タイトルにもある通り、ニコラ・テスラ(1856-1943年)と
トーマス・エジソン(1847-1931年)との間で繰り広げられた
いわゆる「電流戦争」を中心にその競争ぶりや相互の確執を
描いています。
念のためですが、両人とも実在した人物です。
エジソンの方は「発明王・エジソン」としても名高いものが
ありますが、一方のテスラの評価は必ずしも定まっていません。
LIFE誌が1999年に選んだ
「この1000年で最も重要な功績を遺した世界の人物100人」
に選ばれていますが、
その反面では、
~ひとつの巨大な送電装置を地球上のどこかに設置することで、
ケーブルを使わずに、地球上のありとあらゆる場所に電力を
送り届ける~
という構想から、いわゆる「ウォーデンクリフ・タワー」の
建設にも手を出し、これには失敗しているのです。
そうしたことで、一方では「天才的発明家」、また一方では
「奇人」などと、落差の大きい評価を得ていますが、
例えば、アメリカにに本部を置く電気・情報工学分野の
学術研究団体(学会)であるIEEEでは、1975年にテスラの名前を
冠した「IEEE ニコラ・テスラ賞」が設けられましたし、また
米国の電気自動車メーカーの「Tesla」の社名もニコラ・テスラへの
賞賛をこめて名づけられたとされています。
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「テスラ エジソンが恐れた天才」 2020年 監督:マイケル・アルメレイダ/
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イーサン・ホーク/
ニコラ・テスラ役には、
2001年『トレーニング デイ』(監督:アントワン・フークワ/)
ではAW助演男優賞にもノミネートされたイーサン・ホーク/
その宿敵であるトーマス・エジソンを演じたのは、
1994年『フリントストーン/モダン石器時代』(監督:ブライアン・レヴァント/)
などのカイル・マクラクラン/
監督は、
2000年『ハムレット』などのマイケル・アルメレイダ/が務めました。
ちなみに、この作品でも、イーサン・ホーク/とカイル・マクラクレンの
共演となっています。
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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