Skoj バーチャル会長室 -22ページ目

本当に必要な人材には、学ばせる!

スコーイ・インターナショナル株式会社
代表取締役会長兼CEOの庄司です。


昨日の内容からの続きです。


イケてるビジネスマン(A君)を取締役に抜擢したはいいけど、

社長にとってはあまりいい未来ではなくなってしまう。



という、なんともさびしい話の続きです。




なぜ、そうなってしまうのか。

両者とも、期待し、期待されたいい関係だったのではないのか?



それは、こういうことです。



A君は、その理由を

1.今までの自分の実績に対する評価
2.今後の自分に対する「更なる実績の向上」に対する期待


だと認識するからなのです。



そして、抜擢した当人も、

それは当たっていることなので別に否定もしません。




こうして、しばらくの間、

A君と経営上のパートナー関係になりたかった思いは、

A君に正しく認識されぬまま時が流れます。




きっと、A君はその後も実績を伸ばすでしょう。

それは大変幸福なことです。



実績を伸ばし続けながら、より自信がついていきます。

そして、自分は経営者である社長の右腕になったような錯覚に

陥っていきます。

そう、「もう認められただろう」と。




でも、経営者である社長は、

「その分野での活躍」は多いに認め、評価するけれども、

経営のパートナーとしては、その存在を全く認めていません。




・・・なぜ??





そう、なぜならA君は、

会社にとってなくてはならない、最も重要なことを

マスターしていないからです。




それが、会計知識なんです。


営業活動や開発作業は、パフォーマンスも大事ですが、

初期段階での計画が最も重要で、それを算出するための

材料や、あるいは分析がそれには不可欠です。

もちろん、資金繰りなどもそうです。

資金繰りまで共有せずとも、C/F(キャッシュフロー計算書)を

ベースに営業・投資・財務のお金の流れなどは把握すべき内容

でしょう。




社長は、年がら年中そういうお金のことを考えています。

一時も忘れることはないでしょう。




だから、どんなにA君が頑張って「自分の領域で実績を出し続けても」、

社長は、税理士や会計士、あるいはCFOなどの外部(あるいは新参者)を

経営のパートナーと認識してしまうのです。




そしてその悲しい現実は、



どんなに頑張っても評価されない・・・。


というA君の絶望へと変わり、

彼は転職か、独立かの理由で、会社を去ってしまうのです。




こんな経験ありませんか??

社長も、「イケてる人材」のあなたも。




だからこそ、常日頃から、

誤解を恐れずに社長は言い続けねければなりません。


「経営=会計」



だと。


特に、営業や開発出身者には本当にその意味を分かってもらわないと、

将来会社にとって大きな損失を産むことになりまねません。



だから僕はうちの役員にもいいました。


「簿記を取れ」



って。

損にはならないし、なにより数字を見るのに、

いい自信がつくと思うんです。



だから当社は、今後役員以上は少なくとも簿記3級と、もうひとつ、

合計2つの資格保有を条件とすることにしました。



こう強制することも、経営ポリシーの明確化のひとつだと、

僕は思います。

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