● アトピーの治療法を変えて改善に向かうときと、改善しにくいとき
こんにちは、荒井佐知です。
ステロイド治療から、脱ステ治療に変えようとするとき。
今の治療が不安だからといって、不安の穴埋めをするために治療を変えても、また不安は出てきます。
脱ステ治療だって、デメリットはあるもの。
仕事に行けなくなるくらい、ボロボロになることもあるし。
治療の途中で、日常生活を送るのが、今よりも困難になる可能性だってあります。
不安の穴埋めをしようとしているときはね。
今と違うことをすれば、不安に感じていることが、すべて解決に向かうような気がしていませんか?
それは違います。
また別の形で、不安はやってきます。
脱ステに切り替えても、体を見るたびに感じる不安や、いつになったら良くなるのか?といった不安は、ゼロにはならないのです。
不安の穴埋めをするために治療法を変えていると、脱ステ治療で不安に耐えられなくなったときに、また別の治療に変えたくなります。
いろんな治療法を転々として、アトピーが良くならないまま、時間だけが過ぎることになりかねません。
自分の体に合わないから治療法を変えるのとは、また別の話なのです。
不安の穴埋めのために、治療法を変えるのではなくてね。
脱ステ治療をして、アトピーを治したいのかどうかで、治療法の変更を決めるといいですね^^
生きている以上、不安はつきものです。
不安は不安のままで、いったん横に置いておいて。
どんな治療なら、コツコツと続けられるのか。
これで治したい!と思う治療は何か?
そこを意識して今とは違う治療法を選べば、改善へと向かいやすくなりますよ^^