昔から踊るのは好きだけど、
集うのは苦手でした。
熱狂は好きだけど、
イベントは好きじゃない。
ノリノリダンスより
幽玄の境地の方が好きで
友達の楽しそうな姿を見るにつけ
悩んでいました。
よく考えたら
賑やかな雰囲気が好きな人も
静かな時間が好きな人もいて当たり前です。
ダンサーだって
リズミカルに踊るのが好きな人もいれば
静かに佇むのが好きな人もいて
当たり前なんですよね。
踊りってお教室にたくさんの生徒がいて、
大体は活発な人たちだから、
異質な自分がとても気になっていました。
私の師匠は「あなたはソロダンサーだから」と
言ってたくさんのソロを踊らせてくれましたが、
要するにそれは上手い下手ではなく、
協調性の有無でもなく、
人の性質を指していたのだと今はわかります。
世の中は賑やかなものやみんなで楽しめるもの
明るいものの方が情報として広がりやすいし
多くの人に知られがちです。
周りの基準にぐらつかずに
自分のほんとうに表現したいものを踊り、
ほんとうに触れたい表現を求めていると
ちゃんと人や場に出会えます。
普通や常識の前に諦めてしまわないこと。
長所も短所もなく、
全てはただの個性だと認めること。
大切だと思います^^