前回に引き続き、作品中にちりばめられたオマージュや新造語(流行語)の元ネタをご紹介していきたいと思います!!
たくさんあるので全部は拾いきれないけど、何度かに分けてご紹介していけたらいいなと思ってまーす✨
若干ネタバレ気味なのでご注意ください!
1話2話はこちらから!↓
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【3話】
(1)三香ラーメン(삼향라면/サミャンラミョン)
二日酔いで、どうしても辛いラーメンが食べたくなったソボンが自分で作ったインスタントラーメンもどき。シイタケ、ネギ、肉の三つの香りを小さな釜(鏍)に入れた麵で「三香鏍麺」と名付けたのは待令熟手。
これは1963年に発売された、韓国の元祖インスタントラーメンこと『三養ラーメン(삼양라면/サミャンラミョン)』のオマージュ。発売元の三養食品は当時、日本の明星食品から無償で技術提供を受けて製造開始したそうです。明星食品、神か!
(2)ソボンは何で忙しい?「작업(チャゴッ/作業)
「ん~、ナンパ?」
意味:ナンパ
哲宗と初めて朝ごはんを一緒に食べるソボン。哲宗に「中殿はそんなに忙しく何をしてるんですか?」と聞かれ答えた、この言葉。
普通に「作業する」の意味もあるけどが、現代では「작업하다(チャゴパダ)」で「ナンパする」や「異性にアピールする」の意味でも使われています。その後、ファジンと弓道してたのはナンパしてたと…(笑)
愛純愛手については、こちらで詳しく解説してますので合わせてどうぞ!
(3)特戦司(특견사/トゥッキョンサ)
意味:特殊戦司令部の通称。特戦司。
哲宗に襲われたソボンが名乗ったこの言葉。韓国陸軍の特殊作戦を遂行するエリート部隊の略称。
太陽の末裔のユ・シジンたちの部隊!
詳しくは下の記事で解説しています。9話の解説のため、ネタバレが気になる方はお気をつけください。
【4話】
(1)待令熟手は「꼰대/コンデ」?
意味:上から目線で自分のやり方を強要する人
ソボンがうるさく小言を言う待令熟手を指して、ダミョンに呼ばせた呼び方。
元々「親父」や「先公」など年上を揶揄って呼ぶときの隠語だったのが、近年「私が若い頃は~」などと自分のこれまでのやり方に固執して、それを若者に強要する中高年の意味が加わった。ドラマの「コンデインターン」の「コンデ」。
(2)待令熟手のオヤジギャグ
飲み物のおかわりを頼みに来たチェ尚宮に待令熟手が言った「음청을 음청 좋아하시나?(ウムチョンがウムチョン好きですか?)」のセリフ。
음청(ウムチョン)=爽やかな飲み物
엄청(オムチョン)=すごく
本当はセリフの2個目のウムチョンはオムチョンで「ウムチョンがすごく好きですか?」と聞くところをウムチョンとオムチョン、似た音の言葉で置きかえた、待令熟手のザ・オヤジギャグ。よく訓練された熟手たちは大爆笑だったけど、笑いはだいぶ前に無くしたチェ尚宮はこんな事では笑えないのでした…😌
(3)「이 구역의 히어로는 나다!/イ クヤッケ ヒロヌン ナダ!」
意味:このエリアのヒーローは俺だ!
これは15話のサブタイトル「この宮廷のクレイジーX」と同じで、アメリカドラマ「ゴシップガールズ」のブレアのセリフからのオマージュ。
詳しくは『サブタイトルの深い意味3』の15話の項をご覧ください!↓↓
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4話って一回目見てた時は、そんなでもなかったのに見返すと大事なことがたくさん入ってる部分なんですよね~
まだまだ続きまーす!
※画像はお借りしました