1月25日(土)、26(日)に幕張メッセで開催された「Legend
Metal Galaxy」に参戦してきました。
1日目は16時頃に会場に到着。取り敢えず物販でTシャツを
購入しようととりあえず行列に並びましたが、早々にTシャツは
キッズ用を除き全種SOLD OUT!タオルもSOLD OUT!
初めてですよ、欲しいものが一つも買えなかったのは。
明日もあるので、行列に並ぶのをやめてクロークに荷物を預ける事にした。
超モッシュのZブロックとの間には花道があり、しかも高さがあるので、
Zブロックが見えません。並モッシュは恐らく1から1999番までがAブロックで、
2000番から3999までがBブロックだったのだと思いますが、開演時刻ギリギリまで
Bブロックの入場者が続いていたように思うので、アルファベットがM以外の
観客もBブロックに入っていたかも知れません。
さて、Bブロックに入場すると柵前は既に3列ぐらい出来てしまっており、
レジェンドMの時に地獄を見た記憶が蘇り、柵前に並ぶのはやめ、どこか
良い場所は!?と振り返るとステージ側にBブロック内を二分する柵が
あり、一人ぐらい入れるスペースがまだ空いています。そこだ!と急いで移動。
良く入場の順番が早いのに柵に寄っかかれる場所にポジショニングする方が
いるので、どんなもんか体験してみる事にした。入場してから開演まで
40分ぐらいあり、その間、ステージ左右のスクリーンに物販の宣伝や注意事項が
映像で映し出されるじゃないですか。それを何気にずっと見ていると、
あることに気づきました。画像が透けて、隣の3号館の天井の照明が見えるんです。
「何で!?」とよく見ると、画像の大きさにスクリーンがある訳ではなく、
どうやら天井から垂れ下がている黒色の半透明のカーテンみたいなの物の
一部分に映像が映っている。もっと良く見ると、その黒色の半透明なカーテンみたいな
物は壁の端から端まで続いている。「これはもしや、壁全面がスクリーンなんじゃ!?」
と内心ワクワクしながら開演を待っていると、18:45位に暗転し紙芝居が始まった。
そしてFUTURE METALの映像と音楽が流れ始めた。映像は壁全面を
超巨大スクリーンと化し、超ド迫力!「やっぱり!!」と私の観察眼・推理に感嘆しながらも
そのド迫力に驚愕しました。周りにいた観客も「マジか~!!でけー!!」と
驚嘆しておりました。
後で調べてみると、あの超巨大スクリーンはヒビノという音響・映像機器を扱っている
会社のF9MというシースルーLEDスクリーンを連結して作りあげたようである。
翌日の2日目の開演前の待ち時間の間、待機場所の3号館の隙間から見えるスクリーンの
裏側を良く観察したのでこの機材で恐らく間違いないだろう。
購入したのかレンタルしたのかはわからないが、レンタルだとするとあの巨大さだと2日間で
1000万円ぐらいかかるようである。流石BABYMETAL。
話がそれてしまったが、1日目は初めて演奏する曲が3曲あった。
先ずは「OH!MAJINAI」。ステージ上の3姫や神バンドは全く見えず、もっぱら
超巨大スクリーンに映し出される映像を観るしかないのだが、とにかく
ヨアキムさんの無駄遣い!面白過ぎてずっと笑っておりました。2018年ライブの
スペシャルゲストのSABATONのライブでヨアキムさんがおもろいオッサンで
あることは知っていたが、まさかあそこ迄の映像をよく許可したな!と思います。
振り切っていますからね。
2曲目は「Brand New Day」。イントロが流れ始まり鳥肌が立ちました!
この曲も演ってくれるとは微塵も思っていなかったので。
超巨大スクリーンに3人が映しだされることは殆どなかったので、
とにかくその演奏、歌声を聴くことに集中しました。SU-METALは
本当に同じ人間なのか!?と思いたくなるほど感動。CD音源を完全に超えています。
音の焦点が合っている私のホームオーディオの歌声も相当良いと思うのですが
軽く超えています。
3曲目は「Night Night Burn」。ラテン的な曲。非常に盛り上がりますね。
フラメンコ調のダンスの所で手拍子というか拍手でリズム取るパートがあるのですが、
この箇所で私の周りの観客も即座に手拍子を切り替え。対応力ありますね。
そして個人的にライブで初めて観る「THE ONE」の日本バージョン。今迄20回ぐらい
BABYMETALのライブを観に行きましたが、日本バージョンは初めて観ました。
英語バージョンより数倍良かったです。ライブで観る「THE ONE」の英語バージョン、
好きになれないんですよね、なんか。入り込めないというか。
でもこの日観た日本バージョン、凄く気に入りました。日本のライブなので、
日本バージョンを歌うのは当たり前の事だと思うのですが、私にとっては
初めての体験なので凄く有難かった。ありがと~!と叫んじゃいましたよ、思わず。
暗転してRORが始まる。途中から判ったのですが神バンドが和洋2組と
アベンジャーズが全員揃っておりました。ステージを目視で確認できなかったので
時折超巨大スクリーンに映し出されるステージで「なんかギターが多くね?」と
思う程度で、音的な部厚さは体感できませんでした。
ステージ上の5姫の存在も良く判りませんでした。超モッシュが羨ましかったです。
で最後の最後に5姫がZブロックとBブロックを分けている花道に走ってきて
「We Are!?」
「BABYMETAL!!」
のコール&レスポンスをおこなってくれたので、「あぁ、やっぱり5人全員揃ってたんだ」と
気づくことができました。
レジェンドの名がつくライブはやはり凄いです。凄すぎです。
で、1日目を終えて感じた事。①あの花道はもっと高さが低いほうが良い。
Bブロックの観客にとって、あの花道は「高い壁」でしかなかった。
Zブロックの超モッシュの状況が全く判らないので、会場の一体感を
弱くさせる作用しかなかったと思います。ラストしか使用しないし。
②ステージ側のスピーカー近くの柵近くは、バスドラの低音に鉄柵が共鳴、
反福を繰り返し、音を打ち消してしまい殆ど聴こえない演奏がある、という事。
イメージ的には足元で道路工事の振動音が鳴っている感じです。
私の周りに振動の壁が出来ている感じ。これにはちょっとガッカリしました。
これは全ての柵前が駄目、という事ではなく、実際に演奏が始まってみないと
打ち消しが起こる場所が判らない、と言うこと。1日目のポジショニングは
失敗でした。良い勉強になりました。
と言ってもライブ自体は度肝を抜かれる凄いライブでした。
やはりBABYMETALはライブを体感すべきバンドです。
続きの2日目のライブについてはまた今度。