ディスク：１枚 全15曲(59.1分)
ドイツの、というかウド・ダークシュナーダーのバンド、Ｕ．Ｄ．Ｏ．の１３枚目のアルバム。
正にＵ．Ｄ．Ｏ．と言ったドイツ産の鋼鉄メタルが、何のてらいもなく、これでもかと聴かせてくれます。
この手のバンドに安心感とか安定感と言う言葉は褒め言葉にならないかも知れませんがファンとしてはこのブレ無さぶりには微笑みすら浮かんでしまう。
変に今風に染まる事の無い直球真っ向勝負な男っぷりは清々しさすら感じます。
じゃあ今回のアルバムではどれが良かったか、とか言うのは野暮と言うもの。
どの曲も同じレベルでウドが叫び、バンドが鳴っている。
そう思えば良いじゃないかと言うところ。
（何か全く褒めて無いように見えるな（＾＾；）
しかし、これだけ特徴的なボーカルは稀有な存在ですね。
音域の広さとか巧みさとか、そんな尺度では測れません、圧倒的な存在感とカリスマ性を感じます。
ジャケットデザインが？？？なのもご愛嬌。
とりあえず個人的には「Mastercutor」の「Mastercutor」が最近のアルバムでは好きです。