711『テスラ エジソンが恐れた天才』→電流戦争を演じた二人の天才 | 映画横丁758番地

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生きているうちに一度は(何度でも)観ておきたい映画について、変幻自在・巧拙緻雑・玉石混淆で書いています。

タイトルにもある通り、ニコラ・テスラ(1856-1943年)と

トーマス・エジソン(1847-1931年)との間で繰り広げられた

いわゆる「電流戦争」を中心にその競争ぶりや相互の確執を

描いています。

念のためですが、両人とも実在した人物です。

 

エジソンの方は「発明王・エジソン」としても名高いものが

ありますが、一方のテスラの評価は必ずしも定まっていません。

LIFE誌が1999年に選んだ

「この1000年で最も重要な功績を遺した世界の人物100人」

に選ばれていますが、

その反面では、

~ひとつの巨大な送電装置を地球上のどこかに設置することで、

 ケーブルを使わずに、地球上のありとあらゆる場所に電力を

 送り届ける~

という構想から、いわゆる「ウォーデンクリフ・タワー」の

建設にも手を出し、これには失敗しているのです。

 

そうしたことで、一方では「天才的発明家」、また一方では

「奇人」などと、落差の大きい評価を得ていますが、

例えば、アメリカにに本部を置く電気・情報工学分野の

学術研究団体(学会)であるIEEEでは、1975年にテスラの名前を

冠した「IEEE ニコラ・テスラ賞」が設けられましたし、また

米国の電気自動車メーカーの「Tesla」の社名もニコラ・テスラへの

賞賛をこめて名づけられたとされています。

 

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「テスラ エジソンが恐れた天才」 2020年 監督:マイケル・アルメレイダ/  

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            イーサン・ホーク/

 

ニコラ・テスラ役には、

2001年『トレーニング デイ』(監督:アントワン・フークワ/)

ではAW助演男優賞にもノミネートされたイーサン・ホーク

 

その宿敵であるトーマス・エジソンを演じたのは、

1994年『フリントストーン/モダン石器時代』(監督:ブライアン・レヴァント/)

などのカイル・マクラクラン/

 

監督は、

2000年『ハムレット』などのマイケル・アルメレイダ/が務めました。

ちなみに、この作品でも、イーサン・ホーク/とカイル・マクラクレンの

共演となっています。

 

 

アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。

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