逆流性食道炎=食道裂孔ヘルニアと整体治療  | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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 逆流性食道炎=食道裂孔ヘルニアの整体治療例
患者=Dさん-40才-女性-主婦

  定期検査で食道裂孔ヘルニアの改善が確認された症例より…

 

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当院が開発した「下部食道括約筋テクニック・他」で、様々な治療に抵抗性の逆食患者さんに対応しています。

 

 

 

 

Dさんの症例解説の前に・・・

◆ 食道裂孔ヘルニアの主因は、下部食道括約筋の筋力低下…

だったら飛びでた胃を引き戻し、下部食道括約筋の筋力を回復する

 

 

 

食道裂孔ヘルニアの原因は、加齢をはじめ不良姿勢や肥満、妊娠、喘息などによる腹圧上昇がいわれています。しかし最終的には、胃食道接合部の下部食道括約筋が衰える事で本来の定位置に固定する事がかなわず、食道裂孔(食道を通す孔)が緩んで胸腔に上昇してしまう、とされます。

 

従って当院では、食道裂孔ヘルニアの治療に際し、次の二点を基本方針としています。

 

胸腔に飛び出ている胃食道接合部を腹腔に引き戻す整体治療

直接的に下部食道括約筋を施術し、その筋力を回復し、胃酸の逆流を防ぐ整体治療

 

制酸剤で胃酸の分泌を抑える対処療法が一般的ですが、決して胃酸は「ゼロ」にはならず、ある程度は常に分泌しています。また薬で飛び出た胃を引き戻すことは出来ません。ですから上記の様な整体治療が、根本的な解決策になるのでは、と考えています。

 

 

 

 

 

 Dさんの症例解説の概略

 

下記の解説文-全文は少々長めですので、 ここでその概略を記します。

それを踏まえて読まれると、下記解説文-全文が分かりやすくなると思います。 

 

 

Dさん(40-女性-主婦)の症例-概略

 

Dさんは「逆流性食道炎」に「食道裂孔ヘルニア(滑脱型)」の合併があり、制酸剤を処方されていたそうですが、服用していてもみぞおちの不快感や呑酸、就寝時の鈍痛による中途覚醒、ゲップ(30回/日)などの症状が続いていたので、当院に来院されました。

治療開始から次第に改善傾向を示し、5回目以降は治療間隔を1週間-2週間と次第に開けていき、整体治療しなくても症状が全く出ない事が確認できたので、9回目で治療終了としました

 

ちなみにDさんは、数か月後にメンテナンスのために来院されましたが、その時

(先月)定期検査で胃カメラをしましたが、食道裂孔ヘルニアは治っていました。炎症もほとんど綺麗になっているみたいです。

と仰っていました。

下記解説文-全文は、その詳細を記しています。

 

 

 

それでは長文ですが、Dさんの治験例解説-全文を、よろしくお読みください。

下記解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
尚、逆流性食道炎の総合案内は
こちらをご参照ください。

 

 

 

 

 

◆ 患者Dさん=40-女性-主婦の症例解説-全文      

定期検査で食道裂孔ヘルニアの改善が確認された症例より…

 

 

    胃および胃食道接合部(下部食道括約筋)を直接施術します

 

 

 

① Dさんの病歴・・・「逆食とヘルニアが合併しています…」
患者Dさんはかねてより「胃の重たさ」を感じていたそうですが、最近になり胃もたれがはげしくなり呑酸も出るようになったので病院を受診したところ「逆流性食道炎」に「食道裂孔ヘルニア(滑脱型)」が合併しているとの診断結果でした。ピロリ菌感染は無くバレット食道には至っていないそうです。
制酸剤を処方されたそうですが、服用していてもみぞおちの不快感や呑酸、就寝時の鈍痛による中途覚醒、ゲップ(30回/日)などの症状が続いていたので当院に来院されました。

 

 

 

② Dさんの診察
・聴診上、グル音は軽微でしたが血管雑音は認められませんでした。
・触診上、右季肋部、剣状突起下部、胸骨体下部、左季肋部、回盲部に著明な圧痛と緊張がありました。肝脾腫はありませんでした。腫瘤感や抵抗感も認められませんでした。
・腹部打診上、全般的に鼓音が多く聴取できました。

 

 

 

 

③ 治療目標と整体治療・・・

  ヘルニアを引き戻し、胃酸逆流を阻止する !!
    ⑴ 下部食道括約筋の疲労を取り、括約機能を回復させて胃酸の逆流を阻止する。
    ⑵ 消化管全般の疲労と緊張を取り蠕動運動を回復させる。
    ⑶ 胸腔に滑脱している噴門部を横隔膜下に牽引する。
    ⑷ 横隔膜の緊張を回復させる

・下部食道括約筋テクニック
・平滑筋テクニック
・蠕動運動亢進テクニック
・胃の内臓整体
・食道裂孔ヘルニアテクニック
・横隔膜解放テクニック

 

 

 

 

④ 経過と結果
2回目の来院時

呑酸は50%にまで減ったそうです。ゲップはまだ少し出るそうですが、「嫌な感じのゲップ」は減ったそうです。
 

3回目の来院時

ゲップや呑酸は来院前の10%まで減っていたそうで、「大変良くなりました」と喜んでおられました。みぞおちの痛みも感じにくくなり、「何か、水が飲みやすくなるのが分かりました、、、今までホントは飲みにくかったんですね、わかりませんでした。」と、ビックリされていました。
 

4回目の来院時

呑酸やゲップはほぼゼロで、みぞおちも気にならなくなったそうです。胃酸の逆流症状は改善している様子でしたが、裂孔ヘルニアが元に戻っているかどうかの確認は取れないので、できれば病院で確認して頂く様にお願いしました。
 

5回目以降は、

治療間隔を1週間-2週間と次第に開けていき、整体治療しなくても症状が全く出ない事が確認できたので9回目で治療終了としました。

 

Dさんは、数か月後にメンテナンスのために来院されましたが、その時

(先月)定期検査で胃カメラをしましたが、食道裂孔ヘルニアは治っていました。炎症もほとんど綺麗になっているみたいです。

と仰っていました。

 

 

 

 

 

⑤ 今回の症例の概説
◆ 制酸剤を服用していても、胃酸の逆流そのものは抑制できていない ?!

・今回のDさんの逆流性食道炎は食道裂孔ヘルニアも合併しているので少し治療回数が多く必要かと当初は思いましたが、比較的順調に早期に安定化した有効例だと思います。その原因はDさんが早めに来院して頂けたからだと思います。
 

・一般的に逆流性食道炎での内科的治療は制酸剤で胃酸の分泌を抑制し、食道への逆流を減らしていく手法がとられていますが、それでは多少とも胃酸の逆流は日々持続している事になります。それは本症を少しずつでも悪化させていく可能性を否定できません。

しかし制酸剤で多少とも逆流が抑えられて症状が緩和すると、どうしても根本的な解決を後回しにする傾向があり、その結果整体治療が遅くなってから来院される方も少なくありません。
 

 

 

◆ 胃酸の逆流を阻止する手立ては一つだけ…下部食道括約筋の機能回復 !!

本症の悪化をくい止め、根本的に治癒に導く為には「下部食道括約筋の機能回復」が必ず必要です

しかしその処方は西洋医学的にも東洋医学的に極めて難しいのが現状です。
しかし「
下部食道括約筋テクニック」は根本的に同括約筋の疲労を回復させ括約機能を直接的に復活させるテクニックですから、

胃酸の逆流を根本的に解消させる事が大きく期待でき、今回のDさんのケースの様に比較的早期に胃酸の逆流所見が解消していくのだと考えます。

 


 

・また、下部食道括約筋だけでなく、横隔膜や消化管全般の疲労回復を同時進行的に施術することも、早期回復の決め手ではないかと考えます。
 

・ちなみに食道裂孔ヘルニアが治癒したかどうかの判断は我々整体師にできませんし、患者さんにも確認できません。

なぜなら今回のDさんに説明した様に、整体治療後に病院で内視鏡等で診察して頂く事をお勧めしているのですが、

しかし実際に症状が改善してから改め検査の為に病院に受診される事はあまり無いからです。

本当はキチンと精査して確認してほしいのですが、、、実際問題なかなか検査だけで病院に行くのは難しいのかもしれません。

 

(Dさんはその後の定期検査で、食道裂孔ヘルニアが改善し、炎症もほぼ消失している事が確認されたそうです。)

 

 

 

 

 

 やはり、下部食道括約筋の筋力を回復する整体手技が決めて

 

以上が、Dさんの食道裂孔ヘルニア・逆流性食道炎合併症の解説全文です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

やはり食道裂孔ヘルニアと逆流性食道炎の合併症には、

胃食道接合部をこき戻し、下部食道括約筋の筋力を回復する整体手技が決めてなのだな

その様に思う症例でした。

 

 

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