逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニアとバレット食道の整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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●各疾患・症状に対しての研究-治療成果、患者さんとのエピソード、コラムなどを掲載しています。
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逆流性食道炎と食道裂孔ヘルニアとバレット食道の整体治療
患者Mさん=41才-女性の症例
 
 
 
 
① Kさんの病歴・・・
患者Kさんは、3年前に逆流性食道炎の診断を受け、同時に食道裂孔ヘルニアとバレット食道も合併していると告知されたそうです。制酸剤の処方をうけ、最初は少し症状が改善したそうですが、その後次第に薬の効果が減じて来て、今では元に戻っているそうです。1年前から鍼灸治療もされていますが、あまり改善は無いそうです。
 
 
 
② Kさんの診察
・症状は胃のむかつきと痛みが中心で、一日中痛むそうですが、起床時が一番痛むそうです。就寝中にも痛みや呑酸で目が覚めることがしばしばあるそうです。他に胸やけ、ゲップ、背中の痛み、喉の痛みなどがあるそうです。
・裂孔ヘルニアは滑脱型で、バレット食道はまだ初期の段階だそうです。ピロリ菌は無かったそうです。
・病院でのその他の検査で、特段の異常は無いそうです。
・胸部聴診・打診上、特段の所見はありませんでした。
・胸部触診上、胸骨右縁と左縁(R-5,6,7)に著明な緊張と圧痛がありました。
・腹部聴診上、グル音はやや亢進気味でしたが、血管雑音はありませんでした。
・腹部打診上、鼓音と濁音が散見していました。肝脾腫はありませんでした。
・腹部触診上、腫瘤感はありませんでした。上腹部-剣状突起下、左季肋部、十二指腸球部-下行部、十二指腸空腸曲に著明な緊張と圧痛がありました。
・頚部リンパ節や鼠径リンパ節などの腫脹はありませんでした。
 
 
 
③ 治療目標と整体治療
     ⑴ 下部食道括約筋の緊張を緩和し筋力を回復させる
     ⑵ ヘルニア状態にある胃-食道接合部を下方牽引する
     ⑶ 胃と十二指腸平滑筋の緊張を緩和する
     ⑷ 十二指腸空腸曲の緊張を緩和する
     ⑸ 横隔膜を解放する

・下部食道括約筋解放テクニック
・裂孔ヘルニアテクニック
・消化管平滑筋テクニック
・十二指腸空腸曲解放テクニック
・横隔膜解放テクニック
 
 
 
 
④ 経過と結果・・・
・初診治療後、「少し上腹部がスッキリとしまた」と、仰っていました。

・2診目来院時、「起床時の痛みが半減していました。」と、喜んでおられました。

・5診目来院時、起きている時は痛みや気持ち悪さが気にならない時もあるそうでかすが、起床時はまだ少しだけ痛み-違和感低度があるそうです。胸やけやゲップはかなり減っているそうです。

・その後、症状の多少の浮き沈みはありましたが、初診より8週目には全快状態でしたので、出来るだけ早めに現在の状況を精査して確認してもらうように勧め、とりあえず整体治療を終了しました(その後の検査で食道の炎症は解消し、裂孔ヘルニアも解消している事が確認できました。表皮細胞の変性はやや改善していました。)。
 
 
 
 
⑤  今回の症例の概説、、、
・当院で最も来院数の多い疾患=「逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニア」は、逆に言えば最も得意としている疾患の一つです。ただ、食道の表皮細胞が変性しているバレット食道は逆流性食道炎による食道表皮への刺激が長期-慢性的に継続してきている証拠ですので、「最も得意としている」とは言え、それだけである程度長めの整体治療期間が必要となります。

・しかし、当院自信の「下部食道括約筋解放テクニック」等で、胃酸の食道への逆流を阻止しておけば、バレット食道のこれ以上の進行はかなり防がれる、と思います。ご承知のようにバレット食道は「前癌状態」とも言われていますので、食道の表皮細胞の変性が完全に元に戻るかどうかは別としても、その表皮細胞の変性をくい止める事は極めて有意義な治療法だと自負しております。
 
 
 

・今回のKさんについては「逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニア」に加えて、初期段階とはいえ「バレット食道」も合併していましたから、悪い意味での「三種の神器」がそろっていました。その割には、完治まで2か月程度と比較的早期に治療終了出来た方だと思います。患者Kさんが上記理由を理解して頂き、「ある程度時間がかかる事」を承知して頂けたことも、全快状態まで早期に改善した要因の一つだと思います。
 

 

 

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