むかしむかし、
東京のあるところに、
青森が大好きすぎて貧しい青猫がいたそうな。
青猫は青森に行けなくなり、
ごはんを食べことだけが唯一の楽しみだった。
そんなある日、
青猫が目覚めると
枕元にふしぎなものがあった。
それは…
リンゴと米。
まあ、リンゴと米をくれたのは誰かしら。
親切な人がいるものね。
でも、
知らないうちに枕元にあるなんて怖いわ。
しかもビニール袋に詰め替えられたお米なんて……。
とりあえず炊いて食べちゃおっと。ぱく。
う、うまーーー!!
なんちゅう美味さだ…!
ねこぜの大好きな青森のブランド米「青天の霹靂」も家にあったから、
せっかくだから新米を食べ比べしちゃおうかしら。
「青天の霹靂」とは…青森が長年かけて開発したおいしいブランド米!
ねこぜ好みの力強さのある米で、適度な粘りもあり、冷めてもうまい!
おにぎりにもお弁当にもぴったりなお米なのだ…!
お外にでかけて、凍え死にそうな寒さの中、
ひとりでおにぎりパーティーだコノヤロウ!豚汁も飛び込み参戦だ!
ということで食べ比べてみると…?
謎の米。
う…、
う…、う…、う…、
う…、う…、う…、う…、う…、
うまいーーーーーーーーーーーー!!!!!
なんなんだこれは…
予想外にうますぎるんだが…!!!
横断歩道で遭遇した小学生の群れ、その一人ひとりが礼儀正しくおじぎをしてくれるような、
そんなあたたかい気持ちになる米。
うわーん!味の表現ヘタすぎかーーー!
青天の霹靂に勝たせるため、
わざわざ冷まして戦わせているのに、
なんだこいつは。
冷めてもうまいなんて、完全にねこぜの負けだ。
ねこぜ「貴様…一体何者なんだ。青森の米を倒すために差し向けられた刺客なのか?」
謎米「…」
そんなわけで、謎米の正体を知りたくて
スマホに残された写真をたよりに聞き込みに行ったら、
酒場で飲んでいたねこぜに
親切なご近所さんが「ふるさと納税」で手に入れた
お米やりんごをおすそわけしてくれていたらしい(おぼえてない…)。
そのあとねこぜは
酔っている素振りもなく、米とりんごをかかえて、
うれしそうにホクホクしながら帰っていったらしい。
それにしても、
「素性のわからない美味い米」に、我らの「青天の霹靂」が負けるなんて…
たしか、前にもこんなバトルがあったような気が…
毎回毎回、勝手に謎の米と戦わされる青天の霹靂、かわいそう…ごめん。
謎の米の名前もわかったけど、悔しいのでここでは明かしません。青天の霹靂には大変申し訳ないことをしてしまったので
1、青森のコメ「青天の霹靂」を食べてみた
2、東京で開催中の「青天の霹靂」デビュー記念イベントで「おむすび自飯機」を体験してきました
3、東京・青山の 「青天の霹靂」デビュー記念イベント、2日目も行ってみた
4、うまさに迫りすぎ!青森の新米「青天の霹靂」を味わう食事会に行ってきました
5、にやにやしちゃう青森・津軽のおしゃれな美味い詰め合わせセットをいただきました〜
6、青天の霹靂(青森の米)を借りました
7、青天の霹靂おむすびゲットしてきたよ〜!
8、無理してもって帰りたくなる米