昨日に続いて本日も雛飾りの一つをご紹介します。
本来は羽子板形の硯箱ですがそこに描かれた図がとても興味深い
(^-^)/
古い泥絵具を用いて平安貴族が宮廷と思われる場所で
祝いの行事を行っている図ではないかと思います。
絵の具が剥がれ下の胡粉が覗いて見える箇所も多々見られ
江戸期以上の古い時代のものだと思いますがはっきりとは判りません。
剥離が多くて判りにくいのですがよ~く目を凝らしてみると
大勢の男女が見守る中
牛車のような輿から女性が降りようとしています。
中央には三方に載せられた餅も描かれています。
左下には舟も見えます。
硯が入っている方は比較的絵の具の色が残っています。
御簾の中の男女の前で
祝いの舞いを舞ってる図が描かれています。
この商品は ギャラリーHISAKOのホームページ
の 「骨董品一覧」→ 『塗物・家具』ページに詳細upしております。
お時間ございましたら覗いて見てください。