ホームオーディオの①機器と機器を接続するバランス用アナログケーブルにモガミ2534
と②音響用スピーカースタンドを今回追加で購入。
①は具体的にはミキサーとパワーアンプの接続に使用している。前回、国内録音のアルバムは
どこかしらにカナレ4E6Sの音が入っていると書いた。何故、バランスケーブルにモガミ2534を
追加したかというと、これもプロケーブルのHPに載っていた投稿記事を読んで「試してみよう」と
思ったからだ。iPodからミキサー接続用にはカナレ4E6Sを使用。所謂、ミックス状態。
結果どうであったかと言うと、国内録音のアルバムはこのミックスがベストと思える程良いです。
これ、最強の組み合わせなのではないでしょうか!?どのアルバムを聴いても「適正」な状態と思えます。
例外としては国外で録音されたアルバム。これは聴いてすぐにわかります。そんな時は
iPod用のケーブルをベルデン88760に切り替えればOK。モガミ2534がバランスケーブルとしても
ベルデン88770と比べ遜色無い性能であるため可能。
違いはベルデン88770の方が少し角が立った音、というか、より透明感が高い音になる。悪く言うとエッジがなじんでいない音。
「今日は洋楽を聴くぞ!」と思う日はiPod用はベルデン88760、バランスケーブルをベルデン88770に
替えたほうが、より適正な「フラット」の音になるが、通常は邦楽ばかりなのでたまに洋楽を聴く分にはバランスケーブルはモガミ2534.を固定にする予定。
何故都度ベルデン88770に交換しないか?バランスケーブル換えるのがちょっと面倒だからです。
音の焦点合わせはあと少しの所まで来た。この3週間で左右およそ70cm程カット。2.5mから現在1m815mm。今は5mmカットしては視聴し、その変化を楽しんでいる。
あと数cm以内の所に音の焦点が合う場所がありそうである。
さて、話は変わりますが、音は設備25%、音響75%と言われています。
その75%の「音響」に手を付けることにしました。と言っても我が家はマンションなので大掛かりな
リフォームなどできませんし、お金もありません。という事で今回もプロケーブルの力を借りることに
しました。②の導入です。
プロケーブルのHPに記載されているセッティング方法通りに行うのだが、
これが難しい。スピーカーを斜め上に向けるので、倒れないようにバランスを
考えながらなので、セッティングに左右合わせて3時間ほどかかりました。
途中でバランスを崩し、スピーカーが倒れ、壁に凹みを2箇所作ってしまった(笑)。
で、結果は?と言いますと、嘘でもなんでもなく、スピーカーが傾いた状態を
固定することでスピーカー背面、側面に定在波が無くなり、
前面の壁全体から音がします。それでいて音の定位はしっかりしている。
音離れが良い、というかスピーカーから音が聴こえない感じ。
これは凄いです。このスタンド、特許を取っていて値段が5万円近くするので
躊躇しましたが効果が凄い。後悔なしです。
もうこれ以上は購入するものは無いと思いますが、総額35万円弱で
この音が得られるというのはちょっと信じがたいのではないでしょうか?
聴かなきゃ解らないと思いますが、仮に数百万円かかった、と言っても
「やはり」とか「だよねー」と信じる人が大勢いると思います。
プロ用の一流の機材、ケーブルは実は非常にお手頃価格だった、というのは
意外と知られていない。価格が高い機材が実は二流の性能しかない、って
誰が信じます?でも真実のようです。音が証明しています。
今、BABYMETALを聴きながらブログ書いていますが、BABYMETALの
アルバムは音が悪い、という意見を良く目にしますが、そんなことは全くないです。
敢えて言うなら録音されているゲインが高過ぎるので、パワーアンプに
音を送る前のミキサー側の0dB管理においてゲインを下げる必要があること。
問題点を挙げるとするとそこでしょうか。ただ、これは今の音楽業界は「音が大きい=
良い音」という流れになっているので制作側を責めることはできません。
ヘビーメタルは基本爆音ですからダイナミックレンジが狭いのもしようが無い。
しかし、録音状態はしっかりしている。ピアノの音など非常に素晴らしい。
神バンドのメンバーにピアノの神がいても良いのでは?と思える程です。
アルバムの音は非常に良いと思います。
悪く聞こえてしまうのは再生側の問題。流通している民生用の再生機器、ケーブルのせいです。