毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

毎日が ゾランヴァリ・アートギャッベ

長野市 松葉屋家具店
イランの遊牧民の織るじゅうたん、アート・ギャッベのとりこになってしまった、店員のしるす日記です。
日々の暮らしの中にちりばめられた、美しいものや出来事を、すくい上げる。ギャッベに、そんな楽しみを、教えてもらっているような気がします。


$毎日が ゾランヴァリ・ギャッベ
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のアートギャッベ展
    ーぽかぽかな4日目ー


こんにちは 

アートギャッベに癒され中の松澤です。

20日から開催されました春のアートギャッベ展。

長野県内はもちろんですが、

神奈川 京都 大宮 新潟から多くのお客様にお越しいただいております。

ありがとうございます。


忙しさのあまり写真とれず…申し訳ないですが、少しご紹介。



みなさんで大きなギャッベをご鑑賞いただく様子


仲良しグループご一行様



翌日、日曜日は長野マラソンの日。


長野県では歴史上一番遅い積雪だそうです。


松葉屋の前の道路もコースになっておりまして、


市民ランナーの川内選手もトップで通過して行きました。


一瞬で松葉屋の前を駆け抜ける川内選手



そんな雪の日にも関わらず、多くの方にご来店いただき、

運命のお宅に嫁いでいったアートギャッベたち。



クルミで染められ、中央には大きな「生命の樹」のモチーフがあるアートギャッベ。

4つの角には、ご家族4人と一緒の数のかわいい「鹿」のモチーフがあります。


生命の樹は健康や長寿への願い、鹿は家庭円満の象徴、の意味があることから

アートギャッベにこめられた願いや想いを、


ご自分たちに重ね合わせ引き寄せられるかのようにお決めいただきました。


末永く、大切にお使いいただけることと想います。



今日は良いお天気、松葉屋の玄関もにぎやかです。







長野でアートギャッベとオーダー家具を選ぶなら

松葉屋家具店+くらし道具学研究所
〒380-0841長野市大門町45
電話番号:026-232-2346
水曜定休(会期中無休)

ゾランヴァリ・アートギャッベを知りたい方はこちらから 
アートギャッベ.com


開催中!
「大地と空、火と草色 春のアートギャッベ展」
 期間 2013 4/20(土)~5/6(月)
のゾランヴァリ・アートギャッベ展
-大地と空、火と色のじゅうたん-

  


みなさんこんにちは! 松葉屋の「ギャッベ想い」松澤です。
アートギャッベに想いをつのらせ、今日もアートギャッベに癒されております。



無事に搬入も終わり、明日を迎えるばかりです。



松葉屋2階より 彩り豊かなアートギャッベたち


静寂の店内でひとり、勝手ながら明日のにぎわいに心躍らせております。




前回に引き続きアートギャッベの「なになに」にお答えしていきたいとおもいます。



今回は

素材のウールのお話を



ウールとひとことでいっても、品質は様々です。

高地帯から低地の雑種まで、多くの種類が生息します。

そのなかの2500~3000m級の高地に育つ羊(マウンテンヒル種)は

高地特有の乾燥に加えて、寒暖の差が激しい過酷な環境で生活しています。

必然的に身の保護のため、毛のキメが細かい長毛・直毛・多脂分となります。


白だけでなく黒や茶色の羊たち



その毛にはウールグリース「ラノリン」という油分がたっぷり乗っていて、

ゾランヴァリ社のギャッベでは、それをほとんど脱脂せず使うのです。

昼と夜の寒暖の差が、時に30℃以上あるきびしい場所の羊の毛は

体を守るため自然の調温・調湿効果をもたなくてはなりません。

ですから真夏の暑いときもサラッとして、もちろん寒い冬にも気持ちいいもう手放せない心地。


松葉屋に入るなり寝転ぶこどもたち



寝ちゃったかな 笑



松葉屋ではこの「アートギャッベ」を現地イランに直接おもむいて、

松葉屋の眼で、松葉屋らしい「アートギャッベ」を、一枚一枚選定しております。


一枚一枚に想い出があり、物語があります。


遠く1万2000キロ離れた、イランからのときめく出会いに、

松葉屋へぜひ、この機会にお出掛けくださいませ。



また松葉屋の奥の土蔵では

 
 「紙・布・ガラス・銅」くらしのもの展  


が、アートギャッベ展と同時開催で行われます。



松葉屋の奥の土蔵より  只今、準備中ですが雰囲気素晴らしいです。



縁あって松葉屋の土蔵につどった4名の作家のくらしのもの。

素材に向き合った作家一人ひとりの物語とともに手づくりの

ぬくもりを感じていただければ幸いです。

(期間中作家常駐します 展示販売会となります)




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開催決定!
「大地と空、火と草色 春のアートギャッベ展」
 期間 2013 4/20(土)~5/6(月)
アートギャッベ 染料のお話
 ー輝く草木染めー


みなさんこんにちは! 松葉屋の「ギャッベ想い」松澤です。
アートギャッベに想いをつのらせ、今日もアートギャッベに癒されております。


松葉屋の玄関には一年中ツバメの巣があります。

この季節になると毎年、松葉屋にツバメがやってくるからです。




日中は姿をあまりみません。エサを取りにいってるのでしょうか。

夜にはこうしてメスが巣を守り、オスが門番をしております。

なにか微笑ましく、そしてたっぷりの愛情が感じられます。

毎年同じツバメさんなのでしょうか。。。




さてさて、前回に引き続きアートギャッベの「なになに」にお答えしていきたいとおもいます。

今回は

  きれいなきれいな染料・染色のお話を


昔はそれぞれの遊牧テントで染めていましたが、需要が増え、

安定した品質のギャッベを供給するために、今では染め工場でまとめて染めています。

各家庭からあつめられた毛糸は、工場で選別され、等級ごとに保管されます。

そして、48時間、大釜で染めます。

何世代も受け継がれてきた職人の経験と勘が、

ギャッベの宝石のように美しい、透明感ある色の決め手です。


ギャッベは基本色「」が5色。



力強く明朗なトルコ石グリーンは、インディゴでしっかりブルーに染めた羊毛を、近くのザクロス山脈の灌木(ジャシール)からとれる黄色の染料で、たっぷり一昼夜染めたもの。



深く鮮やかな赤は、茜といろんな染料をミックスして2度染めしたもの。



チョコレートブラウンはクルミの外皮から。



金色のような黄色はザクロの皮や、カレーの香辛料で知られるターメリックから。



青色は豆科のインド藍より摂取されるインディゴで。



草木染めは色褪せるのではなく、熟成・表情豊かに変化します。

羊の毛の個性で、色浅くなる糸、色を深めていく糸があり、

また光うや時間を経ることで様々に変化し、いつしか馴染んでいきます。

色落ちすることもほとんどありません。

朝の光、日中の日差しや木漏れ日、西日のきらめき。

日にあたるギャッベの色は見事です。

様々な光の中で日々、愛でて楽しんでください。

いつしか、趣のあるアンティークの美しい布のようなじゅうたんに育ちます。




松葉屋ではこの「アートギャッベ」を現地イランに直接おもむいて、
松葉屋の眼で、松葉屋らしい「アートギャッベ」を、一枚一枚選定しております。


一枚一枚に想い出があり、物語があります。


遠く1万2000キロ離れた、イランからのときめく出会いに、
松葉屋へぜひ、この機会にお出掛けくださいませ。



次回は  羊毛のお話  お楽しみに。






長野でアートギャッベとオーダー家具を選ぶなら

松葉屋家具店+くらし道具学研究所
〒380-0841長野市大門町45
電話番号:026-232-2346
水曜定休(会期中無休)

ゾランヴァリ・アートギャッベを知りたい方はこちらから 
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開催決定!
「大地と空、火と草色 春のアートギャッベ展」
 期間 2013 4/20(土)~5/6(月)