オレンジ色の知識(10)朱色について。 | サカガミタカオの「オレンジの世界」ブログ

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神社などで昔から使われてきました、
日本の伝統色「朱色」についてのお話。

「朱色」をウィキペディアで調べてみますと、

「やや黄を帯びた赤色で、
赤とオレンジ色の中間色。暖色のひとつ」

ということで、
はっきりとした定義はなく、
「朱色」と言っても、
昔から使われていた天然赤色硫化水銀(辰砂)で
作られた「真朱」は赤に近く、
近代の硫黄と水銀から人工的に作られた硫化水銀(銀朱)は、
少し黄色みが強いようです。

ちなみに伝統的な社寺が「朱色」に塗られてきたのは、
「神性」や「悪しきものを祓う」という意味があり、
水銀の顔料は、虫害・腐食から建物自身を守る役割もあるそうです。

また、外国人が観光したい人気スポット1位の、
伏見稲荷大社の千本鳥居は、
かなりオレンジに近い朱色で、
稲荷塗りといった特別な色だそうです。

その理由は五穀豊穣を祈っているために明るくしており、
生命・大地・自然を表しているそうです。
(TV「ぶっちゃけ寺」で、伏見稲荷大社の方が言ってました(^_^))

ということで、
「オレンジの世界」では「千本鳥居の朱色」を
「赤に近いオレンジ色」として、
勝手に定義したいと思います(^_^)

千本鳥居が人気なのも、
朱色をオレンジに近い色にしたからでは
ないでしょうか?

オレンジ色は「人が集まる色」でもあるのですね!


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