来てくださってありがとうございます!

がーこと申します

 

約2年のタイミング法での不妊治療後、

一卵性双生児(MD双胎)の女の子を授かりました

現在妊娠9ヶ月です

 

双胎間輸血症候群や不妊治療、

マッチングアプリの経験談、

妊娠出産などについて書いている

(+これから書いていきたい!)ので

覗いてみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回までは手術の様子や

手術直後の様子を書いてきましたが


https://ameblo.jp/gagaga-ko0202/entry-12853050593.html



今日はその後、退院まで

どんな経過を辿ったのかを書き留めます。

レーザー手術を受けたら

あとはこんなことがあるのかと

参考になれば嬉しいです。

 

 

術後2日目

【22w6d】

 

エコー検査でお腹の2人の様子を見る。

術前から血流や2人の膀胱の様子に

異常はなかったが、今日も変わらず問題なし

「経過が素晴らしい!」

と褒められました。

本当に早期発見の段階で手術出来ていて良かった。

 

いつもどちらか1人の顔しか見えないけど、

今日は初めて姉の方の顔が見えた。

 

 

今日からシャワーが解禁!

基本的にはまだ安静なので行動は病棟内のみOK

張り止めの点滴は引き続きしているので

点滴をどこにでも連れて行く生活。

張り止めの副作用である、

心臓のバクバク感にはだいぶ慣れたけど

手先が少し震えるのもずっと続いている。

​術後3日目

【23w0d】

 

術後4日目でやる予定だったエコーを

本日に前倒しで実施。

 

経過は相変わらず順調で

羊水過小だった方の羊水は、

術前の1センチ程度から

今日は4センチ程まで増加!

 

羊水過多の方はなかなか減らず

まだ10センチの深度があるけど、

胎児が羊水を飲んで吸収されれば減るので、

胎児の体が大きくなってくれば

その分減りも早くなってくるみたい。

これからは同じくらいの羊水量に

自然となっていきますよーとのこと。

 

 

 

その後に経膣エコーで切迫傾向が

ないかどうかの検査。

結果、子宮頸長しっかりあるため

その後に点滴が外れた!

 

午前中のうちに張り止めの点滴が

終わったことで、

午後は割と頻回に張るようになる。

これが張り返しというらしい。

 

夕方頃になると

ずっと寝転がっている状態なのに

多い時には4分ごとに定期的に張り始めた。

消灯後、

看護師さんにセンサーをつけてもらい

しばらく様子を観察。

その時には6分に1回くらいの

頻度になっていた。

お医者さんの判断で、

もう一度経膣エコーすることに。

結果、子宮頸長は変わらず、

特に問題なし!

かなり頻回に張っていたので

ドキドキしたけど

何もなくて良かった。

看護師さんも、

「ここから陣痛に入っちゃう人もいるので

何もなくて良かったですよ!」

と言ってくれた。

すぐに対応してくれる環境

ほんとありがたい。

 

 

 

 

 

 

​術後4〜6日目

【23w1〜3d】

 

この期間は特にエコーなどの検査はなし。

点滴が外れたので自由ではあるけど

まだ行動範囲は病棟内に限定されているので

特にやる事もない。

張り返しは点滴をとった日以降は落ち着き、

張ることはあるけど規則的ではなくなった。

 

毎朝赤ちゃんの心拍助産師さんが

聞きにきてくれる。

毎回赤ちゃんたちが動き回るので

なかなか心拍を追うのが大変そう。

双子の1人が楽しくなって

心拍を測る機械から逃げ始めると、

同じ部屋にいるもう1人にも

伝染して暴れ始めるようで

いつも追いかけっこになっていた。

 

​術後7日目

 

 【23w4d】

 

今日は昨日までと打って変わって忙しい。
朝から血液検査、尿検査、
経腹、経膣エコーと盛りだくさん!
傷口抜糸もあった。
 
エコーでは相変わらず元気な双子。
特にぽこちゃん(妹)は
エコーで計測中にいきなり逆子になってみせ、
「今の一瞬に何が!?」と
いつもクールな女医さんのS先生を困惑させていた。
足や手を振り回すぽこちゃん、
それに負けずにやり合うでこちゃん(姉)で
2人は揉みくちゃ状態。
お医者さんたちと大笑いしながらのエコーだった。
 
抜糸は、引っ張られる感じはあるけど
思ったより痛くなかった。
一応ってことで、
傷口のところにテープが貼られて終了した。
 

​術後8日目

 【23w5d】

 

 

8日目に経膣エコーだけ実施。

依然として子宮頸長は5〜6センチあるらしい。

 

術後すぐは羊水抜いたことで

少しスッキリしていたお腹が、

赤ちゃんたちが大きくなってきたことで

今度は術前以上に大きくなってきている。

入院を機にサポートベルトと

腹巻きがセットになったものを

使い始めたけど、そのおかげなのか

お腹の出方が下に下がっていたのが

前に突き出すようになってきた。

もう単胎妊娠の人の8ヶ月くらいの

お腹の大きさになってきている…。

 

術後9〜11日目

 

 【23w6d〜24w1d】

 

今日はも特にエコーなどはなし。

今日から行動制限がなくなり、

病棟の外にも行ってOKになる!

さっそくたまっていた洗濯物を

コインランドリーに持ち込んだ。

 

 

心拍の確認をする助産師さんから、

姉の方は下にいて妹の方は上にいて、

下にいる子が蹴ると膀胱が刺激されるから

頻尿になるかもですね〜と言われた。

(↑それをきいて描いてみた図)

たしかに、上の方では

よく肋骨あたりに胎動を感じるけど

下の方では体の表面というより

内臓に響く感覚がある気がしてた。

でこちゃん(姉)の胎動は

それだったのかーと納得した。

 

体調に特に変化はなし。

ただお腹が重くて、シャワーに入る時

腹帯をとるのが地味に辛い…

ずっと巻いていたい。

シャワー上がりはお腹が張りがち。

 

 

 

​術後12日目(退院まであと2日)

 【24w2d】

 

手術の時、あと500ml抜くはずだった

羊水が抜けなかったこともあり、

お腹が辛くてきつい…となれば

切迫兆候がないことを条件に

追加で羊水除去をしようということになっていた。

 

お医者さんから何度か病室にも来て頂き

羊水除去の話を聞いていたけど

羊水過多の方の羊水があと2センチ多ければ

迷いなく「やりましょう!」となるけど、

私の場合10センチにとどまっているので

お医者さん的には「どちらでもいい…」

という微妙なラインということらしい。

 

また子宮に針を刺すことになるので

リスクにならないことはないようで、

それもあってずっと迷っている…

羊水を抜いた方がのちのち楽かなあ

でもリスクを負ってまでやった方がいいのか…?

とずっと迷っている。

 

明日はその判断をするプラス、

退院前最後のエコー検査だ。

 

 

 

 

 

 

​術後13日目(いよいよ明日が退院)

【24w3d】

 

今日のエコーで羊水除去をするかどうか

決めることになっている。

 

エコーが始まってすぐに、

担当医のO先生が

「これは…羊膜剥離だね」とつぶやく。

エコーの画面には、今までと違う状態の

羊膜が映っていた。

 

これまでは割と緩やかなカーブを描いて

水の中にふわふわと揺れていた羊膜が

目の前の羊膜は、手術で内視鏡を入れた部分に

子宮から剥がれている様子が見られ、

ぐにゃぐにゃと折れ曲がったような状態で

赤ちゃんの周りに漂っている。

 

 

毎回なんとなくエコーの時は

「何もありませんように…」

と願いながら緊張していたこともあり、

この時は急に今までの順調な状況から

変化があったため具合が悪くなってきた。

しばらく落ち着くまで

横を向いた状態になってエコーをする。

 

結果、羊膜剥離という変化はあったものの

赤ちゃんたちは順調に元気に成長。

O先生はいつもの優しい笑顔で

「もういつでも退院できますよ〜」と言う。

 

O先生が言うなら大丈夫なんだろうけど、

羊膜剥離になると

28〜32週の前期破水のリスクが

40%に上がるということ。

そのため、予定していた羊水除去も

なしにしましょうとなった。

 

破水は特に安静度に関係もなくなるもので、

家に帰ってもお腹が張ったら休む

そのくらいで特に気をつけることはありませんとのことでした。

 

「退院を明日に控えているのに

このタイミングで羊膜剥離…」

不安になりながらも

最後に4Dに切り替わって2人の顔を見る。

妹の方のの顔を見ようとしていると、

偶然にも姉の顔が映り込み、

図らずもお腹の2人のツーショトが撮れた!!

いつも姉の方は顔を隠しているので

2人の顔が映ったことがめちゃくちゃ嬉しい。

不安もあるけど、いい事もあって

感情が上がったり下がったりしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

​術後14日目(退院日)

 【24w4d】

 

退院は基本的に午前中になっていたが、

細かい時間は患者の都合に合わせて大丈夫とのこと。

 

朝食の前に入院費用の概算をもらい、

退院時に払うのはこのくらいですーとわかった。

そこに書かれていた料金は13万円。

詳細はわからないけど、

入院した日にマイナンバーカードで

限度額申請は済んでいたため

思ったより少し高い?と思った。

(入院費用についても気になるところだと思うので別の回で入院費まとめを書きたいな)

結局会計してみれば10万円の請求だったので

そんなもんかなと思った。

(入院19日、手術もしてMFICUにも

入ってたのにこの請求で収まるなんて、

日本の保険診療は凄すぎる!!)

 

その後朝食を食べたら荷物をまとめて

お迎えを待つ。

11時頃にお義母さんが迎えにきてくれて

そのまま病棟から出る。

病棟を出る直前で、担当医のO先生に

たまたま会うことができた。

本当にこの病院で良かったです、

お世話になりましたとお礼を伝えることができた。

 

次回、また2週間後に成育医療センターでの

経過観察を行い、

そこで問題なければ無事に卒業になる。

なのでもう少しここにお世話になるけど、

退院というひとつの区切りをつけることが出来た。

 

 

 

 

入院から退院までの記録はとりあえずここでおしまい!

術後14日間とう入院期間ってこんな感じです!

 

手術をベストタイミングで行うことが出来、

双胎間輸血症候群の程度も

赤ちゃんたちの体への影響まで来ている段階ではなかったため、

このような形での退院となりましたが

同じような境遇で悩んでいる方の

参考になれば嬉しいなと思います。

 

次回は退院2週間後に行った

検診の様子を書いて、

この「妊娠21週で双胎間輸血症候群になった話」

シリーズは終了にしたいと思います!

 

 

(つづく)


次の話

https://ameblo.jp/gagaga-ko0202/entry-12851554644.html