花瓶に絵付けされた円、どう描く?
この丸い絵付けがどう見えているか…
もしかして、こう描く人もいるんじゃないかな?
円を斜めから見ると楕円になる。 その長軸(長径)はその円の“回転の軸” に直角に交わる。
まずはそこを理解していただくことが先決。
※長軸・短軸は常に垂直・水平ではないので要注意。
サイコロが描けたら、 楕円とパースはマスターしたと言ってもいいと思う。
この図を見ながら、過去の記事を参照していただければ、楕円の基本はわかっていただけるだろう。
【参考記事】
“楕円、虎の巻 2”
あるいは、独楽(コマ)を想像していただければより分かり易いかもしれない。
コマには回転軸があり、円形の板の中心を直角に貫いているので、サイコロも自転車も時計台もコマが付いていると考えれば簡単に描けると思う。
この考え方は、“タケコプター理論”とも言われているらしい。言い得て妙。
楕円を正しく描けるということは、自転車も描けるということでもある。
※厳密に言うと楕円の真ん中と円の中心はズレるが、ここでは便宜上そこは割愛している。下の自転車ではそれも考慮して描いている。
こういう時にも楕円の傾きは要チェック!
他にも時計台や円窓、車のタイヤなどなど、意外とたくさんあるものだ。
お知らせ
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笠井一男 水彩画展
―カオスとコスモス―
4月1日(火)~4月6日(日)
11:00~18:00(最終日は15:00まで)
ギャラリーコンセプト21
〒107-0061 東京都港区北青山3-15-16
Tel.&Fax.03-3406-0466(画廊)
[アクセス]
東京メトロ表参道駅
(銀座線・千代田線・半蔵門線)
B5、A1出口より徒歩5分
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