来てくださってありがとうございます!

がーこと申します

 

約2年のタイミング法での不妊治療後、

一卵性双生児(MD双胎)の女の子を授かりました

現在妊娠9ヶ月です

 

双胎間輸血症候群や不妊治療、

マッチングアプリの経験談、

妊娠出産などについて書いているので

覗いてみてください!

 

 

 

 

 前回の話

https://ameblo.jp/gagaga-ko0202/entry-12852065284.html




週が明けて月曜日(入院4日目)

 

前回、金曜日ののエコーまでは

羊水量は10センチと2センチちょっとあり、

赤ちゃんたちの膀胱や血流に問題がなかったため

双胎間輸血症候群のステージ1の少し手前で

踏みとどまっていた私。

 

エコーの前に、

今日は朝から手術前の血液検査で絶食。

その後に心電図をとって…と

何もなかった土日とは打って変わって

忙しくなりました。

↓土日のゆったりと過ごしていた頃の絵日記

 

 

 

 

週明けの今回、

もう一度エコーでお腹の様子を見て

手術日を決めようということになっています。

 

 

このブログを見てくださっている人の中には、

「なぜ症状が進行するのを待ってから手術するの?

早い方がいいんじゃない?」

と思う方もいるかもしれません。

(私はそうだったので先生へ質問しました。)

 

双胎間輸血症候群の手術では、

羊水過多の子側から内視鏡を入れ、

カメラで胎盤を見ながら血管を焼く

ということをするのですが、

その時に羊水過小の子の羊水が

2センチ以上ある状態だと、

カメラの前にカーテンがかかったように

見えづらくなるそうです。

 

羊水が減ればそのぶん胎盤の状態が

見やすくなり、

それによって手術の成功度が上がる

ということでした。

 

 

私の場合、羊水過小がまだ2センチと少し

ある状態だったので、

もう少し進行すれば手術出来るんだけど…

という状況だったのです。

 

 

 

それも踏まえて今回のエコー。

 

今日は明らかに状態が変わっていました。

 

羊水過多のほうは

12センチにも迫るくらいに羊水が増え、

羊水過多のほうは

1センチほどに羊水が減っています。

 

エコーの画面で見ると、

羊水過小のでこちゃん(姉)が真空パック状態で

体を前屈させたような体勢で

いることが分かります。

 

妹のぽこちゃんは相変わらず

スペースはさらに広くなったにも関わらず

姉のでこちゃんに寄り添っていました。

 

 

見るからに狭くて苦しそうなでこちゃん。

 

少し焦った私は

「こんな状態で苦しくはないのでしょうか!?」

と先生へ問いかけました。

 

「見た目は苦しそうですが、

実際には2人ともへその緒から

栄養と酸素を受け取っているので大丈夫ですよ。」

 

そうか…

まだ呼吸してないから狭くても

大丈夫なんだよね…

 

 

そうは思っても、

目の前の画面を見ると心配になりました。

 

 

医「うん、十分羊水過小も進んでいるので

ステージ1ですね。

手術するとしたら明日がいいでしょう。」

 

急に周りの先生たちが慌ただしくなり、

手術室の空きなどを確認し始めました。

 

 

医「明日の午前で手術が出来そうです。

前にも話しましたが、手術には

いくつかのリスクが伴います。

ですが、今のがーこさんの状態であれば

十分にやる価値があると思います。

どうでしょうか。」

 

私「私も手術するのが最善だと思います。

よろしくお願いします。」

 

 

ついに手術が決まった。

入院が決まった日から

手術の日を待っていた私は

いつでも来い!の気持ちでしたが、

やっぱり人生初の手術であり、

お腹の子たちのリスクも伴うもの。

少し怖さはあります。

 

 

でもこれはきっと2人が

元気に産まれてくるための第一歩だ。

2人はずっとお腹の中で励まし合っている。

お母さん、頑張るね。

3人で一緒に頑張ろうね。

 

 

お腹を撫でながら、

なんとなくお腹の2人とも

気持ちが繋がっているような気がしました。

 

 

(つづく)

 

 次の話

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