きくて重たげなので、
活ける形などはない。
無造作に
花瓶に突っ込んであるだけ。
なんとなくラナンキュラスの様な・・・。
だけど
その隣のこの花は何?
花の真ん中に
野菜の様な葉っぱが・・。
通常
花の真ん中には
沢山のおしべとめしべがあり、
いずれそこには種ができるはずなのだが、
この花は
花の真ん中が菜園になっている。
なんだ?こりゃ~~。
調べてみたら
ラナンキュラスの
シストロンという種類らしい。
花の真ん中に葉っぱがある、
珍しい花もあったもんだ。
余談・・・・。
花の真ん中に葉っぱのある花は初めて見たが、
でも
葉っぱの真ん中に花のあるのは知っている。
「花筏」(はないかだ)という。
葉っぱの真ん中に花が咲く。
葉っぱを筏に見立てて
花筏と名付けられたらしいが、
こんな花は
野山では簡単に見つけられない。
見たくなったら
花の季節に
小石川植物園へ行けばよい。
話のついでに
もう一つの花筏をご紹介しましょう。。
桜の花が終わりを迎えた頃、
池や川沿いの桜を見に行けば
たくさんの桜の花びらが
水面に浮かぶ様子が見られる。
この
水面に浮かぶ花びらの集団を
筏に見立てて
花筏と呼ぶ。
いずれの花筏も
洒落た呼び名である。