右人差し指=第一関節(DIP関節)=の痛み(or手湿疹)と整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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テーマ:
右人差し指=第一関節(DIP関節)=の痛み(or手湿疹)と整体治療
患者Mさん=53才-女性・主婦/の症例
 
① Mさんの病歴・・・
別件(五十肩)で来院されていた患者Mさんは、右の人差し指第一関節(DIP関節)の痛みについて尋ねられました。よく聞くと10年近く前から痛みがあった、との事でした。この件について特段の治療をしたことは無いそうですが、ずっと気になっていたので、「治るものなら直してもらおう…」と、今回一緒に診ることになりました。
 
② Mさんの診察
●以下、右手掌の診察所見
・痛む部位は、右人差し指のDIP関節(第一関節)付近の橈側(親指側)だそうです。同部が常時痛むそうです。
・視診-触診上、同関節の可動域制限や過剰可動性はなく、発赤、腫脹、熱感もありませんでした。しかしPIP関節(第二関節)以遠(特に撓側)はやや紫色に変色し「肌荒れ」の様な外観でした(DIP関節に関しては、他の9指についても可動域制限や腫脹等の異常所見はありませんでした)。また、人差し指掌面全体が「白いおしろい」を塗布している様な外観をしていました(☚過剰角化?)。さらに右人差し指全体(直径)が他の指に比較して一回り大きく腫脹(浮腫み?)していました。
・左手にくらべ右手の方がやや肥厚している感触(☚手内在筋の腫脹も含む)で、特に母指球筋群や第一背側骨間筋・第一虫様筋に極めて著名な緊張と圧痛がありました。
・人差し指の骨叩打痛は陰性でした。
・神経学検査で、右人差し指の触覚が軽度減弱していました。指は冷たく触れました。
・爪圧迫試験は左右とも1.6秒を超え、2秒前後かかりました。
・左右の橈骨動脈・尺骨動脈とも減弱して触診できました。左右差はほとんどありませんでした。
・微熱・発熱はなく、全身状態は(便秘、五十肩などはありますが)概ね良好だそうです。
・問診上、小学生の頃から筆記の際は鉛筆等をかなり強く握りしめて書く癖があり、今もそれは続いているそうです。また大学生-大学院生-社会人を通じて、筆記作業が極めて多くあったそうです。
●以下、五十肩の診察所見
・右肩の前部三角筋が索状性に緊張していました。肩の屈曲や外転時に約50度で機械的にロックされて、それ以上は動かなくなっていました。
・頚部-肩~上肢の神経学検査で異常はありませんでした。
・病院での頚・胸部-肩の画像検査では「異常は全く無い」との事だそうです。血液検査では、ややコレステロール値が高いそうですが、今のところ特に問題は無いそうです。しかし脂肪肝の指摘は10年前に受けているそうです。
・20代前半の時に胆石症の診断を受けていますが、今までに疝痛発作の既往は無いそうです。
・慢性の便秘症で、漢方治療を15年以上前から処方されているそうです。漢方薬を服用すると排便出来るそうですが、その時はゆるい軟便(☚やや薄い色)しか出ないそうで、残便感も毎回あるそうです。ガス(放屁)もかなり大量に出るそうです。
・顔色は普通で、眼瞼結膜は薄いピンク色でした。眼球結膜は白色でした。掻痒感は無いそうです。
・血圧は100/60mmHgだそうです。
・胸部聴診上、特段の所見はありませんでした。
・胸郭触診上、胸骨左縁-右縁に著明な緊張と圧痛がありました。同部を押圧すると、空咳を誘発できました。また、左腋窩全面にも極めて著明な緊張と圧痛がありました。
・腹部聴診上、グル音は極めて弱く聴取出来ました。血管雑音はありませんでした。
・腹部触診上、回盲部、左下腹部などに緊張と圧痛がありました。腫瘤感、抵抗感はありませんでした。肝脾腫はありませんでしたが、胆嚢底は腫脹して触れ、圧痛がありました。
・咳や痰あるいは呼吸困難などは無いそうです。また、今まで特段の呼吸器系の疾患の既往は無いそうです。鼻汁、鼻閉も無いそうです。
 
③ 治療目標と整体治療
  ⑴ 絞扼されている可能性のある母指主動脈~示指撓側動脈~背側中手動脈を解放する
  ⑵ 絞扼されている可能性のある固有背側静脈~中手骨頭間静脈~背側中指静脈を解放する
  ⑶ 上記⑴、⑵により右示指の上皮細胞ターンオーバーを回復・促進する

・第一背側骨間筋、母指球筋群、第一虫様筋に対する推拿(圧法)と、その手技の指導(☚Mさん自身で施術するため)
 
④ 経過と結果・・・
・初診治療中はかなり痛がっていましたが、治療直後は「何年も感じていた(右の)親指と人差し指の間の重たさ(痛み)が全然軽くなりました」と仰っていました。
・2診目来院時、「ほぼ痛みはありません」と仰っていました。また、右人差し指の浮腫と思われる腫脹と紫色様の肌荒れ感もほぼ解消していましたので、筆記用具の使い方の指導(☚力を抜いて書くこと)と、自分自身で施術するための手技を指導して、今回の右指の痛みの治療を終了しました。
 
⑤  今回の症例の概説、、、
・10年来の右指の痛みをMさんは右人差し指の「(第一)関節の異常」と思われていましたが、おそらく関節の異常ではなく、人差し指撓側を中心とした慢性的な手湿疹的な病態では、と推定しました。本症については整形外科や皮膚科での専門的な検査を受けていないので確定診断はありませんが、当院で可能な診察をさせて頂いた限り、関節病変を示唆する所見はなく、手湿疹的な所見の方が多かったため、上記の様に考えました。
・Mさんに「筆記具の使い方」について問診したところ、Mさんは笑いながら「大昔から力を入れて書いていました!! パソコン仕事の時もいっしょです(大学時代からお仕事でも筆記具による手書きをすることが極めて多かったそうです)。」と仰っていました。よほど手掌の内在筋に「力」を入れて長時間も書くことに心当たりがあったのでは、と思います。
・その約50年に及ぶ母指球筋群を中心とした手内在筋群の疲労・緊張・腫脹が指(特に示指撓側)へ向かう母指主動脈・背側中指静脈などの動静脈を絞扼し、指の局所的な循環障害を招来させ、手指-上皮細胞のターンオーバーを障害させて慢性的な手湿疹状態をきたした結果、特にひどかった第一関節付近の疼痛として感じていたのかもしれません。
・治療対象部位は右手掌~手背ですから、これは患者自身が施術する方が効率的で安価ですから、当院としては最初に一度施術し、それを見本として以後Mさん自身に施術していただくようにしました。その結果、早期に指の痛みや浮腫みなどの所見が解消したので、上記仮説-治療方針で概ね妥当であったのでは、と思います。
 

 

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