特命を帯びて最後にヨーロッパに飛んだのは昨年の12月のことだ。

どんな特命だったのか忘れてしまったが,今にして思えば既にコロナ禍が始まっていたかもしれない時期である。

飛行機飛行機、新幹線ユーロスター(電車)、車タクシー、バスバス、地下鉄メトロ、船クルーズ船、

そして競馬メリーゴーランドといった幾多のノリモノを乗り継いで、

3密にも4蜜にもなりながら8蜜まで舐めて帰国したが、おかげさまでなんとか元気です。ホットケーキ

 

こんな時期なんだけど、外出自粛、ステイ・ホームということで今までの思い出を整理して振り返ったり、かけがえのない日常を守り続けることも大切なことだと思い、緊急事熊宣言で生まれた貴重な時間を使って久しぶりに続きをタイプしてることをご容赦願いたい。

なお、医療の前線で人々の健康・命を守って下さっている関連の皆様、食料など生活必需品の生産、調達、販売などで暮らしを守って頂いている方々、水道や電気ガスなどのライフライン、政治家や自治体、金融、警察や消防などありとあらゆる日常を守ってくださっている皆様に、この場を借りて深く感謝いたします。

 

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さてさて、ルーヴル探訪の翌日も美と食を巡る旅は続く。

パリといえばスイーツ。スィーツといえばパリ。

パリはスィーツの聖地とまで言われ大統領の名前までもマカロンしてるくらいだ(うそ)

                                     正しくはマクロンさん... m(uu )m

 

どんな訳(わけ)か分からないけどそんな訳(わけ)で、

本日の”食”はショクラトリー(チョコレート屋さん)の食、

美はピカソ美術館の”美”、ドはドーナッツのドでいってみようと思う。

 

 

ホテル最寄りのメトロ駅へはチュルリー公園を抜けていく。
 
誰もいない朝の遊園地というのは1分の1サイズのブリキのおもちゃの様だ。

オルゴールのネジが切れて、時が止まってしまったかのような公園を独り占めして歩く。

 
どこかに潜んでいたケムール星人がスキップしながら観覧車の前を横切ったりしそうな円谷風ウルトラQな景色のなかを進んでいくと、赤い服を着た恰幅の良い男性が向こう向きに倒れている。ぎょっとして近寄ってみると等身大のサンタ・クロース人形だった。
(チコちゃんからサンタクロースの等身大というのはどのくらい?とか訊かれたら「え⁉」ってなっちゃうんだけどね・・・まぁ雰囲気です)
 
周りを見渡すと”くるみ割り人形”みたいな等身大のおもちゃの兵隊さんがいたり、”チキチキマシン猛レース”のポッポSLがカラフルになった現物大の乗り物があったりと、近々オープンするクリスマスマーケットの小道具セットがミュージアムのように、そこかしこに置かれていたのである。
 
 
 
 
  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車  観覧車
 

パリのメトロ駅では通路に張られた映画やショーのポスターなどを見て歩くのも楽しいが、ホームにも街にちなんだ装飾や美しい壁画が施されていて電車待ちや乗り換え時間も嬉しい。

この日、最初に降り立ったのはバスチーユ駅。丸の内線の四谷の様に地下鉄なのに地上に止まる駅だ。

 

 

その昔、この地で民衆が牢獄を襲撃したのが発端となってフランス革命が始まったという。

ホームの壁にはその時に立ち上がる民衆達の様子が色彩豊かに描かれていた。

ご存知「ベルサイユのばら」では民衆と共に戦ったオスカル絶命の地がバスチーユ広場ということで、ファンにとっては忘れられない地名であろう。

この襲撃の日である7月14日がフランス革命記念日(パリ祭)だ。
なぜそんなことを”そら”で覚えているのかというと、日本では7・14(ないし)で内視鏡記念日というダジャレ記念日なのである。居酒屋トークネタね (*^^*)d
これに気付いてから毎年・・・・なんとなく、ちょっとフランスに「オヤジギャグですみません」という気持ちになる日なのである。
 
 カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ
 
駅を出て、歩く道すがらに目にする落書き(?)も素晴らしくアートしてる。
日本でよく見かけるスプレー缶で書かれたミミズ文字とは違って、知的でクールで創造的だ。
そのうちのいくつかは切り取って持ち帰りたかったが、
そこまで大きな旅行バックを持ってきてないのでやめておいた。
 
 

 
つづく。
 
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え?冒頭の緊急事態宣言のくだりに違和感を覚えた? ほう・・・。

どのあたりで?

違和感を覚えた貴方・・・

 

          流石(サスガ)ビックリマーク である。

 

上の文章の 「・・~大切なことだと思い緊急事熊宣言で生まれた自粛時間~・・」の部分。

”事態”(ジタイ)の”態”(タイ)が”熊”(クマ) クマ であることに気がついた貴方、

「緊急時に熊(クマ)クマ宣言って何?」とツッコミを入れたキミ、

並外れて高いIQの持ち主である。これは東大王のチョー難問に匹敵する問題!・・のはず。

えらい! 

 

・・・・ま、スーパーサラリーマン的にはIQより愛嬌のが大事なんだけどね。

 

ではでは パー

 

ご無沙汰すぎて忘れらられてしまったかなと心配していた今日この頃、
謎の友人(?)チャン・マコより、連載中のブログのナンバーが20から22になりましたが21を忘れてませんか?、という御指摘が入った。
 
                     「紅の豚の愛機はS21型だったな…」
 
ここにご無沙汰、並びに21番へ愛着と拘りを持つ皆様へのお詫びと共に、
先週訪問したホヤホヤのロンドンやパリのクリスマスマーケットの様子レポートも混じえながら、アップを忘れていた記事をあらためてリメイクして公開させて頂きますm(_uu_)m
 
フォーエバー21!
 
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今月、安部総理はアジアの平和と経済安定の為に中国に向かったが、
私はロンドン→パリへと飛ぶことになった。御守り代わりの、ちびすけトトロを連れて。
 
 
 
              (開館を待つ"ちびすけトトロ"@大英博物館)
 
「自分探しの旅」である。うかうかしてると「自分が探される、度々…」という感じになりそうなので絶賛長期連載中の昨年のテーマ「美と食」に加えて健康のため「動」(スポーツ)を目的に加えてみた。
 
欧州のクリスマスマーケットはドイツが有名だが、至るところで素敵なイベントが開催されていることはあまり知られていない。
一年中クリスマスだと良いのにと思っているクリスマス好きな私は、イギリスビールロンドンでは大観覧車ロンドン・アイの麓ジュビリー・ガーデンズやコベントガーデンのクリスマス・マーケット、、
ユーロスター(鉄道)でフランスワインパリに移動してルーブル美術館横のチュルリー公園のクリスマスベルクリスマスマーケット等々に足を運んでみた。どこも絵本の中のように綺麗で美味しくて面白い‼
ロンドンでは憧れのプレミアリーグ(サッカー)観戦をメニューに添えてクリスマスを楽しんでみた。
いったい何本のクリスマス・ツリーを目にしたのだろう…。
記憶と記録に残ったロンドンのツリー達をいくつかお披露目しよう。
 
 
カメラ写真左上から時計回りに
【ウエスト・ミンスターの教会ツリー】
空港からホテルに向かうタクシーの中からロンドンで初めて見たツリーだ。
テンションあがるっしょ、これは。ビックベンはお化粧直し中。それも滅多に見られないお姿なので、ある意味貴重さ(’-’*)♪
 
【セントパンクラス駅のツリー】
ハリー・ポッターの9と4分の3番線で例の壁に抜けてく記念撮影してから、ユーロスターでパリへ!♪銀河鉄道999を聴きながらギター
            この日、一人の女の子がホグワーツへ旅立って行った…。
         イヤイヤしてて行きたくなさそうだったが頑張ってほしい。グリフィンドールに入れますように。
         「エクスペクト・パトローナム!」
 
【チェルシーFC(サッカーチーム)スタジアム】
シートが確保できたとeチケットが届いたのは観戦前日の夜。
夜中にバウチャーをプリントアウトしてくれたコンシェルジュに感謝なり。
ムリクリなメリクリ観戦に大興奮花火
 
【交通博物館のツリー】
Ⓜメトロマークのオーナメントに鉄分が萌える(*´-`)
 
パリの写真はまたいつか・・。
 
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以下、アップを忘れていた「その21」篇
 
 
 
 
セーヌ川で釣りをしよう!というのも私の人生でやりたいこと百選メモに入っている。
見えないだろうけどこう見えて若いころは水槽学部に所属していたこともある。
将来は偉大な指揮者となってノダメとたのしい人生を送ろうと夢見たものだ(うそ)
その吹奏楽ではなくて、この水槽学部は中学生の頃に組織に属すことを嫌う帰宅部の友人達と作った春~夏の水遊び期間限定部活である。
謎の未公認非行団体。UFO
 
初めてパリに来たとき橋を渡りながらふと下を眺めると一人で釣りしてる少年がいた。
早速、そこに下りていって「やぁ少年、私は日本では知られた釣り師なんだよ」と漫画「釣りきち三平」で得た知識をひけらかしてみたかったがフランス語は話せないのでやめた。
暫く何が釣れるのか観察してたが結局アタリもなかったようなので何もいないのかなとその場を去ったのだが、妙にそんなつまらないことを今でも覚えていて、
何が釣れるのか…ロンドンに向かう機内でふと思い出しググってみた。。。ら、なんと体長2m位のとてつもない大きなうお座魚がセーヌ川には潜んでいるらしい。。。。びっくり
惜しい…。あのとき川辺に下りていって私が手解きをしてあげたら少年は超オオモノを釣り上げて、今でもセーヌの都市伝説となっていたことだろう。
 
水槽楽部はラッパは吹かずにホラを吹く、と言われている。。。(=^_^=
 
遠い昔のパリの思い出話だ。
 
 
 
 
 
焼け落ちて再建中のノートルダム大聖堂。今はまだ立ち入り禁止である(T_T)
 
ではでは パー

ルーブルは5回目・・くらいだろか。

作品は一通り全部見たの?

とよく聞かれるが・・

「むちゃ言っちゃいけないよ~、サクラ」(フーテンの寅さん風に)である。

「 さぁ~この線から入っちゃいけないよ」

展示作品が約35,000点。仮に1作品5分の視察ツアーを組んだとしてみると 全部で2,917時間。一日8時間労働に当て込むと365日だ。 

ホワイト企業らしく一か月20日通勤?とするとゆうに18か月はかかる計算だ。

 え? ご予算ですか? チケットがざっくり1,500円として55万円。 宿泊費が15,000円として都合810万円。おおまけにまけて合計で約865万円となりますがお客さんいかがでしょう。

  はい? 1作品5分も見ない?見かけによらずケチだね~お客さん。 

例えば1作品当たり1分の弾丸視察だと都合190万円とお得にはなりますね。

  更に今回に限り1作品30秒という超ウルトラスーパー弾丸コースをご用意いたしました!な・ん・と、100万円切りの94万8千円でございます!(「おお~!という会場の声」)

  *因みに上記試算に休憩時間は含んでおりませんのでご了承ください。  

 *お電話は大変込み合ってます。お電話番号はお間違えなくお願い致します。

 *尚1分コースは足が吊ったり豆が出来たりする場合がありますが

   当局は一切関知しないのでそのつもりで。尚、このテープは自動的に消滅する。。 という具合にミッション インポッシブルなのである。 

どんな理由(わけ)か分からないけど、そんな理由(わけ)で混雑を避けて遅い時間帯に入館。 時間が限られてるので、お気に入りカフェ「モリアン」テラス席での一休みは見送りだ。 このカフェは場所も眺めもルーヴルに溶け込んでいて「来たぞ」感があり、なかなかなのである。ルーブルは収蔵作品だけでなく、建物自体も装飾がアートしていて見応えがありノンビリと眺めているだけでも楽しい。 一度ここで「ベルばら」を全巻読んでみたいというのが、栄えある「私の人生でやりたいこと百選」に選ばれている。 

全部で十巻なので1巻30分として…えっと… 

 

冒頭で触れた通り通りルーヴルは生半可な脚力や財力では見きれないほどの作品が収蔵されている。それは日本の国立美術館が束になっても敵わない膨大な作品購入予算に加え、どう考えても大人の事情が色々あってムリクリ持ってきちゃったとかで集まったと察するわけだが、良し悪しは置いといて作品が万全の環境で保全され専門家による研究、そして私のようなアジアの片隅で活躍する一介の素敵なスーパーサラリーマンでも人類の至宝と言われる作品群をこうやってナマで見ることができるようになったのはその恩恵である。

 絵画の魅力に作品に描かれた内容に纏わる(まつわる)ことだけでなく、それがどんな人達の手に渡ってどんな壁に飾られてきたかなどの物語が、ある。 当時は売れていなかった画家が借金のカタに置いていったというアルアルや、戦争で破損を恐れて疎開、収奪されて持ち主が不明となったままのものや、誰がどうやってその作品を入手したのかが謎とされているものも、ある。 

みんな大好きモナリザも謎が多い。 ブラタモリのパリ篇では、あの謎の微笑みは自分を小バカにしてるようで・・と評していたが、ナポレオンの寝室に飾られていた時の彼女はどんな微笑みだったのだろう。天下のナポレオンを日々小バカにしていたとしたら凄い女性だ。 そして今は何を見て微笑んでいるのかは実際にその視線を追ってみるとその謎は解ける。 正面に飾られたルーヴル最大の大作「カナの婚宴」を見て微笑んでいるのだ。 女性は人の視線を浴びるほど美しくなるという。人類史上、最も視線を集めて来た女性はモナリザだろう。だから彼女は美しくなってきたし、これからも美しくなっていくのである。もう誰も敵わない。 

 

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私としてはコローの”真珠の女”の方がタイプだけど。

 

 ではでは パー

                      凱旋門 強者どもが 夢の跡

                                                季語が無いので才能無し!な、    ヘムレン

 

 

 

ノートルダムを後にして、CHATLET(シャトレ)駅よりメトロに乗ってFRANKLIN D.ROOSEVELT(フランクラン デ、ローズヴェルト)へ。

駅の階段を上がって、通りの突き当たりに凱旋門が眩しい目に飛び込んできた瞬間、

「あぁパリに来ているんだ」という実感が込み上げる。

地下鉄を上がってその都市のシンボルが見える瞬間は感激するものだ。

バルセロナのサグラダファミリア然り、ミラノのドゥオモ然り、ロンドンのビックベン然り、六本木のアマンド然り、新宿の中村屋然り、エトセトラエトセトラ。。

話しが逸れるが毎日楽しみにしてるNHK連ドラの「なつぞら」に出てくる「川村屋」は「中村屋」のことではないでしょか。。カリーパン、よく食べてます。。最近、なっちゃんのファッションが昭和モダンしていてパクさん(高畑監督)も出てきたりしてワクワクものなのです。

 

目的の凱旋門に向かって歩く。ついつい口ずさんでしまうのは定番の

               Oh~Champs-Elysees♪

オ~チャンプ・イライシーズ…ではなく、オ~シャンゼリゼ~♪なのである。

 

シャンゼリゼはお洒落で広い。(幅約70m)

  関係筋によると戦争になったら滑走路になるように設計されているらしい。一度の青信号で渡りきるのは結構大変ショボーン キビキビ歩くのが苦手な私は途中の分離帯で一休みして、好きな欧州車を眺めたり写真撮影なんぞして二回目の青でもう半分をゆっくり渡るという作戦をとっている。

 

 

パリに来たら一度は昇ろう凱旋門(^_^)/

(上の写真は凱旋門の上からパノラマ撮影したヒトコマ)

 

凱旋門はラウンドアバウト。クルマは凱旋門を中心に円を描いて12本の放射状に伸びた道路のどれかへと飛び込んでいく。なので歩いて道路を横切るのは命が30個あっても足りないので凱旋門に近寄るのに地下通路を潜って入り口に渡る。チケットは購入済みのミュージアムパスでOKだ。

パスを確認するところは2ヶ所あった。1カ所目は地下道から上がってすぐのセキュリティの前。そこからすぐの階段の登り口でもふいにパスを見せて下さいと言われて、今しがた出したはずのパスを見せようとポケットを探ったら「あれ?あれれ?」…見当たらない(T_T)

1ヶ所目で見せてから、何の気なしにどこかのポケットに入れたのだろうけど記憶がない。ほんの10mもないくらいの距離なのに見つからない。幅2mもないくらいの狭い階段の登り口でアダフタしてたので後続の人達には大迷惑だ。焦る😵💦。ポケットを上から下まで三回くらい探したが…ない。結局、「おっ、そうだ!」と肩下げバックのサイドポケットにあった。

怪訝そうな視線を向けていた係りの人に笑顔を作って「ほらほら~」とパスを見せて階段を登り始める。

凱旋門の登頂は過去3度。軽い気持ちで登ろうと決めたが、こんなにキツかったっけ~、と途中でヘトヘトになってパーキングエリアに入って後続に道を譲ってあげた。全部で約280段程度。

今までこれほど自分の体力と記憶力が落ちていると感じたことはなかったので、軽くショックをうけてトホホな凱旋門アタックなのであった。

でも屋上の展望テラスで微風に吹かれながら眺める放射状に延びた道路とその先に点在するエッフェル塔やサクレクール寺院などのランドマーク達を一望すると苦労が報われた。体力的にこれが最後の眺めかも・・と思うと感慨ヒトシオだ。
でも、たぶん次回があったらエレベータで登ってこようと思うだろう。シニアはエレベータ可なのである。

 

凱旋門を降りて、来たときと反対側の歩道を歩く。ヴィトンやエルメスなど一流ブランド店が軒を連ねているが、私くらいになるとブランドではなく質を見極めて買うタイプなので、その先のスーパーモノプリに入ってお土産モノを探す。エッフェル塔柄のエコバックとか、いかにもパリというような絵が描かれた缶入りクッキーとかバッチリである。エコバックは同じモノプリ(チェーン店)のオペラ座店の方が安かったのでそっちで買うことにした。他の系列店より高価なところは流石シャンゼリゼ店である。日本ではありえないけど。

 
来たときと同じ駅からメトロに乗ってホテルに戻り、ルーヴル美術館へと繰り出した。

我ながら大した体力であると言いたいが、すでに精神力の領域である。好奇心が身体を動かせる自分に、自分で自分をほめてやりたい。

 

ルーヴル美術館に入って最初に感動するものは、階段の先にシンボルとして鎮座まします、

サモトラケのニケだろう。名曲のイントロのように置かれたニケ。

通路を抜けて階段を上がっていくにつれて徐々に大きくなってくるその姿、初めてホンモノを見た時に、カッコ良さにホレボレしたのである。彫刻の持つアートの力を初めて教えてくれたのがニケだ。

 

1ケ でも ニケ・・・ナンチャッテ

 

つづく

 

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ではではパー

 

生活雑貨のアンティークは和洋を問わず魅力的である。
 
天井にひっそりと吊り下げられたアイロン台ひとつとっても、古(いにしえ)のパリジェンヌ達が日常の暮らしにアクセントをつけようと、自分の好みに合ったデザインやカラーを選んで使っていたのかと思いを馳せることができる。
「全部ください」と言いたいところだが、2件目3件目でも素敵なモノとの出会いがあるかもしれないので要注意だ。アンティークは一期一会なので見染めたらそのときに手に入れないと、もう二度と出会えないことの方が多い。お店を出てからも直ぐに未練タラタラで引き返てみたりして...なんというか、ちょっと気恥しいけど恋愛みたいなものだと思う。
 
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そう、20年くらい前、ロンドンのアンティークショップで清楚で可憐な陶製の腕時計と目があって一目惚れ。なのに、そのときに手持ちがなかったからか、ブランドが当時好みではなかったからなのか、なぜか次回来たときに再会ができたら・・そのときには買おうと決めて店を出た。
値札には丁度その頃のサラリー1ヵ月分くらいの数字が書かれていた。
日本円にして・・・
そう、500万円くらいかな(うそ)
 
暫く出張の機会が作れなくて・・・そして2年の月日が流れ去り 指にルビーの指輪を探すのさ ワクワクしながら、その店に足を運びガラスケースの同じ場所を探したが、もうその姿を見つけることができなかったしょぼん。店のおやじから他のアンティーク時計を薦められたが目移りはできない、あれじゃなきゃダメなのだ。なぜあの時にカードをきって連れ帰らなかったのだろう。帰りの飛行機の中では失恋したような気分になって、その時計の絵を描いたりして・・・。
 
今でも百貨店のワールドウォッチフェアやヤフオク、メルカリなどで探してみるけど二度と見かけることはない。
 
 コーヒー コーヒー コーヒー   コーヒー コーヒー コーヒー    コーヒー コーヒー コーヒー 
 

 
 
 
ランチは女子人気が高いガレット。広島のお好み焼き、月島のもんじゃ焼きのように、フランスブルターニュの郷土料理だ。パリだけどソウル・フードだ。
予約なしでお店に行ってみるとやっぱ満席。10分ほど待っていると「ごめんなさいね~」と感じのよいアルバイト学生(?)らしい女の子に声をかけられて奥のテーブル席に案内される。先客はフランス人のお年寄りや家族連れ。ジモティに人気のお店らしい。
ガレットは、それまで日本で2回しか食べたことがなかったからなのか(そのお店の腕のせいか)、特に美味しいものではなくて食感を楽しむものかなと思っていたが、現地で食べるとこれがまた美味しい。ムール貝のワイン蒸しやイカスミパスタみたいに”現地で食べると超美味しい”アルアルメニューである。
大阪のお好み焼きはビールと共に食べるがガレットはシュワシュワのシードルと共に食べる。シードルは甘口と辛口があって甘口をチョイス。日本酒でも食中酒は程よい甘い熟成系が好みなので。
休日のランチにシードル+ガレットは”アリ”だ。梅雨があがったらバルコニーでやってみよう。
こういった新しい食の発見があるのも旅の楽しみのひとつ。
 
 カメラ カメラ カメラ   カメラ カメラ カメラ 
 
食後はセーヌ河沿いのブキニスト(屋台みたいな古本屋)を見ながら腹ごなしのお写んぽだ。
そこで旅行記用にクールなアルバムノートをゲット。
 
 本 本 本   本 本 本
 
 
 
 
途中、シテ島に渡って、あのノートルダム寺院に立ち寄る。
 
 
お祈りをささげてから、
ぐるっと館内をゆっくりまわる。
ステンドグラスを透けて射す荘厳な光に浮かぶシャンデリアや大きな絵画などなど・・・
 
もっと見ておけばよかった・・・・
 
 
最後に見たのは作成途中の大きなジオラマだ。ふうん、こうやって造り上げていくのか・・・。
ジオラマは将来の趣味にしようと思っている。
ここでの出会いは何かの運命というか、偶然の必然なのかもしれない。
 
つづく
 
 カチンコ カチンコ カチンコ    カチンコ カチンコ カチンコ
 
ps.ジオラマにトライし始めました。
 

まず手始めにジブリウムビックリマーク
 
赤ワイン 白ワイン 赤ワイン 白ワイン 赤ワイン 白ワイン 赤ワイン 白ワイン 赤ワイン 白ワイン
 
ではでは パー