3月8日の備忘録(出会いと別れ) | 柴犬ガスパール

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愛犬ガスパールが2023年6月23日に17年と5日犬生を終え天に召されました。柴犬ガスパールとの思い出やがっちゅママの日常の日記です。

こんばんは


ご無沙汰してます。ブログ更新が滞ってましたが私生活で色々あり過ぎて、出来ませんでした。


備忘録を兼ねて、色々あり過ぎたことを記録しますので、故 柴犬ガスパールが目当ての方はスルーして下さいね。




2024年3月8日

ガスパール家地方は、朝から結構な雪が降っていました。

2月下旬から体調を崩した実家父のお見舞いに、この日の夜から土日を利用して行く事になっていました。(前の週にも泊まりがけで行ったばかりですが)

雪を心配しながら出勤準備をしていたら弟から「施設から、息が荒くなってきたと連絡が来たから、今、向かってる」との連絡を受け、急遽お休みを頂きました。

先に父の元に駆けつけた弟に電話を耳元に当ててもらい「今から行くから、待っててね。急いで行くから、待っててね」と父と約束をし、大急ぎで東京駅に向かいました。

1分1秒だって早く父の元に駆けつけたいのに、新幹線がまさかの運転見合わせ。

東京駅は、雪が止んでいました。雪なら自然現象で仕方がないと思えるが、こんな日に限って山陽新幹線の線路内に侵入した人との接触事故により、東海道新幹線も運転見合わせ🚄との事。

2時間程ヤキモキしながら待ち続け、やっと運転再開。こだま号は通路まで満員、すしずめ状態で出発。その中に幼児と赤ちゃんを連れた若いママさんがいて、とても大変そうでした。

小田原駅で隣の席が空いて、赤ちゃん連れのママが申し訳なさそうに座られたので「赤ちゃん、抱っこしてましょうか?是非、抱っこさせて」と言って体制を建て直したり荷物整理をするママさんのお手伝いをちょっとだけさせてもらったの。

赤ちゃん連れての移動の大変さは、経験上よく解っているからね。

赤ちゃんを抱っこさせて頂きながら、ママさんといろんな話をしました。


父が危篤で、急いで実家に向かっている事も。


別れ際に、ママさんから「親切にして頂いてありがとうございました。これ、御守りに持っていて」とキーホルダーを頂きました。



偶然隣の席になり、抱っこさせてもらったりお話させてもらった綺麗なママさんは、なんと『ヤクルトスワローズの松本選手』

の奥様とお子様のももちゃんとそらくんでした。


父の元に駆けつける時間が2時間程遅くなってしまったけど、父は私との約束を守って待っていてくれました。

これも頂いた御守りのお陰だと思っています。

結局、私の到着後4時間弱で最期は苦しまず、静かに息を引き取りましたが、お手本にしたい位の大往生でした。

90歳。

私は、父は教育者だと思っていましたが、実は研究者だったんだと晩年の生活を見て思いました。

退職後古文書研究をし、最後まで研究成果を論文にまとめ発表していました。

奇しくも命日となった3月8日に、投稿した原稿が掲載されました。あと1日早かったら、もう少し生きてくれたのか?とも思いますが、家族に見守られて安心して旅立てたと自分を納得させています。


この後もがっちゅママにとって、一大事な出来事が待ち受けておりました。