もう俺ダメかもわかんない。緊急透析やむなし。

この記事は崖男の治療開始から14ヶ月
高カリウム血症→腎機能障害→尿路感染→
透析治療を検討している頃のお話です

今、どんな症状？

お通じもオシッコも出てないんだ
具合が悪いよぉ〜
入院が伸びそうだ

また吐いちゃったんだ。
俺もうダメかもしれない

こんにちは
唐突にやってきた「胃がんステージⅣ」
昭和18年生まれの父
その名も崖男（がけお）の
闘病・今日までの記録です

　ブログの登場人物

胸を撫で下ろす間もなく

尿路感染を起こし、発熱も

一度は小康状態になっていましたが

実は前日のお見舞いの際に、

「今日はオシッコもお通じもない」と

話していた崖男。

翌朝には、元気のない声で

「具合が悪いヨォー。

俺ダメかもしれない」と母に

電話をしてきました。

ダメかもしれないだなんて！！

崖男が発する言葉とは

信じがたいですが、

相当、躰が怠いのだろうな。。

ほどなくして、主治医のまっち先生より

電話がありました。

まっち先生より

昨日からオシッコが出ていません。
超音波で確認しましたが、
やはり、腹膜播種に

尿管がつぶされ
オシッコが流れてないようです。
一時はクレアチニンの

数値も下がっていたのですが

こう、短期間で
またオシッコが出なくなって
経過を見ているというのは
有益な時間とは思えないので、
透析を
せざるを得ないかな
と思います。

透析をしないと、
1週間持たないかも
しれません
まずは短期型のものを入れて
1.2回透析し、その後長期型の物に
入れ替える方法になります。

一度、電話を切り、

崖男抜きで家族会議。

1週間持たないかもの所見に

まずは、崖男が楽になるならば、

その方法をお願いしよう。

そう、母娘で決めました。

その後、再度、

まっち先生より着電

尿路感染した際に

菌が血液まで入ってしまっていた為

新しい抗生剤を入れてます。

こちらは経過は良好ですが

この状態だと、透析の

長期型留置の方法をとると危険です

本日、大腿部に短期型留置。

明日、透析を始めます。

1週間後に長期型にする

スケジュールを組みます。

通院透析のクリニックの

面談の準備もしましょう。

ご本人のリハビリが進んでません

私が説得しています。

こうして、透析の準備の予定も入り

更に1週間、退院が

伸びることになってしまいました。

崖男、リハビリというと、きつい

運動をすると思っているのでしょうか？

躰が思うように

動かないのだろうな。

家族で声をかけサポートしていきます

と、お約束して、電話を切りました。

崖男から再度

まっち先生のやりとりが終わった頃

崖男からムスメKに電話

崖男＊

「手術だよ、これから」

ムスメK＊

「手術じゃないよ措置だよ。

良くなるための措置だよ」

崖男＊

「あちこち悪くてさー」

ムスメK＊

「頑張ってね」

この日はとても寒い日でした。

母は面会に出かけていきましたが、

会話もかったるそうで、

湿布を交換して、歯磨きをして

帰ってきたそう。その際に

今朝も嘔吐があったと聞いてきました。

この時の嘔吐がもしかしたら

崖男の「ダメかもしれない」発言に

つながったのかもしれません。

無事に透析の短期型留置の措置は

終わり、翌朝には透析が

始まります。

どうか、どうか、身体のだるさが

軽減されますように。

祈るような気持ちで翌日の

経過を待っていました

オマケの母エピ

新聞を愛してやまない母のユーモアある格言や

エピソードをご紹介。略してハハエピ

🔴『これどうぞ』といい乍ら

腕は決して相手の近くまで伸びて無い

（おやつのお裾分け）

⭐️崖男　三種の神器⭐️

毎日朝昼晩とお世話になっております

この他に体重、パルスオキシメーターで酸素飽和度までをセットで測っています