GAFnetのブログへようこそ

月曜日は、凜がお伝えします。


SSWをしていると一時保護されたり施設に入所している子どもたちに出会うことがあります。


先日も親と離れて保護先に入所した子どもがいて、どんな思いなのだろうと考えると、なんとも言えない気持ちが胸の辺りを締めつけます。


最近よく「ヤングケアラー」とか「シックマザー」という言葉を耳にします。実際にそんな方に触れることが多いからだと思いますが、シックマザーに育てられた子どもにとって、親と離れる事がサポートになるだろうと思います。


しかし一方で、親と離れてしまう事で起こる子どもたちの苦しみや不安も私の中に起こってきます。


純粋に彼らの事を考えている時も確かにあるのですが、私の投影が起きて、幼い頃、母が仕事でいなかった夜を私の感覚が思い出してしまいます。


家族が多かったので寂しくはないはずなのに、「母がいない」ということは私にとっては言葉に出来ないくらいの寂しさや不安がありました。


その寂しさや不安が担当の子どもを通して思い起こされます。


親と離れて生活するという現実を、幼い頃に体験しなければならない意味って何なのだろう。

亡くなってもいないのに離れなければならない現実、子どもが子どもとして生きていけない現実、その中で嘘をつく事を学び、その場しのぎの言葉でしか語れなくなる現実。


いろんな思いが私のからだの中をぐるぐるします。


ゲシュタルトのワークでは、いろんなものを扱います。そう言えば、私は、幼い頃台風の避難のために親と離れるワークをエサレンで体験しました。わぁ、懐かしいですね。


人生はいろんなことがやってきますね。


どんな小さなことも意味のないものはないと思っているし、生きる意味は自分自身が見出すものだと知っています。


きっと入所した子どもたちにとっても、彼らに必要なことだったと信じたいなと思います。


彼らが幸せでありますように。


そして、私自身も幸せでありますように。


(お知らせ)

個人的なカウンセリングをご希望の方は、凜へ直接お申し込みください。zoomカウンセリングとなっています。

また、GAFnetのワークショップのお問い合わせ、或いはGAFメンバーへの個別のカウンセリングのお申し込みは、080 3375 6349(担当 堤)までお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。







おはようございます。
GAFnetブログへようこそ!
今日は せいじ がお伝えします。

今日の写真は2019年5月に奄美大島の加計呂麻島で3日間のスーパーヴィジョンを開催した時の写真です。
自然に覆われた加計呂麻島は人工物の音がなく、さざなみの音や鳥のさえずりに癒されました。

明日から熊本は蔓延防止等重点措置が適用されます。
変異ウイルスの拡大もあり、コロナ感染が全国的に拡がりつつあります。

遅きに失した感はありますが、この感染拡大状況を速やかに収めることが最優先です。

まあ、人によって言いたいことは様々あるでしょうが全国的に徹底した自粛をやるべき時でしょう。

今から思うと、2019年までのあの日々はとても自由で居心地の良い時間だったのだとつくづく感じます。

こんなにも行動の制限が伴うなんてことを誰が想像していたでしょうか。

特に日本の場合この70年余り危険とは無縁な環境の下、私たちは安心安全に過ごしてきたと言っても良いでしょう。

世界の地域の中には戦争によって、あるいはその地域の環境によって、人々の行動が制限され、生死をも意識するほどの危機に直面している国々も多々あります。

日本はそんな体験をこの70年余りしていないことで私たちはある意味安全な中で自由に生きることができているのでしょうが、その反面、平和ボケと言われるほど危機意識が気薄な民族になってしまったのかもしれません。

イスラエルはこの危機に直面し、生き残るためにワクチン接種をどの国よりも早く成し遂げました。

危機に直面した時一番重要なことは、今この時に起こっているその状況を的確に把握し、最善でなくともより良い判断を下すことだと私は思っています。

判断が間違っていたならば躊躇わずに違う判断をすることも必要でしょう。

朝令暮改はマイナスのイメージで捉えがちですが、私は朝令暮改もある意味必要なことだと思っています。

間違いを認め、正しい方向へと導くのがリーダーの役割であり、人の目を気にしながらリーダーをやっていても目の前にある状況を的確に見極めることはできないでしょう。

先日、河野大臣がワクチン接種の予約が混乱していることについて、「完全に私の失敗です」と陳謝したことについて、私は何かホッとした感じを持ちました。

リーダーの資質の一つは正直であること、間違いは間違いとして素直に認める度量が必要なのだと。

この人になら任せられるという、そこに信頼が生まれるのだと思います。

これはカウンセラーやセラピストと言われる人々にも共通する資質です。

私はカウンセラーでござると言った仮面を被り、間違ったことを認めずにクライエントへ向き合うなら、クライアントはどうしてそのカウンセラーを信頼することができるでしょうか。

カールロジャーズが掲げたカウンセラー側の3原則の一つである純粋性(Genuine)が重要であるということです。

そして、その正直さや素直さと言ったものが安心安全で信頼できる状況を作り上げていくはずです。

今の危機的状況下においても、いや、何もない日常においても”私が私に対して正直であること”が何よりも大切なことなのだとつくづく感じます。

そして、日本がこの危機に打ち勝ち、生き残ることを願うしかありません…




GAFnet(ゲシュタルト.アート.フォーカシングネット)が主催する各種ワークショップやセミナー、カウンセリング等につきましては、

3つの密を避けた安心安全な環境に配慮し、少人数での開催を予定しております。
また、オンラインによるWebセミナー等も実施しています。お気軽にご相談ください。

ゲシュタルト.アート.フォーカシングネット Website

https://www.gaf-gestalt.com


ゲシュタルト.アート.フォーカシングネット FaceBook ページhttps://www.facebook.com/Gestalt.A.focusing


GAFnetのブログへようこそ

月曜日は、凜がお伝えします。


昨日は、母の日。

写真は娘たちからのプレゼント。


こんなことが当たり前ではないという幸せを噛み締めています。


私も母へ花籠と服を送りました。

今年までかもしれないと毎年思って送っています。今日、こうしてまた花を届けることができた、ただそれがとても嬉しいです。


最近、昔の話をよくしてくれます。

その時、私が知らない母に触れることがあります。

何度も聞いた話もあるけれど、へぇーそんな仕事してたんだぁと初めてのことも出てきます。


つい昨日のことのようにいきいきと語る母の人生を感じながら過ごす時間は心地よい時間です。


母の話は、事柄としては大変な辛い状況なのに、苦しかったというような言葉はあまり出てこない気がします。


長い年月の中であえて触れてこなかったことなのか、大変な中で頑張ったという話が多く、その中で母の居場所を獲得してきたのだなと思います。


愚痴をこぼさない、そんな年代なのでしょう。このくらいでへこたれてたまるか、という時代に生きた人です。


90年生きてきて初めて人から「お見舞い」をもらう体験をした人です。強い人です。

厳しい人です。


そしてとても愛情深い人です。


娘の私は「母」のように強くあるのでしょうか。まだまだ抱えきれないような事があると投げ出してしまいたくなります。まだ修行の身なので許されているでしょうか。


母を意識しても母のようにはなれません。


ゲシュタルトで「融合」という言葉があります。特に親子では融合してしまう事が多いです。


融合は、わたしなのか、他者なのかがわからない状態です。相手との境界線がない状態。「私たち」という言葉をよく使う人は融合していると言われます。(もちろん、ダメなわけではありません)


私もまだまだ母と融合している部分があるんだなと思います。


母は、母。

私はわたし。


このことを意識しながらも、背景に母の存在を強く感じた一日でした。


お母さん 産んでくれてありがとう。


(お知らせ)

個人的なカウンセリングをご希望の方は、凜へ直接お申し込みください。zoomカウンセリングとなっています。

また、GAFnetのワークショップのお問い合わせ、或いはGAFメンバーへの個別のカウンセリングのお申し込みは、080 3375 6349(担当 堤)までお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。





GAF net ブログへようこそ!
今日は せいじ がお伝えします。

今日の写真は2年前の7月にロサンゼルスへ行き、アナハイム球場でエンゼルス戦を見た時のものだ。

コロナの勢いが増しています。鹿児島、熊本ともこれまで以上のスピードで感染が拡大しています。

やはりワクチンに頼るしかないのかもしれないですね。それまでは自粛を強めるしかないのかなと…

先日NHKでヒューマニエンスという番組をやっていた。観た皆さんもいるかもしれない。

皮膚は0番目の脳であると言うテーマだった。

とても興味深い内容であった。

私はゲシュタルト療法を学んでいるので皮膚や触れると言うこと、そしてその感覚には多くの知恵があることを理解している。

皮膚とは私たちの身体を覆っている、私たちと外界を区別しているものである。

その番組でも同じようなことを言っていた。

そして興味深かったのが、お母さんのお腹の中にいる胎児が既に妊娠3,4ヶ月頃からこの触れるという機能を使って胎児自身の身体と外界を区別する仕草をしているということだ。

胎内にいる胎児の画像を見ると、胎児が腕を使ってお腹の壁面に触れる姿が観察される。

また、双子の胎児の場合、お腹の壁面に触れる時の触れ方ともう1人の胎児に触れる時の触れ方には違いがあり、その違いとは触れる時のスピードが壁面に触れる時よりも胎児に触れる時の方がゆっくりとしているということであった。

このことから、推察ではあるが、既に3,4ヶ月の胎児は自分と自分でないものを触れることによって区別しているのではないか、また、触れるものが大切なものである時にゆっくりと優しく触れているのではないか、という。

これは推察ではあるが、私の肌感覚からすると当たっているような気がする。

皮膚には目や耳はないのだが、皮膚に色が違う光を当てると青色の時は傷の修復が遅く、赤色の時はとても早く修復することがわかっている。

また、皮膚に同じ音楽を聞かせるのだが、一方はその音楽の中に人間では聞き取れない高周波の音を混ぜて聞かせると、高周波が入った方は身体が、暖かくなったり、穏やかになったりするという。

そして皮膚と皮膚が触れ合うと皮膚にあるオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌され、互いが癒やされたりする。

子供を抱きしめることや互いにハグすることにはそれなりの意味があるのだ。

今の時代、他者に触れることはできない。

しかし、触れないことによる弊害がこれから起こるかもしれない。

特に発達途上の子供たちが親から触れるという体験を得ることができないなら、何らかの弊害が無意識のうちに身体に積み重なる可能性はある。

接触するということは私たち人間にとってなくてはならないものであり、早くそんな環境に戻ることを願ってやまない。

余談であるが、
もしかしたら、これからの時代触れることが永遠にできなくなれば、人間の進化として生殖機能を含めて生き残るために環境へと適合する何かが生まれるやもしれない…








GAFnet(ゲシュタルト.アート.フォーカシングネット)が主催する各種ワークショップやセミナー、カウンセリング等につきましては、

3つの密を避けた安心安全な環境に配慮し、少人数での開催を予定しております。
また、オンラインによるWebセミナー等も実施しています。お気軽にご相談ください。

ゲシュタルト.アート.フォーカシングネット Website

https://www.gaf-gestalt.com


ゲシュタルト.アート.フォーカシングネット FaceBook ページhttps://www.facebook.com/Gestalt.A.focusing


GAFnetのブログへようこそ

月曜日は、凜がお伝えします。


今日は、憲法記念日ですね。お休みでゆっくりされてる方も多いと思います。私も連休三日目ですが、不登校の子どもたちの気持ちがちょっとわかる気がします。


好きな事を仕事にしていても、こんな気分になるのですから、頑張って仕事に行ってる方は、連休明けは行きたくない感覚になるかもしれないですね。


違う方向から光をあてて考えたら、仕事があるというだけでありがたいことでもありますね。このコロナ禍で職を失った方はたくさんいらっしゃるのですから。


自戒の念を込めていいますが、仕事をしていても、子育てしていても、同じだなと思うことが度々あります。


人は苦しい時、辛い時、特に人間の力ではどうにも立ち向かえないと感じた時、その出来事がなくなって欲しいとか、過ぎてくれさえしたらと願います。


その苦しさの中にいる時は、必要最小限の事だけを願います。


しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、また時が経てば、欲が出てしまいます。

もっとこうだったらいいのに、と、無い物ねだりを始めてしまうこともあります。


まぁ、それが人間の欲なのかもしれませんね。


しかし、こうして家族で過ごせている事、

仕事をさせてもらえる事、

笑い合えること、



生きている事、


こんなことがどんなに有難いことなのか、


この一瞬一瞬が奇跡であること。


私がどんなに幸せか、


そんなことをしみじみ思う朝です。


そして、今日は結婚記念日。

昔、新聞で選んでもらった短歌です。

「来世でも君を絶対選ぶだろう イビキの鼻をつまんで眠る」選者永田和宏


素敵な一日になりますように。


(お知らせ)

個人的なカウンセリングをご希望の方は、凜へ直接お申し込みください。zoomカウンセリングとなっています。

また、GAFnetのワークショップのお問い合わせ、或いはGAFメンバーへの個別のカウンセリングのお申し込みは、080 3375 6349(担当 堤)までお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。




おはようございます。

GAF net ブログへようこそ!

今日は せいじ がお伝えします。


写真は2年前に訪れた世界遺産にもなっているギリシャデロス島です。


既に1年余りのコロナとの闘いにほとんどの人が疲れ果てているこの状況を早く打破して欲しいと切に願います。


前回のこのブログで生きる意味ということを描いた。


そして、1週間が経ち、私の人生も少しは明るい兆しが見えているのを感じている。


それは外界との接触(コンタクト)が増えてきたことに他ならない。


3ヶ月近くの引き篭もりは私に外界とコンタクトを促した。


私に当たる陽の光や通り過ぎていく風、生き物の声や生き物自体の姿に触れたり、見たりすることがとても心地よく思える。


それはもう引き篭もることには十分満足し、飽きてしまったことを意味している。


人は自らがある事柄に対して満足してしまうとそのことに飽きてしまう。そして、また別の事柄へと興味を示し、そのことに飽き足りるまでそこに留まる。


これはゲシュタルト療法でいう図と地の転換なのだが、私たちの目の前にある出来事(前景:これを図という)に私たちが満ち足りたなら、その出来事は私たちの興味外のものとなり、私たちの目の前から消え去る(背景:これを地という)。


私たちはこのようにして自らに起こる出来事に対していく。


この図と地の転換が自然と繰り返されることが私たちの精神の健康な状態であるのだが、この自然な図と地の転換が阻害されることが多々ある。


特に日常生活を社会という枠組みの中で過ごしているほとんどの現代人の多くは、このことで身動きが取れなくなっている。


そうすると私たちの気持ちは穏やかであるはずもなく、気持ちが入らない状況が続いてしまう。


ある出来事ばかりが気になって、他のことが全く入ってこない、上の空であるという状況だ。


皆さん何度もそんな経験をしていると思う。


私も何度もそんな経験をしてきた。


この凝り固まった、気がかりな出来事から解放されるにはその原因となる他者と直接コンタクトすることが必要である。


それ以外にそこから逃れる術はない。


要は不安な私から私を解放してあげることが必要だ。


そうすれば具体的な次なる方向が見えてくるのだ。


外界(他者)と直接コンタクトすること、このこと以外には私を不安から解放してくれる術はない。


コンタクトすることは今ここの現実に私が存在する唯一の方法である。


今私が外界とコンタクトすることができるようになったということは、今ここの現実にやっと存在することができているということを意味している。


生きる意味とは何か…


それは過去でも未来でもなく、今ここの現実に生きている実感を感じながら生きることだろう。








GAFnetのブログへようこそ

月曜日は、凜がお伝えします。


先日、孫たちの通っている合気道で演舞会があり私も少し覗かせてもらった。70才近い先生が(先生はおじちゃんと呼ばせていらっしゃいますが)、いとも簡単に若い人を跳ね返されていた。


演舞会の中で、見物人から一人募って面白いものを見せてくれた。その人が思いきり力を入れておじちゃんを押しても、幼な子を扱うように軽く跳ね返して、ウソでしょ?という雰囲気が起こっていた。以前テレビでも見た事があったけれど、本当にパラドックスのような感じ。

合気道の技なんだが、抵抗しないとはこういうことなのかもしれないと思った。


生きているといろんな壁に出会う。


何一つ壁にぶち当たらない人などきっと存在しないだろう。


その壁に抵抗する事もあるだろうし、すんなり受け入れられる時もあるかもしれない。


私はこの一年、すんなり受け入れられない壁に出会った。言葉にならないくらい苦しい時期が続いた。


目の前に立ちはだかる壁とどう向き合うのか、日々苦しかった。何とかしたくても何も出来ず、無力感に苛まれる日々。向き合えないと逃げたくなる気持ちも湧いてくる。


どれも私だった。

どれもほんとの私。


人生から問われている気がしてた。


どう生きるの?

どうしたいの?


それがまた苦しさを生んだ。


壁は厚くて自分の力では壊せない。


しかし、向き合えない時がダメだとは思わなかった。


向き合えないなら、向き合えないだけのこと、ただそれだけのこと。


ジャッジする必要はない。


向き合えない時は向き合えない時で何か意味がある。そういうこと全てを含んで私であるという事だ。


これが身についているのはゲシュタルトのおかげだ。何年もトレーニングして身につけた思考であり感覚そのものだ。


ただそれに気づいていること。


それでいい。


それがゲシュタルト的な生き方なんだと、私は思う。


それを知っているだけで、私はとても生きやすい。


(お知らせ)

個人的なカウンセリングをご希望の方は、凜へ直接お申し込みください。zoomカウンセリングとなっています。

また、GAFnetのワークショップのお問い合わせ、或いはGAFメンバーへの個別のカウンセリングのお申し込みは、080 3375 6349(担当 堤)までお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。



おはようございます!

ギャフネットブログへようこそ。


今朝は 久しぶりに せいじ がお伝えします。


私はこのふた月以上ブログをお休みしていました。


この写真は2年前に行ったギリシャ パルテノン神殿です。懐かしいですね。


早くコロナが終息し、私たちが当たり前だったと思っていた世界が訪れてほしいものです。


何か私自身が現実世界に存在しない感覚があり、ブログを書こうという意欲が全くありませんでした。


こんなにも現実から引き篭もる体験は初めてだ。

そして、少しずつではあるが引き篭りから接触を欲するようになっている。

私が学んでいるゲシュタルト療法にもここ1年近く触れていない。触れたいという欲求が今はゼロに近い。

何かそれが心地よく、余計なことをしなくていい感覚もある。

ゲシュタルト療法と四六時中ともに居る感覚は今はない。

ただ今は生きているだけである。ゲシュタルトを考えずに生きている。

それは今ここに生きているというゲシュタルト療法が教えてくれた生き方とはかけ離れ、ただ生きているという感覚である。

生きている意味とは何なのだろうと考える。

ただ単に生きている人生はつまらない。

それは生きながらえているだけであり、生きていることとは違う。

生きているという実感がこれ程までにない人生を生きることも体験である。

そして、これは初めての体験であることに間違いない事実だ。

生きている実感を感じないという体験は、生きている実感を感じたことがある体験を含んでいる。

また、生きている実感を感じたいという感覚も含んでいる。

今もまだ半分以上私は思い出の中にいる。

過去の思い出の中にいる。

その中にいると感傷に浸りながら、私の過去をああすれば良かった、もっと別の人生があったのに、と否定し理想だったかもしれない人生を羨ましく思う。

もう一度あの頃に戻ってやり直せるならやり直したいという幻影を私に見せてくれる。

否定しても何も変わらないことはわかっている。

ゲシュタルト療法ならば、今ここに生きなさいと言うだろう。

しかし、そう言われてもできないことは仕方ないと今は思える。今ここに生きることはとても難しい。

そして、その引き篭もっている私をずっと感じ続けることは、何か私が変われる時なのかもしれない。

これまでの過去に終止符を打って新しい今からを生きるために。

私の感覚は以前の私の感覚とどう違うのだろうか。

ふとそんなことを考える。

私の体全体が私の意のままにはならないという現実を知り、ゲシュタルト療法が、いや、心理療法全部が無意味で役に立たないことを私は実感した。

この体験だけが私の感覚をリノベーションできる唯一無二のものである。

今は今ここに生きるという言葉は私には響かない。

そんなことができないこともあると言うことが真実なのだから...


GAFnetのブログへようこそ

月曜日は、凜がお伝えします。


衣替えをした途端、朝夕が冷えて、着る物に困ってしまいます。こんな時を繰り返しながら、確実に夏には向かっていますね。


先日、まゆみちゃんとパートナーさんとが主催する研修を受けて気づきがあった。研修そのものでもたくさんの気づきを得ているのだけれど、終わってから自分自身の中のモヤっとした感じを味わっていたら、自分の立ち位置みたいな物がはっきりしてきた。


研修の中でこんな問いかけがあった。


「子どもと買い物に行く時、おもちゃ売り場を通るとおもちゃが欲しくて泣いてしまうのでつい買ってしまう」という相談があった時、どのように対応するか、という問いかけだった。


応用行動分析学(療育ではメジャーなやり方)では、

先行事象(おもちゃ売り場)行動(泣く)後続事象(おもちゃを買ってしまう、おもちゃを買ってもらう)の時、まず先行事象に働きかける。例えば、買わない約束をする、おもちゃ売り場を通らないなど。そして、行動が変化した時(買わないで我慢できた等)行動を褒める事が大事だと言われた。


人格ではなく、行動を褒めるというのは、ほんとそうだなぁと思う。


しかし、どこか、何か、これまでやってきた自分の感覚と違う。何が違うのかなぁ。


私は、こんな相談を受けた時にお母さん方に伝えてきたのは、「泣いてるお子さんの気持ちになって一緒に困ってください」と言ってきた。


「困ったね、欲しいね、、、泣きたいくらいなんだね、、、どうしようね、、、おもちゃ欲しいね」って一緒に困ってみる。この時間をしっかり取れたら子どもたちは案外落ち着く。何かを変えようとしないパラドックスな関わりをよく伝えているなと思った。

そして、それから、「どうしようか、困ったね、どうする?」という風に。


誰もがそれぞれ、人の成長を信じて関わっている。カウンセラーもソーシャルワーカーや先生方も、根っこには人への大きな愛がある。けれど、療育となると、もう少し関わる側も踏み込む必要があり、より多くのサポートが必要になるんだなと思った。


困っていても、どうしていいか言葉に出来ないという事もあるだろうし、いろんな刺激が本人のコントロールを失う事もあるだろう。


相手を信頼して待つだけでは難しい事がある。

SSWもそれに似ている所がある。

こんなやり方が役に立つかもね、といくつかの案を提示する事が相手の役に立つこともある。


当事者の気持ちを聞いたり心を整理したりする以上に環境改善が役立つ事がたくさんあるなぁ。


そのためにも、しっかり聴ける私でありたいな。

困っている事は何か、

その背景にある物が、どのように影響しているのか、

本人もこれまで気づかないけれど、生きてきた背景の何が影響しているのか、

どうしたい、どうしたくない思いは何なのか、

何をほんとは欲しているのか、等


その上で環境調整が必要かどうかを見定めていく。


まだまだ新米SSWだけれど、私自身の根底にあるものは、もちろん人間の成長への信頼。そしてそれ以上に信頼しているのは、「人は必要なことをやっている」という事。


そして、やっぱり、人が好きだな。


さぁ、月曜日が始まりました。

楽しみましょう。


(お知らせ)

個人的なカウンセリングをご希望の方は、凜へ直接お申し込みください。zoomカウンセリングとなっています。

また、GAFnetのワークショップのお問い合わせ、或いはGAFメンバーへの個別のカウンセリングのお申し込みは、080 3375 6349(担当 堤)までお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。


GAFnetのブログへようこそ

月曜日は、凜がお伝えします。


鹿児島はすっかり春です。

お昼の陽気に誘われて外に出ると夏空、そんな季節になりました。


母が退院してから1週間が過ぎました。8時半くらいからデイケアに行き夕方3時半くらいに帰ってくる生活です。


そして、母の帰りを待っているかのように、母の友人や近所のおばちゃま方が毎日のように来てくださいます。

ありがたいものです。


母も日に日に日常が戻ってきて、とても元気になっている気がします。


やはり、人は好きな場所で、好きな人と、好きなことをやる事が本当にその人を元気にするのだなと思います。


好きな人と語り、好きなものを食べ、好きに生きる。

何よりの薬ですね。


子どもも大人も同じですね。

好きな事をやればエネルギーが湧いて、もっとその人をイキイキとさせますね。


しかし、社会に出たら、好きな人とばかり話すことは出来ないし、好きな事ばかりやることなんて無理ですね。


だから、そこに「選択」が生まれてきますね。

やるかやらないか、からだの感覚と意思の力を使って「選択」する。


日常はきっと誰もが、意識していなくてもこんな風に選択して生きているはずです。


しかし、本当に必要なことや大事な選択の時には、からだが瞬時に選択していると思います。


その選択にOKを出せないことが続くと、悩みが生まれ、苦しくなってしまいます。


自身のからだの声を聴けるように日常から意識してみませんか?


誰かのためでもなく、

私ではない何かになるためでもなく、


今の私が、今の私のからだの声を聞いて

必要だと感じることを信頼してみる。


「私が私のままでいる」


操作したり頭にばかり頼るのではなく

からだの声を信頼して、そこにいてみましょう。


自分自身に聞いてください。


何飲む? 何食べたい?


自身の気持ちや感覚の声に従ったり、難しいなら折り合いをつけたりしてみてください。


こんな小さな事のやりとりが、スタートです。


少し意識するだけでいろんな気づきがありますよ。


今日も気づきがありますように。


(お知らせ)

個人的なカウンセリングをご希望の方は、凜へ直接お申し込みください。zoomカウンセリングとなっています。

また、GAFnetのワークショップのお問い合わせ、或いはGAFメンバーへの個別のカウンセリングのお申し込みは、080 3375 6349(担当 堤)までお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。