神無き世界のカミサマ活動（1期）
★★★★☆
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あらすじ（wikiより）
知全能と言われる謎の神様「ミタマ」を崇拝する教団の教祖の息子として生まれた卜部征人。彼は団体の次期教祖となるための儀式に無理矢理参加させられ、その最中の事故で命を落としてしまう。次に目を覚ました時、彼は見知らぬ異世界にいた。その世界の村人たちと仲を深め、次第に生活に馴染んでいく征人。しかしその世界には、一定の年齢に達すると皇国から自殺を強制される「終生」と呼ばれる制度があり、征人と仲良くなった友人たちも、その制度の対象となってしまう。征人は村の友人たちを守るために、皇国と戦う決意をする。
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アマプラで視聴。略称は「カミカツ」。
どうやら原作ファンからは批判の嵐っぽいが、
個人的には見ていてまぁ面白い部類。
単純に、色々ぶっ飛んでてイイ。
なにせ主人公・ト部征人、禁書（というかエロ本）を片手に勉学に勤しむ女の子のご奉仕で目覚める異常っぷり。…原作を全く知らない僕としてはこの段階で、「エロ路線のしょーもない異世界モノだこれ」と悟る。
ところがト部征人が目覚めた異世界は、信仰する対象（神様など）が必要とされていない、未来の日本の姿であった。（つまり異世界ではなく、Dr.STONEばりに長年の年月が経過しておかしなことになっていた）。
皇国に暮らす人々は皆人造的に作られた人間であり、信仰する対象もなければ現代人にあるはずの欲求や知識がまるでなく、あらすじにも在るとおり一定の年齢に達すると皇国からスーサイドを強要される。しかもそれを命じられた人間もまた欲求が何もないので「じゃ、行ってくるわ～」程度で次々と…
逆に生きたい、死にたくない、という欲求が生まれた人間は反逆者と見なされ、【カクリ】と呼ばれる皇国から離れた場所に点在する村に送り込まれるという。
何かとそそる設定なのよ
ミタマ様登場後は、信仰者の質&量を敵のアルコーンと呼ばれる皇国を代表する四天王みたいなやーつとマウントするばかりだが、何かとこの4人のキャラが立っており、単純な信仰者数のぶつかり合いではなくところどころ頭脳戦の様相を呈していた点もGOODだった。
なんか、普通に面白い
そしてエロ路線に相応しく女の子の作画レベルも何かと高め。特にアルコーンの1人で後に仲間となるアータルちゃんはオタクたちがこぞって好みそうなキャラをしており（俺も好き）、その他可愛い子が揃っておりまする。
可愛い女の子キャラのしょーもないエロ要素だけが頼みのラブコメかと思わせてからの、まともなストーリー＆設定のギャップが謎に嵌るアニメだった。手抜き感バリバリのそれらしいOPからの一向に読まれない長すぎる各話タイトルもまた一興だったよ。キャラ総数もちょうどいい少なさだったし。
さてこのアニメ、一応続編があるっぽいが、最近放送されたばかりなので今後どうなるかはわからないとのこと。なんかト部征人の姉が主人公の話もあるらしいがどうなることやら。でもまぁ、普通に面白かった。