白馬岳主稜に行って来た | 回顧録ーMemoirs of the 1980sー

回顧録ーMemoirs of the 1980sー

激動の80年代、荒れる80年代。
ヤンキーが溢れる千葉の片田舎で、少年たちは強く逞しく、されど軽薄・軽妙に生き抜いた。
パンクロックに身を委ね、小さな悪事をライフワークに、世の風潮に背を向けて異彩を放った。
これは、そんな高校時代を綴る回顧録である。

  • 2009/04/04-05
  • メンバー
    ふちG・トモ・ヒルティ総統閣下
  • ルート
    4/4:二股~白馬尻~八峰~六峰(幕営)
    4/5:六峰~白馬岳山頂~大雪渓下降~白馬尻~二股

若干手抜きモードでご報告 

ああ、ここんとこちょいと忙しくて更新が遅れてしまったね。遅れちゃうとさ、すっかりモチベーション低下しちゃうんだよね。ってことで若干手抜き気味で行きます、どーぞ。

 

ではさっそく出発 

白馬岳主稜は過去3戦3勝と相性が良い。

とゆーことで今回で4回目、ってことであるからしてまたまたいつもの手抜き、ろくすっぽ地図も読まなきゃガイドブックも読まない、下向いてトップの後ろで歩いてるだけだもんね。

そんなワケだからトップがトレース追って蓮華尾根方向に引き込まれたことなんか気づかなかったんだよぉ~お約束(汗)

「なんか違うんじゃね」

と引き返すはめに・・・わはは。

とゆーワケで話は進み八峰目指し急登をガンガン登る。薄っすらトレースはあるけどラッセルだ、雪もちらほら、がんばろう。

まあ八峰までの急登の長いこと、長いこと。

初日は荷物、ってか酒が重たくて辛いんだよね~

脚攣りそうなったし(汗)

その上、危険な箇所もあるので体力的にも精神的にもタフでなければならない。今回は過去3回よりも雪の付き方、状態が悪い。前回が簡単だったからと言って油断できない、これが山の怖さなのだ!!

「そんなこと地図も読まないお前に言われたくないわっ!!」

ってか~なはは。

とゆーわけでいつもの小ピーク着。

過去3回中2回、テント張った小ピークであるからして迷わず「ココ」と主張するふちGである。

しかし、トモ&総統

「えっ!?ここなの?」

目が点

「もういいの!疲れたんだからココでいいじゃん!」

さっそく設営に入る。

 

整地も終わりテントを立て終えるとご丁寧にもトモがブロックを積み始めた。手伝うのも面倒だし、かといって1人でやらせておくわけにもいかないし、早く酒だって呑みたいわけで

「おいトモ、ブロックそんなもんでいいよ、もう4月だぜ、手抜きしたって大丈夫だよ」

強制終了。

とゆーことで目出度く宴会突入。ガンガン呑む、いい加減出来上がったころ突如ブリザード。

ノォ~~

「だからあれほどブロック積もうって言ったじゃん、チッ、死ね」

わはは(笑ってる場合じゃないが笑って誤魔化す)

もう酔っ払ってるので手遅れだ、そのまま寝る。

不幸な夜を過ごした我ら 

一晩中

ビュービュー バタバタ ゴーゴー (擬音って難しいね)

まーそれは凄い風なんだよ、テントを叩く音がうるさくて安眠できないんだよ。

そして未明、突然テントが潰された。

「あうっ…ポール折られたな」

こんな真夜中、ブリザードの中、補修できるわけもなく潰れたテントに包まりながら一睡もできなかったとゆー愚か者の図、惨めだね、悲しいね。

「だからあれほどブロック積もうって言ったじゃん、チッ、死ね」

一晩中念仏唱えるトモであった。

あーめん

 

ではアタック 

夜明け前、ぴったりと風は止み快晴。

絶好のアタック日和、少々、いや、かなり寝不足であるが張り切って出発。

<以下、手抜きモード全開でどーぞ>

ずっとずっとずっと、どこまで行ってもラッセルで~す。

時々、危険なトラバースや雪壁もありま~す。

 

ずっとずっとずっと、どこまで行ってもラッセルで~す。

時々、危険なトラバースや雪壁もありま~す。

で、最期の雪壁と対峙する。

ががつがつステップ作りながらトモが行く!

雪が硬く大変そう。

「そんな面倒くせー作業はお前1人やれば十分だ」

後ろをのんきに追いかける、ふちG&総統であった。

とゆーことで登頂!

山頂は冷たい風ビュービューだ、あっとゆーまにグローブが凍りつく、さっさと写真撮影して下山とする。

いくらグローブ凍ってるからって・・・こりゃ悲しい。

 

大雪渓の下りは長い、表面クラスト、ラッセル、尻セード不能、ひたすらつぼ脚、ずぼずぼ埋まる~ある意味登りより辛いよぉ~

辛いと行ってても問題の解決にはなりまへん、がんばって歩こうね・・・

ほうほうのていで下山。