アトピーが治ったら困るってどういうこと!?誰もがはまりやすいアトピーでいる「うま味」とは | アトピー卒業セラピー 治療の効果を高めるストレス解消のコツ

アトピー卒業セラピー 治療の効果を高めるストレス解消のコツ

アトピーの悪化の原因には、ストレスが大きくかかわっています。

脱ステロイドやステロイドの治療中の不安など、ストレスを解消しながら、アトピーの治療に良い影響を与えて回復を早めませんか。

● アトピーが治ったら困るってどういうこと!?誰もがはまりやすいアトピーでいる「うま味」とは

こんにちは、荒井佐知です。

私がクリニックで、リハビリスタッフとして働いていたころの話です。

リハビリを受ける人の多くは、体を楽にしたいという目的と同じくらい、いやそれ以上に、話をしにくる人が多かったのです。



本人は、そういうつもりで、通院している気はなかったと思うのですけどね。

職場のこと、ママ友とのこと、家族のこと、リハビリをしながら、患者さんから、いろんなお話を聞きました。



うちのクリニックでは、内科の診察もしていました。

診察を受けてから、リハビリを受ける年配の患者さんで、「早く死にたい」が口ぐせの人がいたのですね。

ナースにも、私にも、その人は、死にたいと話すのです。



私は、その人に、こんな返事をしていました。

「急がんでも、絶対に1回は死ぬから大丈夫やで」

何が大丈夫なのか、よく分からないですが(笑)

私がこう答えると、その人は、次の話題に移るのです。



「早く死にたい」からの、「急がんでも、絶対に1回は死ぬ」まで一連の会話が、その人とのお約束のようなものでした。

(私はわりと話を聞くほうだったので、誰かが自分の話を聞いてくれるのが、嬉しかったのかもしれませんね)



でね、この患者さんもそうですが、いつまでもツライ症状が良くならないの人の中には、それが治ると困る人もいるのです。

治ると病院にくる理由がないでしょ?

治ると、私やナースに、日ごろのグチを言えなくなるでしょ?

だから、何があっても、治ったら困るのです^^;

多少ツライ症状は良くなっても、治りきらないビミョーな状態を、キープし続けるのですね。



アトピーだって、同じです。

アトピーがなかなか治らないときはね、どうしてずっと治らないのか、少し考えてみてほしいのですね。



たとえば、仕事をするのが嫌だとしたら、アトピーが治らないほうが、仕事ができない理由として都合がいいでしょ?

友だち付き合いが面倒だと感じているなら、アトピーでいたほうが、友だちにも説明しやすいでしょ?

アトピーが治らないほうが、あなたにとって都合がいいなら、治ると困りますよね^^;



でもね、アトピーが治っても、あなたが思うような嫌なことは、そうそうひんぱんには起きません。

もうそろそろ、アトピーが治らないほうが、自分にとって都合がいいことがあったんだって、認めませんか。



「いや、そんなことはない!だって、アトピーのせいで、たくさん嫌な思いもしてきたし!!」

そう思うのも分かります。

実際に、つらい経験をしてきたのですから。



つらい経験もしたけど、それと引きかえに、その中にある「うま味」も、なんとなく感じているでしょ?

アトピーがあれば、都合の悪いことは、アトピーのせいにできたでしょ?



アトピーを治したかったら、アトピーが治らないメリットを手放しませんか。

大丈夫。何も怖いことは起きません。

アトピーが治らないままでいるよりも、楽しい世界が待っていますから^^