少年野球チーム「ベアーズ」。
ひょんな事情から、そんなベアーズをプールの清掃人を
している人物が監督として率いることになります。
かつてはマイナーリーグで活躍した経験もあるのですが、
今や酒と縁が切れない日常を送っているのでした。
しかも、その少年野球チームといえば、問題児ばかりを
集まっているだけでなく、相手チームからもバカにされて
しまうほどの超弱小チームなのです。
これでは、指導に身が入るはずもありません。
そんな苦境にあるために、この「監督」は新たにエース投手と
迎え入れるべく画策を重ねます。
超スピードボールを投げる一人の少女を、自分のチームの
メンバーに加えようとするのでした。
ただし、そんな虫のいい目論見がスンナリ運ぶはずもなく
・・・。
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「がんばれ!ベアーズ」 1976年 監督:マイケル・リッチー
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大人・左から) ヴィック・モロー/ウォルター・マッソー
ベアーズを率いる呑兵衛監督を演じるのは、
名優ジャック・レモンと頻繁に共演し、
1966年「恋人よ帰れ!わが胸に」(監督:ビリー・ワイルダー)で
AW助演男優賞を獲得した名優ウォルター・マッソー/
ライバルチームの監督役を、1962~1967年まで続いた
TVシリーズ「コンバット!」で、主役の一人である
チップ・サンダース軍曹を演じて一躍人気スターになった
ヴィック・モロー/
エース投手になる少女の役を、9歳の時に
1973年「ペーパー・ムーン」(監督:ピーター・ボグダノヴィッチ)で
父親であるライアン・オニール/と共演し、その作品で
最年少(10歳)AW助演女優賞に輝いたテータム・オニール/
また、ベアーズの一員を演じたジャック・アール・ヘイリー/は
1977年「がんばれ!ベアーズ特訓中」(監督:マイケル・プレスマン)
1978年「がんばれ!ベアーズ大旋風-日本遠征-」
(監督:ジョン・ベリー)で、立て続けに同じ役を演じました。
監督は、
1972年「候補者ビル・マッケイ」(主演:ロバート・レッドフォード)
などのマイケル・リッチー/が務めました。
アンティークな作品が多くて恐縮至極にございます。
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