先日、9月19日で私織田英嗣 61 歳になりました!
私は6年前55才になったとき、55(GO!GO!)で新たなことにチャレンジするということで、内に目を向け肉体改造、そして地元での活動を始めました。
あれから6年、波乱万丈様々なことがありましたが、そレを乗り切って楽しく、前向きに生きてこれたのは、間違いなく身体を鍛え、精神を鍛えてきたからだと思います。


55歳の年、肉体改造をしようと思ったのは「身体を鍛えることが脳を鍛えることにつながる」と思ったからです。
今日は「それがどういうことなのか?」という私なりの解釈を書こうと思います。
私は18年前、食道がんになり5年生存率が僅かだと知ったとき、まずやられたのがメンタルでした。
あとどれだけ生きられるのか?
子どもや妻はどうなってしまうのか?
死ぬと、そのあとどうなるのか?
不安と恐怖が脳裏から消えることはなく、とは言って考えても答えが出るものでもなく悶々とした毎日を送っていました。
そんなとき思い出したのが「ロッキー」でした(笑)
当時ごろつきだったロッキーはそこから脱しようとして、あれこれ考えるのではなく体を鍛え、数々の困難にも不屈の精神で立ち向かい、それによってメンタルも大きく変わっていき、やがて地域の人の夢へと変わっていくのです。
この時のロッキーが困難から脱し、エイドリアンと結婚するという夢を叶えるために、やっていたことは体を鍛えることで、その積み重ねが精神力を高めて素晴らしいフィナーレへとストーリーは続いていきます。
皆さんご存じだと思いますが、私はそんなロッキーに憧れて19才の時にボクシングを始めて20才でプロボクサーとなり、21才で中日本新人王、そして西日本新人王決定戦の前に怪我をして夢半ばで挫折し引退しました。
実は私がボクシングを始めたきっかけは、もちろん各闘技が大好きだったこともありますが、当時三越に入社し1年目に大きな失敗というか過ちを犯してもしかしたら辞めなければいけなくなる可能性もあり、先のことも解らず悶々とした日々を過ごしていたときに映画「ロッキー」を見たことでロッキーの姿が自分にダブったということが一番の要因だったのです。
そしてボクシングを始めたことで、冷ややかな目で見ていた廻りから少しずつ信頼を取り戻し、自分に自信を持てるようになったことで徐々に仕事もがんばれるようになってきたのでした。
当時を振り返ってみると、たぶんあの時、頭で何を考えたところで不安はなくならないし、メンタルが正常になることも、ましてや自分に自信が持てるなんてことはなくズルズルと堕落していったような気がします。
そして18年前、ガンになり大きな手術をして、尚且つ生存率が低いことが解ったとき、そんな経験が蘇り、運動をしようと決意して毎日走り、筋トレなど2時間以上のストイックなトレーニングを始めたのでした。
その結果、やはり以前のようにメンタルも回復し、自信もつき、現在のような織田英嗣になったのです。
そんな経緯を経て、運動や体を鍛えるということは、一番早く自分の成長や変化を感じることができる行為で、その変化を脳が成功体験としてインプットすることでドーパミンを発し、更に意欲が高まり次の成功体験に導くのだと思うようになりました。
この様に運動で身体に与える刺激が、脳に刺激を与えることで、メンタルが鍛えられます。
したがって考えたり、イメージだけしていても脳は鍛えられないし、メンタルが回復しても一過性の物に過ぎないのでは?
きっと一流スポーツ選手が若くても、素晴らしいマインドを持ったり、メンタルが強かったりするのもこのような理由からではないかと思います。
私はそうやって体を鍛えながら気持ちを鍛え、その毎日の積み重ねで脳の変化を引き出すことでここまで変わることが出来たのです。
そんなことで私はガンになった時、治療や情報収集、そして原因究明なども大切ですが、それ以上に新しいことに着目して未来を創造し、それを達成するため日々実践することで脳を鍛えることが大切だと思います。
そして1昨年、緑内障が悪化したことで障がい者となり、失明の危機がとなったときも、この鍛錬を継続してきたことで、あまり心を乱すことなく、淡々と生きることができたと思っています。
そして、たとえ失明したとしても今日書いたような経験を思いだし、体を鍛える毎日を送ることで、メンタルを鍛えるとともに今まで以上のことが出来るような身体に改造することで、それにふさわしいことを引き寄せることになると信じて、走ることはできなくなっても筋トレなどできることは継続しているのでした。
それもあって、現時点ではこれから先ワクワク楽しくなりそうなことが、いろいろやっ
てきているのです。
生命が誕生するということの原点ともいえる「愛」について書こうと思います。
「人は愛によって生きる」![]()
人は何によって生きているのか?
以前は考えもしなかったが、今は〝愛″だと思うようになった。
愛とは?
人や命を愛おしいと思う気持ち。
私たち人間は生まれたばかりの頃、親の愛おしいという気持ち、即ち「愛」によって生まれ「愛」によって育てられてきた。
生まれたばかりの時は自分では何もできないので「愛」がなければ生きられるはずもない。
しかし、年を重ねるにしたがってそんな「愛」を忘れ一人で生きていると思うようになった。
そんな私を変えたのが癌という病。
大きな手術をして人工呼吸につながれたとき、生まれた時と同じ〝自分では何もできない“という状態を経験した。
そのとき、私が生きていられたのは「愛」
話すことも、動くことも、食べることも、何もできず素っ裸で寝かされている自分を、ただ献身的に看護してくれる姿勢に只々〝有難い“と思いました。
たとえ仕事とはいえ、まったく見ず知らずの一人の何もできない患者に向けられておいたのは、人の命を愛おしいと思う心のような気がした。
そして、不思議なことに何もできない無力な自分のことも、なぜだかとっても〝愛おしい“と感じ、それ以降自分が少しずつ元気を取り戻していく過程の中でもたくさんの人や物に〝愛おしい“という気持ちを持つようになったのでした。
今こうやって私が元気で生きていられるのは、そんな人やもののおかげ。
だから現在、その源となる身体を鍛えることで、自分の持つエネルギーを高めて、これまで以上に使える身体にしようと思い肉体改造を始めました。
この世に中にあるすべての命も物も、みんなその〝愛おしい“という気持ちに発生源があるとおもうようになった。
だから〝愛“は誰の中にもある。
そしてその〝愛″によって生かされている。
生きる=愛を感じること
私はその心を失ったから癌になった。
だから、損得勘定抜きで今のような活動をするようになったのだ。
当時は受けてきた〝愛“を感じ、返すことで、生きることを続けられるような気がしたのだ。
それが良かったのか?どうかはわからないが、こうやって 何度も誕生日を迎えることができている。
生きていること自体が有り難いこと。
最近、見えなくなったことで、本当にたくさんの愛を感じる。
白杖をもって歩いていると、老若男女問わずたくさんの方が声をかけてくれる。
※圧倒的に女性の方が多いが(笑)
目が見えないことを他人が補ってくれる。
だから、
たとえ目が見えなくなっても、誰かを補っていけるようになりたいと思うし、ノーマカフェの活動もそれを目指しているのだ。
高齢者になったから、介護が必要になったから、障がいがあるから、病になったからといって、「自分たちはもう役に立たない」と感じさせるようなことがあるとすれば、とても悲しく寂しいこと。
『ノーマライゼーション』
そんな人たちわを排除するのではなく、健常者と同等に当たり前に生活できるような社会こそが、正常(ノーマル)な地域社会だと思う。
自分自身がガンになり、視覚障がい者になったのも、ノーマカフェの活動を始めることになったのも、意図したのではなくすべて、そんな思いで行動してなりゆきに任せた結果。
『ノーマライゼーション』
それは、きっとこの世の中に生を受けたノーマルな命のあり方のような気がします。
18年前、ガンになって未来が不安で不安でしょうがなかったとき、「がんを生き抜く」という言葉を聞きました。
当時はその意味がピンと来ませんでしたが、3.4 年経ってからなんとなく、その意味が見えてかこました。
では「人生を生き抜く」とはどういうことか?
私は「生き抜く」ということは人生の最後まで「過去や未来に囚われず、今に焦点をあて続けること」だと思っています。
「がん」になったとき多くの人は、これから先の未来が見えなくなって苦しみ怯えます。
私も5年間生存率は良くて20%未満と聞き、同じように怯えました。
しかし、未来なんて誰も解りません。
どんなに健康なひとでも1時間後に事故に遭って命を失ったり、大怪我をしたりします。
震災もしかりです。
まったく予期もせず命がなくなるかたhたくさんいます。
そう考えたとき「がん」という病は、「それが分かってしまう」つまり先明性がなくなったから怖いというだけで健康な人と肉体的にはまったく変わりがないということです。
未来という言葉は「未だ来ていない」と書きます。
まだ来ていないことは、どんな人でも知らないし、解りません。
なのにどうして「がん」になったからといって怯える必要があるのでしょうか?
それは、先ばかり見ているから!
私は「がん」になって、先は見えなくなりましたが、足元つまり「今」をしっかり生きようと決意をしました。
その結果、「足るを知る(知足)」ことができたのです。
サラリーマンとして、常に出世や名誉、お金が人生の成功と思って生きていたときには全く見えなかった、家族や人、自然・・・数え出したらきりがありません。
生きていること自体、すでに足りているということなのです。
もう一つ 気づいたことは、未来は今の積み重ねでしかないということ。
そして、今の自分は、過去の自分の生き方の結果でしかないのです。
ということは、「がん」になったとき、今までと同じ生き方をしていたら・・・・
・
私は生き方を180度変えました。
食べ物も、価値観も、考え方も変え、26年間働いてきた仕事もきっぱりと辞めました。
仕事を辞めるには、家内にも反対され、迷いに迷ってでも、命があれば、そして今を大切に、自分らしく、すべての人や物と、生きていられることに感謝して生きれば、この先思ったように生きれると信じて。
普通の人はそんな無茶苦茶なことできませんよね。
しかし、それはできないから変わらないということでもあるのです。
変わるためには自分自身で、悟り、目覚めること
新たな人生を生き抜く覚悟が必要なのです。
今はノーマカフェの活動もあるので、そんなに派手な色を身につけていませんが、ガンになってから、最初に変えたのは色でした。
その理由を一言でいえば〝人生に華やかな変化をつけたかったから”。
つまり彩りのある人生を送りたいと思ったからなのです。
しかし、どうやって彩りをつけたらいいのか?なんてわかりません。
だったら、まずは身に着けるものから変えてみようと思ったのです。
そう思ったのは、18年前食道ガンの大手術をして満身創痍で、身体は痛いし口から食べ物も水さえも入れられない状態が3週間続きこの先どうなるか?分からず不安だった頃、真っ白で無機質な病室にあった千羽鶴からもらった力がとても大きなものだったからです。
当時の写真です。
これ誰?と思う方もいるかもしれませんが、18年前の私です(笑)
あの時、千羽鶴の色やそこに込められたたくさんの人の想い。
それが私に前に進む力と希望を与えてくれたのでした。
そんなことがあってから私は、元気になるために、そして前に進む力を得るために原色のカラフルな色の服や靴をなどを身につけるようにしたのです。
始めたころは、これまでとはまったく違った色なので勇気もいりましたし、人からも?と思われることも多々ありました。
しかし、やってみてわかったことは常に明るい色が視覚から入ることで、気持ちの持ち方や思考のパターンが変わってくるということでした。
そして他人からも普通ではないということで意識されるし、覚えてもらえるようにもなったのです。
人は視覚から得ている情報が80%とも90%とも言われています。
つまり、色というものは他人に対しても、自分に対しても入る情報や印象をを変える最大の要素なのです。
お通夜や葬儀の場に行くと視覚から入るのは黒と白。
雰囲気はどうしても重くなるし、雰囲気も暗く笑顔を出したくても神妙な顔つきになってしまいます。
それとは逆のに初詣などに行くと華やかな振袖の色が目に入り気分も心も軽くなり自然に笑顔が沸き起こります。
それは、見る人にとっても、着る人にとっても同じですよね。
では派手やかな場所に喪服を着ていったらどうでしょうか?
まったく知らない人でも、あの人は暗そうな人だと思ってしまうし、自分も楽しむことはできません。
それほど色と心は結び付いているのです。
しかし、不思議なもので人は色を変えることがなかなかできません。
その理由は一言でいえば「面倒臭いから」
具体的に言えば、変わりたくない、変われない、どう変わっていいかわからないから。
つまり、無意識のうちに、今のままで良いという選択をしているのです。
人生変えたい、生き方を変えたいと言いながら、変わらない選択をしてしまう・・・・
その根底にあるのが、安心安全を求める本能なのです。
私が服の色を変えたとき、こんな色を着て似合っているのか?
人からどう思われるのか?
最初は不安でいっぱいでした。
しかし、ガンになった人生を変えるという決断をした時点で、不安を乗り切るための行動をすることにしたのです。
言い換えれば、心の安心感ではなく、心の楽しさやワクワク感を大切にすることでもあります。
安心安全ばかり求めてこれまでと同じことばかりしていたら何も変わらず生きている実感も薄れてきてしまいます。
私は若いころには失敗を恐れずあれこれやって楽しく人生を送ってきたけど、年を重ねるたびに守りに入り、その結果ストレスも溜まり心の病になりガンになったのです。
それを変えるための最初の一歩が着る服の色をかえてみるということでした。
今の私があるのも、色を変えることができたことが大きいと思っています。
そんなことで、今はノーマカフェの活動もあるので、そんなに派手な色は身につけていませんが、これから視覚を失い見えなくなったら、ガンになったときのように色を変えようと思っています。
自分には見えませんが、人が見る印象もかわり、さらに人生にも華やかな色がつくと思います。
・♪゜・*。. .。.:*・♪゜・*:.。. .。.:*・♪
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