いや〜、ついに買ってしまいました。禁断の書を。
国分太一さんとレギュラーで料理番組「
男子ごはん」をされている、料理研究家の
栗原心平さんの
新刊「酒と料理と人情と。青森編」を買って読んだら青森愛がフツフツと湧いてきて、ますます青森に行きたくなってきて仕方がないので猛烈におすすめしたいと思います！
・青森県の魅力を知りたい「青森県民」の皆さん
・青森愛に目覚めてしまった「青森県外」にいる皆さん
・これから青森に行こうと思っているそこのアナタ！
は、ぜったいに買って熟読するべきです！
●栗原心平さんの青森愛すごすぎ！
青森県に通って4年、計22回以上も訪れている栗原心平さんが、大好きな青森の魅力を選りすぐって「青森愛」をたっぷり紹介した料理エッセイが「酒と料理と人情と。青森編」です。
「酒場にいこう、おいしい料理を食べ尽くそう、地元の方々とふれ合おう、そしてそれらを読者のみなさんにつたえよう！」と文頭で宣言しているとおり、写真をみているだけでも今までの本とはちがった気取らない楽しさが伝わってきます！しかも、ねこぜも行ったことがないマニアックなお店がたくさん載っているので勉強になること間違いなし！
まず、目次をみてください！
〈目次〉
正月家で佐藤企に出会う
イタリア料理を青森県産で
何を食べても旨い六兵衛
母と土紋へ
ドライブインのマグロタワー
寿司屋のかき揚げ丼
世界最高峰のカツサンド
早朝からホルモンとラーメン■けんちゃんホルモン
路地裏の、半露天の、総菜屋■奈良商店
自家製麺に自家製焼き干し■大十食堂
日本屈指のクラフトビール■ギャレスのアジト
五戸の郷土食・馬肉を南部鉄器の義経鍋で■レストランささ木
「乾物=乾いたものではない」の衝撃■あきやま商店
独学で極めた魚のおいしい食べ方■塩谷魚店
酒と音楽に浸るなら■CRAZY HORSE SALOON
酸ヶ湯温泉湯治部で青森食材を調理する etc…
ねこぜブログの読者さんならわかると思いますが内容がとにかくディープ！
毎月青森に行っているねこぜでも知らないお店だらけ！
居酒屋、食堂、ドライブインや市場を訪れ、人情に触れながら郷土料理を堪能したり、酸ヶ湯温泉の湯治場で青森食材をつかった料理のレシピも収録されています。お店の方々へのインタビューや、ヤマヨ十和田店のPOPコレクションまで紹介ｗ この本のために、何回青森取材にいったんだ…羨ましすぎる！ｗ ホント、観光ガイドに載っていない「青森の食」が満載です！
●みどころは、青森の人！人！人！
「青森は人が魅力的」といってるだあって、青森のお店の方々がたくさん登場します。心平さんと青森のやりとりがまた素敵で、10〜17ページの十和田の居酒屋「正月家」では、常連さんと盛り上がって意外な展開になるところなんて…もう…青森らしくて最高です！青森のこういうところがいいんだよーー！と机をバシバシ叩きたくなりますｗ
栗原心平さんというと、母は料理研究家の栗原はるみさん、父は元キャスターの故・栗原玲児さん。
静岡県生まれで青森には縁がないはず…なのですが、（青森が好きすぎて？）弘前の居酒屋「土紋」のご主人たちと家族ぐるみのお付き合いがあるそう。この本では栗原はるみさんと弘前の居酒屋「土紋」での親子ふたり酒も紹介されてます。最高ですね…！
青森のお店で書いたイラストつきサイン（意外な絵心があって上手い！）や、青森で見つけた顔ハメパネルで記念撮影する様子までおさめられていて、心平さんのお茶目な一面に、仕事としてじゃなく本当に青森が好きでしょうがないんだなーって様子がとてもいいです！
●青森愛は伝染るんです
「アメトーーク! 」みたいにあるものを大好きな人たちが集まって熱っぽく語ってる姿をみているだけで、巻き込まれて好きになってしまうことってありませんか？
私自身が青森にハマったきっかけはたくさんありましたが、東京にいても青森のことを考えてニヤニヤするようになったきっかけは、青森大好きなゲームライターのさくまあきらさんの『仕事人裏日記』(2009年以前の記事がオススメ)でした。さくまあきらさんが青森に行くたびに青森の人たちとのエピソードや美味しかったものを日記に書いてくれるので、一緒に旅しているような気持ちというか…読んでいてワクワクしていました。
なんだか、そのときを思い出すほど熱い気持ちになれたのが、この心平さんの本なんです！
読んでいると青森行きたくて胸があつくなってきます！
●ねこぜブログ読者は必ず読むべし！
…というわけで、青森の魅力を詰め込んだとっっっても良い本です！
今すぐアマゾンでポチッて読んでください！！！
（地元の方はナリホン、その他書店で買ってくださいｗ）
お値段以上の価値があります！w
