凱旋門 強者どもが 夢の跡

                                                季語が無いので才能無し!な、    ヘムレン

 

 

 

ノートルダムを後にして、CHATLET(シャトレ)駅よりメトロに乗ってFRANKLIN D.ROOSEVELT(フランクラン デ、ローズヴェルト)へ。

駅の階段を上がって、通りの突き当たりに凱旋門が眩しい目に飛び込んできた瞬間、

「あぁパリに来ているんだ」という実感が込み上げる。

地下鉄を上がってその都市のシンボルが見える瞬間は感激するものだ。

バルセロナのサグラダファミリア然り、ミラノのドゥオモ然り、ロンドンのビックベン然り、六本木のアマンド然り、新宿の中村屋然り、エトセトラエトセトラ。。

話しが逸れるが毎日楽しみにしてるNHK連ドラの「なつぞら」に出てくる「川村屋」は「中村屋」のことではないでしょか。。カリーパン、よく食べてます。。最近、なっちゃんのファッションが昭和モダンしていてパクさん(高畑監督)も出てきたりしてワクワクものなのです。

 

目的の凱旋門に向かって歩く。ついつい口ずさんでしまうのは定番の

               Oh~Champs-Elysees♪

オ~チャンプ・イライシーズ…ではなく、オ~シャンゼリゼ~♪なのである。

 

シャンゼリゼはお洒落で広い。(幅約70m)

  関係筋によると戦争になったら滑走路になるように設計されているらしい。一度の青信号で渡りきるのは結構大変ショボーン キビキビ歩くのが苦手な私は途中の分離帯で一休みして、好きな欧州車を眺めたり写真撮影なんぞして二回目の青でもう半分をゆっくり渡るという作戦をとっている。

 

 

パリに来たら一度は昇ろう凱旋門(^_^)/

(上の写真は凱旋門の上からパノラマ撮影したヒトコマ)

 

凱旋門はラウンドアバウト。クルマは凱旋門を中心に円を描いて12本の放射状に伸びた道路のどれかへと飛び込んでいく。なので歩いて道路を横切るのは命が30個あっても足りないので凱旋門に近寄るのに地下通路を潜って入り口に渡る。チケットは購入済みのミュージアムパスでOKだ。

パスを確認するところは2ヶ所あった。1カ所目は地下道から上がってすぐのセキュリティの前。そこからすぐの階段の登り口でもふいにパスを見せて下さいと言われて、今しがた出したはずのパスを見せようとポケットを探ったら「あれ?あれれ?」…見当たらない(T_T)

1ヶ所目で見せてから、何の気なしにどこかのポケットに入れたのだろうけど記憶がない。ほんの10mもないくらいの距離なのに見つからない。幅2mもないくらいの狭い階段の登り口でアダフタしてたので後続の人達には大迷惑だ。焦る😵💦。ポケットを上から下まで三回くらい探したが…ない。結局、「おっ、そうだ!」と肩下げバックのサイドポケットにあった。

怪訝そうな視線を向けていた係りの人に笑顔を作って「ほらほら~」とパスを見せて階段を登り始める。

凱旋門の登頂は過去3度。軽い気持ちで登ろうと決めたが、こんなにキツかったっけ~、と途中でヘトヘトになってパーキングエリアに入って後続に道を譲ってあげた。全部で約280段程度。

今までこれほど自分の体力と記憶力が落ちていると感じたことはなかったので、軽くショックをうけてトホホな凱旋門アタックなのであった。

でも屋上の展望テラスで微風に吹かれながら眺める放射状に延びた道路とその先に点在するエッフェル塔やサクレクール寺院などのランドマーク達を一望すると苦労が報われた。体力的にこれが最後の眺めかも・・と思うと感慨ヒトシオだ。
でも、たぶん次回があったらエレベータで登ってこようと思うだろう。シニアはエレベータ可なのである。

 

凱旋門を降りて、来たときと反対側の歩道を歩く。ヴィトンやエルメスなど一流ブランド店が軒を連ねているが、私くらいになるとブランドではなく質を見極めて買うタイプなので、その先のスーパーモノプリに入ってお土産モノを探す。エッフェル塔柄のエコバックとか、いかにもパリというような絵が描かれた缶入りクッキーとかバッチリである。エコバックは同じモノプリ(チェーン店)のオペラ座店の方が安かったのでそっちで買うことにした。他の系列店より高価なところは流石シャンゼリゼ店である。日本ではありえないけど。

 
来たときと同じ駅からメトロに乗ってホテルに戻り、ルーヴル美術館へと繰り出した。

我ながら大した体力であると言いたいが、すでに精神力の領域である。好奇心が身体を動かせる自分に、自分で自分をほめてやりたい。

 

ルーヴル美術館に入って最初に感動するものは、階段の先にシンボルとして鎮座まします、

サモトラケのニケだろう。名曲のイントロのように置かれたニケ。

通路を抜けて階段を上がっていくにつれて徐々に大きくなってくるその姿、初めてホンモノを見た時に、カッコ良さにホレボレしたのである。彫刻の持つアートの力を初めて教えてくれたのがニケだ。

 

1ケ でも ニケ・・・ナンチャッテ

 

つづく

 

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ではではパー