T19凄ぇよな松茸・・・中国の見切品でやっと千円切ったよ
スクリームだいぶドリップ出てるけど大丈夫?
T19鍋で食うから平気明日は珍しい品種の導入作業があるんでな、精力付けねば!

松茸、意外と低カロリー低糖質で、値段がどうにかなれば最高のキノコなんですよねぇ、値段が。
コレをスライスして鍋にブチ込み、取り寄せたホシエイの肝マンボウの身と共に茹でる!

写真上がエイ、下がマンボウ。エイから脂が溢れ出し、松茸の匂いが広がり出したら、ニンジンやらレタスやら投入。
まずは松茸から頂きます!・・・美味い!上品なのにしっかりした味!

続いてエイ肝・・・最高!甘さ、程良いしょっぱさと共に舌の上で溶ける深い味わい。見た目のエグさの割にエグ味は無し。
マンボウは煮込んでも身がバラけず、初めはほんのりした塩味なのが噛むほどに魚らしい旨味が染み出てきます♪


高級食材を堪能して早々就寝。
翌日は6時に出社し、午前中は怒られながら(最早毎日恒例)解体作業。昼休憩で爆睡した後、待ちに待った鳥の導入

今までここで出会ったのは、立派な鶏冠の『淡海軍鶏(シャモ)』、白黒のモザイク模様が美しい『淡海横斑(オウハン)』。
そして本日やって来た奴等は・・・おぉ格好良いじゃん

荒々しい毛並、毛が無く真っ赤な皮膚が露出した頭がコンドルみたいな彼等は、『淡海鳥』という意外にシンプルな名前。
イカツい見た目の割に臆病らしく、私が近付くと慌てて逃げたり物陰に隠れたり。

鳴き声は「コケコッコー!」とこれ以上無い位ニワトリらしくて逆に斬新(笑)。
釣りで新魚種釣った時もそうだけど、初めましての生き物に出会うとテンション爆上がって楽しいですね♪


8月が終わり、9月3日。転職先の会社が私の歓迎会を催してくれるとのことで、割烹料理店へ
先輩社員やバイト生も全員参加してて、日頃叱られてばっかなのに、こういう場を設けてもらえるなんて感謝感激です・・・。

あまり喋ってなかった先輩が実はエギンガーだったり、社長がバサーで一誠のファンだったり、共に鶏舎管理やってるYさんは筏釣りのマニアだったりと、転職先に3人も釣師が居るという衝撃の事実が判明

いつも無口な先輩達は話し込んでみたら結構ユーモラスだったりして、酒が入り互いに色んな事を知り合えて、普段の仕事風景からかけ離れた良い雰囲気に。

で、素晴らしいのが10分おきぐらいに運ばれて来る小料理の数々!(今日ばかりは「カロリーが!糖質が!」と言ってたら失礼なので、出された物は全部食べますw)

特に感動したのが北海道産ウニ2種類の食べ比べ

海の香りはくど過ぎず、濃厚な旨味と優しい甘さで、何かもう、こんな美味いウニがこの世にあったのかって感じ。

たま~にスーパーで買う、ケミカルな匂いと苦みが強いウニと差があり過ぎて、まぁカルチャーショックでしたね~。

スッポン鍋ハモしゃぶ等を経て、目玉としてやって来たのは焼き松茸
期待して口へ運ぶと・・・あれ?香りも味も薄くね?弾力がやたら強くて、エリンギ食ってるみたい・・・。

良し悪し語れるほど松茸食べ慣れてないけど、こないだの見切品の方が明らかに濃口で、個人的にはあっちが好き。
松茸で微妙な気分になったものの(笑)、全体的には美味しく、思ってたより腹一杯食べれました♪


歓迎会以後、エギンガーの先輩が特に親しく接してくれるようになり、「敦賀のあの辺りは藻が多いさかい、アオリが溜まる穴場やねん」と耳寄りな情報を頂いたので、11日早朝、敦賀の教えてもらった地磯へ

墨族2.5号をぶっ飛ばしてシャクってると、掌サイズのアオリがチェイス
釣れたも同然だな!」とニヤニヤしてエギを投げ直すと、何やら荒っぽいアタリ!フッキングと同時に走る走る!

ボトムに向かって猛ダッシュ!ドラグ鳴りっ放し!大物には違いないが・・・これイカじゃなくて魚だろ
見えたのは橙色の魚体!キジハタじゃん!と次の瞬間ヘッドシェイク1発でバラシ・・・まぁ、エギで戦う相手じゃないわな

BOXを開く。今日はエギングの予定故ジグもワームも入ってない・・・。
一旦車に戻り、何か武器は無いかシートの下を覗き込んでいきます(笑)。そしたら後部席の下にキラッと光るモノ!

・・・魚子メタル10グラム・・・コイツでやるしかねぇ

てことで急遽スーパーライトショアジギングにてキジハタリベンジに移行!ブッ飛ばしてフォール。

ジグは1つだけ。根掛かったら終わりだし、奴等ならボトム離れてても食い上げて来るだろうし、底は取らずシャクり始める。
すると早速バイト!さっきのよりは弱いものの、底へグイグイ引っ張るこの引きは・・・!

キジハタ君!ちっこくても朝陽に照らされ綺麗です!岡崎を立つ前に密かにエグっていたアルテグラに入魂完了♪

リリース後、同様の攻め方でまたすぐHIT

ちょこっとサイズアップ

しかしキープするには微妙な大きさで、この時は「もっとデカいの釣れるでしょ」と思ってて、この子もリリース。

でも以降キジハタからの音沙汰は無く、大岩の側面に貼り付いてる小さなカサゴがポロポロ釣れたのみ。
9時を過ぎると暑苦しくなり、耐え切れず納竿しました・・・。


会社にそこそこ馴染めて、釣り話の相手も増え、転職活動は一件落着!・・・でもないんですよねぇ

13日、社長に呼ばれ「鳥の飼育はYさんに任せて、捌きの現場メインで働いてほしい」と。

いや、確かに面接で飼育以外もやってもらうと言われたけど、俺はあくまで養鶏やりたくて応募したのに、そりゃ無いぜ!
鶏舎入れるのは半日だけって現状すら快く思ってないのが、今後は1日中解体
調理って・・・。

もちろん、鳥を〆て切り分け美味しく料理するのは尊い仕事です。
が、大変申し訳無いんですが、個人的に調理の世界に進みたいって気持ちは皆無で、やっぱ生きてる鳥に携わりたい

マズい、非常にマズい事になった

入社1ヵ月の立場で社長の意向を拒否するのは宜しくないが、絶対に承諾するわけにはいかない何か策を練らねば・・・。


今回の決まり手WハンターアジングアルテグラC2000Sナイロン4ポンド魚子メタル

こんにちは!親を旅行に連れてってあげようかと、どこ行きたいか聞いたら「黒部ダム!」と言われたT19です。

アクセス難し過ぎて、移動だけで1日終わりそうなんだがどうしよう・・・。

 

エヌエフ60(ノリーズ)

6.5センチ17グラム。田辺プロがプロデュースしたバス用フロッグで、1100円という手頃な価格が嬉しいです♪
狙った位置まで一直線に飛び、ターンやドッグウォークを容易くこなし、高確率でフッキングが決まり、性能面は言う事無し

優れたフロッグに違いないんだけど、昔のアメルアやインディーズトップみたいなポップなカラーリングは、私みたいなマニアックな人間にはブッ刺さる一方、リアル指向なデザインを好む方には敬遠されちゃうかも。

ちなみに田辺プロ、かなり流れが速くデカい流木が漂ってるポイントでこのNF60を使ってました。
あんな場所、私だったら糸切れが怖くてそもそも攻める気になれんだろうし、臆さない事もプロの強さの所以なのでしょう。

キッカーフロッグ(エバーグリーン)

フロッグと言うとサザンルアーやスナッグプルーフが主流で、そもそもフロッグの釣り自体がマイナーだった時代に現れ、日本でのフロッグユーザーを爆増させた名作です♪

5センチ9グラムタックルを選ばない1口サイズ、込み入ったカバーを難無く乗り越える安定性、高いフッキング率!
人気になって当然な優等生ですが、惜しむらくは吊るしのままじゃ使えずシーリングが必要な事と、飛距離がイマイチな事。

ライギョが居たらバスより先に突っ込んで来て大抵丸呑みしてしまうので、マウスオープナーやフォーセップは必携。
7センチ、17グラムに大幅サイズアップした『ダディ』ってモデルもありました。

キッカーフロッグ(エバーグリーン)

そんなキッカーですが、日本の蛙使いが増え、その目が肥えてきた事を受けてか、2010年、菊本プロ監修の下パワーアップ
まず、5.8センチ13グラムにちょっとだけ大型化、高浮力化してチューニングが不要に。

腹にスリ抜け能力を上げるためのキールが刻まれ、コネクターアイと質の良いスカートを装備。
カラーチャートも一新されて、リアルなベイトカラーからクワガタ、ネズミみたいなお遊び色までラインナップ。

操作性も格段に良くなり、どんなタックルでもブッ飛んでビシバシ首振りするんですからホント隙の無い仕上がりです♪
リニューアルから14年経った今でも堂々の現行品!お値段1200円で気軽に買える、バサーの心強い味方。

ダニーダック(ウェスティン)

イギリス出身のカモです。ユル~い外見ながら、すり抜けの良さそうな頭、針を守るように左右へ張り出た体は結構実用的。
タダ巻きでは薄い脚が細かく震え、カモが水を掻いて進んでるようでなかなかリアルです!

唾を吐きながらクイックに首を振らせることも可能。ボディが軟らかくフッキングも良好
ただ、喉と腹の辺りから浸水し易く、アクションさせてるとすぐ沈んじゃうんで、本気で使うならシーリングが必要・・・。

ウェスティンルアーはベイトフィッシュモチーフのリアル系が中心で、良く言えば質実、悪く言えばパッとしないラインナップ。
その中コイツだけが妙に浮いていて(笑)、どういう経緯で開発されたのか気になります。

ブロンズアイシャッド(SPRO)

2010年代に流行ったブロンズアイシリーズの一員で、船底形のベリー部左右ではなく上下に伸びたスカートを持ってます。
これは兄貴ブロンズアイフロッグ65の首振り性能を更に尖らせるためのデザインで、華麗なスライディングを決めてくれますよ!

6.5センチ1/2オンスの扱い易いサイズ、硬過ぎず軟らか過ぎない皮により、スケーティングフロッグ(飛距離に難あり)やアイオビー(スナッグレス性に難あり)といった似たコンセプトのフロッグを見事凌駕してますね。

ふてぶてしい表情は好き嫌い分かれそうだけど(笑)、入手が難しく出会えた人はラッキーです。
SPROらしく、もっとはっちゃけた面白カラーがあっても良いのに、地味なベイトフィッシュ色ばかりなのがちょい残念。

ポッパーフロッグ(エバーグリーン)

17年前の雑誌にて、既にポッパー系フロッグの代表的存在として紹介されていた名作。
大口を開いた寸胴故、大きなサウンドは出せるも小技は利かず、ライトカバーでのネチっこいアピールに特化してます。

現在では、首振りもこなすエビガエルやヘビーカバーにも対応可能なバスターク等、より機能的なポッパータイプが色々出ており、ぶっちゃけ全盛期が終わっちゃった感があります・・・。

しかし!後発のスカーテッドダータービッグバイトが次々廃盤になる中、何とこのポッパーフロッグはニューカラーを追加しつつ今なお販売中!メーカーにもユーザーにも愛されてる証でしょうか。6センチ18グラム

実家へ引越、9年振りランカーバスGET、転職先で働き初めと、内容濃過ぎな3日間が明けた、8月3日
朝5時に家を出るも、会社へ向かうのが嫌で嫌で仕方ないT19です・・・。

何せ昨日の初勤務、いきなり包丁渡され、意味不な単語が飛び交う鳥の解体作業に放り込まれ、説明も無いまま怒られ、昼からは突如現れたお爺ちゃんとひたすら鶏舎の掃き掃除という、波乱の幕開けだったもので・・・。

この日も午前中は解体作業。先輩達の猿真似で鳥を捌きますが、「♂のもみじは抜くんや!」とか「ヒモん中洗わな具合悪いやろ!」とか、内容はサッパリでも口調から叱られてるって事だけは解かる言葉を投げられ続け、気付けば涙目に。

昼休憩。真っ青な空を見上げ、「転職失敗しちゃったかな・・・」と独り呟く。
厳しかった広島のヒヨコ育雛場でも仕事のイロハは教えてくれたし、愛知の採卵場は穏やかな人ばかりでした。

それが今回入ったこの鳥肉屋、社長は面接で「ちゃんと研修する」と言ってたのにこの扱い・・・。
でもなぁ、またすぐ転職は情けないし、父ちゃん母ちゃんにも申し訳無いよなぁ

休憩明け。昨日同様、あのお爺ちゃんが私の元に来ました。彼はYさんという、この会社でたった1人の飼育担当者。
言葉足らずで話の意味は理解し難いものの、常に笑顔な気の良い方で、他の先輩社員達よりずっと喋り易いです。

Yさんに連れられ、昨日掃除した鶏舎へ。

そして一斉に振り向くニワトリ達。毛並の良い1羽が私の前へ歩いて来て、「コォコココッ!」と一声。

アタシがこの群れのボスだって?昨日聞いたよやっぱニワトリの言葉の方が解かり易いただ・・・

・・・お前、何か昨日と違くない

T19こんなダダみたいな色だったか?
Yさん横斑は綺麗やんな
T19おうはん?品種の名前ですか?
Yさんせや隣部屋から引越させてん
T19昨日ここに居た♂鳥達は?
Yさん軍鶏か?あいつら皆BBQセットになってもうとるがな今朝自分ら捌いたやろ?
T19えっ

・・・そっか、昨日のアイツ、もう居ないのか仲良くなろうと思ったのになぁ
自らが育て上げた鳥の命を、自らの手で絶って、それを売る・・・これが肉鳥養鶏・・・当たり前の事だけれども

どんよりした気分で鳥の餌にカルシウムを混ぜる作業を行い、2日目の勤務終了。

退勤しようとしたら、社長が出て来て「どや?卵鳥とは勝手が違ってしんどいやろ?」と。

T19鳥捌くのって思ってたより難しいですね上手くやれず申し訳無いです
社長初めてでいきなり完璧にはでけへんて!今は辛いやろけど、難しい事に挑戦するんは絶対人生の糧になるんやし、折れたらあかんで!
T19「・・・はい、ありがとうございます
社長ま、これでも食うて元気出しぃ!あげるわ

社長はそう言って、店のショーケースからトレーを1つ取り出し、私に手渡してくれました。

新鮮な地鶏肉でしか作れない、この店の人気商品。

・・・俺、こういうのに弱いんだよなぁ
辞めたい」と思ってたのが、社長の言葉とわら焼きによって「頑張るしかねぇ」って速攻気が変わる、単純過ぎる男T19。


それから毎日、午前の解体作業では先輩達の動きをよく見て、叱られた意味を考え、ガムシャラになりたい気持ちを抑え肉を傷めぬよう冷静に刃を入れる事を心掛けました。

午後からの鶏舎作業では、Yさんが飼育で拘ってる点を細かくメモ。そして帰宅後は・・・。

T19今夜も、始めるか・・・」
デビル釣りに行こうよっ!
T19今はそれどころじゃない試用期間で首切られてごらん?釣りどころか生活も儘ならんぞ特訓開始だ!

T19あ~難い・・・手羽が難い!
アンカニー雀は小さ過ぎて徒に難易度が上がってしまうのでは・・・」
T19そりゃニワトリの解体練習には丸鶏使うのが1番だが、金掛かるし何羽も切ったら食い切れんでしょだからベトナム産の食用スズメが良い落とし所なのそれに美味いんだよスズメ肉
アンカニーそもそも自宅練習までされる必要はあるのでしょうか・・・」
デビルそうだよっ!この時間で釣りしたら良いのにさ
T19まぁまぁ、釣りは週1で行けてるから良いじゃん
デビルマスター最近ディープクランクしか使わないしデビル達はつまんないのっ!
T19だって釣れるんだもんディープクランク・・・」


そんなこんなで日は流れ、8月18日
先輩A軍鶏ネギ500切っといて!
T19内臓もその流れで?
先輩Bまだトレー2枚!
先輩Aほなリセットして骨抜こか
T19はい!腿からいきますね!
先輩C腿は焼鳥分取ってや
T19ミンチカットにします?
先輩Cハーフでええよ
T19はい!

入社2週間。業務の流れや用語が大体解かってきて、技術的には全然ですが、一応作業に付いて行けるようにはなりました。
当初は絶望してたのに、人間意外と何とかなるもんだなぁって感じです。


21日は休日。日付が変わると同時に最近ドハマり中のディープクランキングポイントへ

頼むぞディープX!ロクマル狙ってこうぜ

で、機嫌良くてやる気満々な時ほど釣れないもんで、ディープSIXが根掛かりタイムロス(救出成功)。

ディープX300も根掛かり(救出失敗)。

今日ダメだな・・・気分転換しよ」と、投げたのはティンバーの姉上、ホットリップス
ティンバー以上にリップがゴツく、巻き抵抗は重くまぁ使いにくいんですが(笑)、たまに投げたくなる不思議な魅力の持ち主。

相変わらず巻き心地は強烈。でも障害物回避力はメッチャ高く、ゴロタを次々クリアするホットリップス。そして・・・ガツン
おっしゃHIT~

やっと35センチ君が来てくれました!

以後クランク以外に色々投げるも一切アタらず終了。水位も水質も悪くないのに、このポイントにしては乏しい結果に・・・。

さすがに毎週毎週暴れ過ぎたかもしれないんで、次回は別のポイントを訪ねようかと思います・・・。


今回の決まり手プロガイドIM6カルカッタ200XTナイロン25ポンドホットリップス

こんにちは!新しい職場で初めてのお給料がもらえて、親に何か買ってあげようと思うものの、何なら喜んでくれるかよく分からず悩んでるT19です・・・。

 

大どんぐりマウス鯰SP(ビバ)

すっかりビバの定番となった大どんぐりマウスにバーブレスWフックを持たせ、背中にナマズのイラストを描いた仕様。
どう言うわけかノーマル版よりカラバリが多く、アピール色ナチュラル色共に充実してます♪

水上でお尻を弾ませ軽快に騒いでくれるんだけど、私が持ってた個体は使い手から見て左にターンしつつ進む癖がありました。
しかし野池のオーバーハングと平行に投げ、木陰に滑り込ますことで3連続バイトもらえたから、一概に欠点とも言えません。

問題なのはその3バイトを全部弾いちゃったこと(笑)。やっぱWフック直結はリング+トレブルには敵いませんね。
7センチ20グラム1900円とまぁまぁなお値段しますから、キャストミスには要注意。

キャタピー(スミス)

2007年誕生。マナマズをターゲットにした初めてのルアーで、ナマズトップの楽しさを流布させた名作。
見ての通り芋虫がモチーフになっており、リアルで不気味な色やお菓子みたいで美味そうな色などカラーも豊富です♪

 

吊るしだと目が無くて空洞になってて、そこにケミホタルを挿し込んでやれば、それが光る目玉となるナイスデザイン!

しかし自分が起こした波に頭部が隠れちゃうため、ナイトゲームでの視認性はあんま良くありません(笑)。

 

今年、その点を改善して脳天にもケミホ穴が開いたキャタピーⅡに進化した模様。

サウンドはジタバグよりやや大人しめな印象です。7センチ14.5グラム

ナマジー(スミス)

ナマズゲーム人気が高まり出した2009年に発売。先輩キャタピーがジタバグタイプだったのに対し、コイツはバドタイプ。
空き缶が体から抜けなくなったナマズという最高に愛らしい姿をしてて、下顎のヒゲまでしっかり造形されてるのも良い♪

バドのブレードに当たる部分はプラ製の尻尾で、中に小さなラトルが1つ。ぶっちゃけサウンドは静かで物足りません
まぁナマズにはバド系の金属音を嫌う個体が多いし、デザインの面白さも重視されてこの尻尾になったんでしょう。

だったらボディにラトル入れまくってほしかった、と思わなくもないですが・・・。
やや水面下に入り易いものの、大きくテールを左右させて生み出す複雑な水ヨレは、ナマズはもちろんバスにも効果抜群!

ノイズィー(DUEL)

正三角のリップ、ギラギラのジョイントボディに複雑な音質のラトル、テールにはプロップとフェザーフックという、トップウォーターのアピール要素を詰め込みまくったデザイン!(コレにブレードが加わったナマズ用モデルもあったなぁ)

しかしこの手のてんこ盛りノイジーの例に洩れず、どうしても各々の要素が中途半端な感じ・・・。
思い切ってペラとフェザーフックを外してみたら、安定して大きくウォブンロールするウェイクベイトに化けてくれました♪

廃盤になったかと思いきや、こないだ『ウェイクライダー』と改名してちゃっかり復活。
10.5センチ28グラム。クリアコートが薄くテカテカしてなくて、魚の歯傷が目立つのが個人的お気に入りポイント(笑)。

バズジェットボーン(デプス)


「ジョロジョロ・・・」って独特な音でバスを虜にするバズジェットのボーン素材モデル。釣れるのは一々言うまでもありません
ノーマルモデルがベイトカラーやブラック、チャートなど定番色ばかりだったのに対し、このボーンはポップな色が沢山

花柄、豹柄、蜘蛛や龍が描かれた色など、珍しいカラーばかり。1匹2千円もするから気軽にコレクションできないけど・・・。

私が持ってる子は、顔の輪郭ガン無視してド派手なシャークマウスが塗られてます♪

 

少年時代の夏休み、近くに駐車場が無くて大人が滅多に来ないポイントでコイツ投げ倒して、何度も良い想いしましたねぇ。

コイツが強過ぎて、実はノーマルバズジェットをあんま使ったことがありません(笑)。

ポコクロ(ダイワ)

ザラついた軟体を持ち、フロントアイにブレード、リアアイは肥大化した軟質素材になっていて(フックが暴れ過ぎて魚の目を貫きそうでちと怖い)、明らかにナマズを視野に入れて作られてるクローラーです。

カエルカラーがよく似合う可愛い顔に一目惚れして衝動買いしたものの、性能面ではだいぶガッカリな子でした・・・。
立ち上がりも安定性も最悪レベル。竿先上げて糸が水面を這わないよう気遣い、ゆ~っくり巻いて初めてクロールします。

水ヨレは生物的でもサウンドはショボく、デカナマズが好むラフウォーターでの使用は難しいんじゃないかと。
ダイワ公式サイトには既に名前が無く、ナチュラムでは60%OFFなのにずっと売れ残ってて、やはり評価は厳しいみたい。

T19「・・・以上が志望理由です
社長成程!両親のお世話と、キャリアの継続と、趣味と立派やね!もちろん来てくれはるんは大歓迎ですわ
T19ありがとうございます
社長ただね、ウチは店回さなあかんし、飼育だけっちゅうわけにはいかんのっすよね鳥飼って、捌いて、売って、全部やる必要がありますまずは解体からスタートかな
T19か、解体ですか・・・」
社長ま、ちゃんと研修するさかい大丈夫ですよ


7月2日、昼まで釣りして、夕方実家に顔出すまでの間、実は仕事の面接に行ってました。

伺ったのは滋賀の鳥肉専門店。飼育~販売までを自社でこなし、私が前に食して感動した地鶏もみじはここの商品。

お店が正社員募集してるのを見付け、経験を活かせそうだし、実家から近いし、手当も充実してるし、迷わず応募。

自分で言うのもなんですが、人材不足の養鶏業界において、20~30代の経験者、つまり私みたいのは貴重な存在。
だから私T19、「それなりに活躍できるだろう」と高を括っておりました。

・・・が、私が8年やってきたのはあくまで卵鳥の飼育
卵鳥も肉鳥も『ニワトリ』であることに変わりなく(セントバーナードもチワワも『イエイヌ』なのと一緒)、飼うだけならそんな変わらんはずですが、❝捌く❞となると未知の世界、❝売る❞ってのは苦手な接客業で、一気に自信無くなってしまう・・・。

でもやっぱ、実家から通えてすぐ側に琵琶湖って立地は捨て難く、取り敢えず内定は頂けたから、そのお店で働くことを決意しました。


そんなわけで採卵場を退職。7月31日愛知県岡崎市に最後の別れを告げ、滋賀県大津市へ向かいます!
高速の三重ルートが1番早いのですが、時間はあるし岐阜ルートから長浜まで行って下道に降り、高島より琵琶湖西岸を南下。

釣れそうなポイントが次々目に映り、タックルを車に積んではいるものの、暑くて釣りする気は出ません・・・。
車内温度すらエアコンMAXにしても30度以下に下がらんし、ホント今年の夏暑過ぎ!

今津らへんにて、ある床屋さんの軒先にデカい怪獣の像が立ってて、1度は何の気無しに通り過ぎるも、「あれ?あの怪獣、見覚えあるぞ?」と気付き、気になってUターン。

ゴジラ体型の実にオーソドックスな怪獣。何か既視感あるんよなぁ。

よく見たら怪獣が乗ってる台に擦り切れた文字で何か書いてある。

びわ湖タワー・・・そうか!想い出した!お前壊されずに済んだのか!随分色白になっちゃって

かつて、琵琶湖大橋の西に『びわ湖タワー』って遊園地があったんですよ。

遊べて、宿泊もできた太っ腹な施設で、招き猫ならぬ招き怪獣として橋のすぐ側に立ってたのがコイツでした。

守山へ行く(=橋を渡る)時はいつも見送ってくれて、大津に帰って来た時は出迎えてくれた、アイツ。

びわ湖タワーは2001年に潰れちゃって解体され、怪獣像も姿を消してしまったのですが、こんな所で再会できるとは!


センチメンタルな気分でドライブを続け、実家着。夜になり涼しくなったのを見計らって釣りに出発です!
mazumeのアップデート装備で、先日から楽しませてもらってる河川ポイントに突入!

真夏のバスは夜行性個体が多くなる。まずは中層をコンバットクランク250で攻めるも無。
DXフリー3でもう少し潜らせたら、川底の岩々の凸を掠める、良いレンジに当たりました!ルアーが岩を突いた瞬間バイト

T1939センチ!
ティンバーこの場所ええな!50アップ居るやろ!
T19ボトムの凹凸の凹、それも流れの中なら
ティンバーウチが行ったろ!
T19お前じゃもう1つかも
ティンバー何でや!ウチゃ速攻で5メーターぐらい潜るで!
T19潜るスピードより、浮くスピードが大事な気がする流れに負けない浮力・・・マグナムヘルベンダー、コイツにしよ
ティンバー久々の出番や思うたのに
T19流れに乗っけてルアーを送る流れのヨレで潜らせるで、ボトムを叩く
ガチッ
ティンバーあ~あ、根掛かりちゃうの?
T19って思うじゃん?
フワー・・・ガツン!

HIT!引きが重々しくてナマズっぽい。まぁ狙い通り食わせたことは魚種関係無く嬉しいもんです。
と思ったら浮上したのはバス!しかもデカい!見事な大口にビビりつつハンドランディング!

よっっっしゃ!こりゃランカーだろ!?
ルアー外して計測・・・52センチ!?キター!9年振り、30代初、令和初の50アップバス!大満足で納竿できました♪


8月1日は昼から両親に連れられいきなりステーキへ

就職のお祝い」と言われ食わせてもらったのは、400グラムのリブロースステーキ

栄養制限してる私にとっては圧巻のボリューム飯!
それでも肉汁が溢れる度に広がる濃厚な旨味が幸せ過ぎて、何やかんや完食(お蔭で晩飯は蒟蒻になったけどw)。

夜は自室の片付け。古いアルバムが出てきて、幼少期の私の写真を大量発掘

結局片付けは進まず、おぼろげな想い出を懐かしんでおりました。

T19コレはチャリで南湖1周した時のこの頃から格好付けで冒険好きだったんだよなぁ
これも大津?今と全然街並みが違うね
T19大津は洒落た街になってきてるよ俺が居なかったここ数年間は特に
でもこうして戻って来て、養鶏も続けられるんだし良かったじゃん
T19だよなぁ、いよいよ明日から勤務開始か・・・ヤバい!今何時!?
22時
T19寝にゃいかん!


8月2日。朝5時に家出て車で10分ちょっと走り、新しい職場へ
きっと活躍できる!」と、期待に胸を膨らませ出社!すると社長がマスク、エプロン、大小2本の包丁を差し出す。

ある部屋に案内され、入ると強烈な洗剤の匂い鳥肌が立つ冷気。巨大なまな板が何枚もある。
やがて先輩達が出社され、挨拶こそすれ皆忙しそうで、落ち着いて自己紹介できる空気じゃない。

程無く部屋に運ばれて来たのは、頭と羽毛が無い、いわゆる丸鶏。なんだけど、首に血が滲んでて、所々毛が残ってる。
そんなのが何十羽も運び込まれると、2名の先輩が次々に鳥の解体を始め、他メンバーの前に脚と胸の部分を配っていく。

私の前にも脚4本胸4枚が置かれ、横に立ってた先輩が「ほな切ってこか」と。
先輩は凄い速さで脚と胸に切り込みを入れて骨を綺麗に抜き取り、肉を細かく切り分け、「こんな感じ」と一言。

状況が全く掴めないまま、右手で包丁を掴み、左手で鳥の脚を掴む・・・メッチャ暖かい・・・。

刃先が上手く入らずオロオロしてたら、先輩の1人が私に、「牛刀使たらあかん!」と叫ぶ。

・・・俺、怒られた・・・

それからも「バットこっち!」、「カッパ残せ!」等と言ってくる先輩達だけど、みんなマスクしてて表情が読めないし、何に対しての注意なのかも解からず、涙目になり半ばパニック状態な私T19、ひたすら見様見真似を続け午前業務が終了

昼休憩は75分とのことで、私は指定されたベッドに倒れ込んで仮眠、と言うより気絶
休憩明け、私の前に細身のお爺ちゃんが来て、「♂の部屋からやろか」と言われるまま、木造の建屋に入ると・・・。

一斉に振り向く、大柄なニワトリ達毛並の良い1羽がズシズシ歩いて来て、私にガン飛ばし、「コァァァッ!」と一声。

・・・へへっ、解かる解かるよ。「おい新入り、オレがこの群れの長だって言ったんだろ

今日会った中で、お前の言葉が1番解かり易い


今回の決まり手プロガイドIM6カルカッタ200XTナイロン25ポンドDXフリー3.0マグナムヘルベンダー