千葉ドライブ日帰りモデルコース|原岡桟橋・崖観音堂・さすけ食堂・東京湾観音を巡る房総旅レポ | まあ食おう

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~Keep it real(飾らず・素でいく)をモットーに書いてます~
日々、何気に食べた物を中心に、いい加減、適当、軽薄に紹介しています。見て、読んで、為になる内容なんぞは皆無でしょうが、俺の勝手だ、そんなもんほっとけ(笑)

 

 TODAY'S
 
日曜、千葉ドライブ

 

原岡桟橋・崖観音堂・東京湾観音(Tシャツが乾くまでロケ地)

 

 

  最後の砦、すき屋へ

 

御柱トレイルの翌日は、珍しく6時起床。 

普段は5時起きが当たり前なのに、今日は少し寝坊した…… 

いや、そんなわけねーよ。

 

昨日の大会の疲れなんかじゃなくて、 

早々に寝ちゃって → 1時に起きちゃって → 3時まで呑んでた 

ただそれだけの話だ。 

まったくおめでたい奴だぜ、わはは。

 

で、いつものように「腹減ったな」と言うと、 

家人は迷いなく言い放った。

 

「何にもないよ、冷蔵庫空っぽだよ」

 

この一言で、朝飯の自炊ルートは完全消滅。

 買いに行くか、食べに行くかの二択しかない。

 

「じゃあ、セブン行くか?」

 「うーん」

 

「マック行くか?」

 「うーん」

 

「コメダ行くか?」

 「うーん」

 

相変わらずの “うーん三連発”。

この“決めない女”の様式美、健在である。

 

最後の砦として俺は言った。

 

「じゃあ、すき家でどうだ」

 

すると家人、やっとのことで、

 

「そうだね、朝定食べよう」

 

と、ようやく決着。 

歩いて駅前のすき家へ向かった。

 

家人は朝定食。 

俺は新作の とん汁みそらーめん+牛丼セット を注文。

 

で、この すき家が性懲りもなく投入してきた“とん汁みそらーめん” が、 

ツッコミどころ満載であるからして── 

これは別記事として書く予定だ。

 

 

 

  朝食後の静寂を破る家人の「どこか行こうよ」

 

すき家で朝飯を食い、一旦帰宅。 

すると家人が言いだした。

 

「どこか行こうよ」

 

はい、はい。 

この“日曜午前の突然の外出要求”、いつものやつだ。

 

「どこか行きたいとこあるのか」と聞くと、 

珍しく即答だった。

 

「前から言ってた千葉の行ったことのないところに行こう」

 

おいおいおい。 

いつもの「うーん」攻撃がまったく無い。 

三連発どころか一発も無い。 

これは相当珍しい。

 

こうして、 

「千葉の行ったことのないところに行こう」企画 

が、すんなり開幕と相成ったのだった。

 

 

  房総方面へ向かうも、豪雨と台風の爪痕が立ちはだかる

 

そして房総方面を一般道で目指したのだが、 

千葉豪雨や台風の爪痕が各所にまだまだ残っていて、 

通行止めや迂回がちょいちょいあり、 

かなりの大回りをさせられた。

 

普段の 1.5倍の時間 をかけ、 

ようやく辿り着いたのは──ここだった。

(写真:看板に 「ようこそここへ」 と書かれている)

 

 

ようこそここへ、桜田淳子かよっ!

 

ふざけた看板には容赦なくツッコミをみまわす俺であった。

 

辿り着いたのは、 

昨今「Tシャツが乾くまで」とかいうドラマのロケ地となり 

話題になっている 原岡桟橋 である。

 

 

 

  しかし、ここへの道のりは簡単ではなかった

 

先に言ったように、 

通行止めや迂回路といった困難を乗り越えようやく辿り着こうとしていたのだが──

 

127号線、富浦駅近くから海岸へ向かう道がどれもこれも狭い。

 

軽自動車でなければ入れないような道ばかりだ。 

ナビに従い侵入しようとするが、 

3連発で進入に失敗。

 

もう笑うしかない。

 

止む負えず、1キロほど先の 道の駅とみうら に駐車し、 

徒歩で向かったのだった。

 

 

 

 

 

  苦難を乗り越えた先にあったのは「ようこそここへ」

 

苦難を乗り越え到達したところにあったのが、 

あの 「ようこそここへ」 の看板であり、 

駐車場近くにあった進入経路の案内板だった。

 

それを見ると──

 

かなり手前、かなり先から大きく回り込めば 

比較的広い道から進入できたらしい。

 

おいおいおい。 

もう、有名な観光スポットなんだから、 

そーゆーことは 進入口に看板出しとけっての、ばーろー。

 

 

  原岡桟橋の先っぽまで歩き、撮影して満足し、道の駅とみうらへ戻る

 

とゆーことで、

「Tシャツが乾くまで」がどんなドラマなのか知る由もないが、 

原岡桟橋の先っぽまで歩き、 

海風を浴びながら撮影を済ませ、 

しっかり満足した。

 

 

 

 
 

 

桟橋の板の軋み、 

海面のきらめき、 

遠くの釣り人、 

そしてドラマのロケ地らしい雰囲気。 

なるほど、人気が出るのもわからんでもない。

 

苦難の道のりを乗り越えて辿り着いたぶん、 

達成感もひとしおだった。

 

撮影を終え、 

俺たちは再び道の駅とみうらへ戻ることにした。

 

海岸からの帰り道は、 

行きの苦労を思えばただの散歩みたいなもんだ。 

「ようこそここへ」の看板を横目に、 

桜田淳子へのツッコミを胸にしまいながら、 

のんびりと戻ったのだった。

 

 

  道の駅とみうら――名物イカメンチとの遭遇

 

道の駅とみうらでは、 

特に欲しいお土産もなく、 

食べていきたい食事処もなく、 

どうにもテンションが上がらない。

 

仕方がないので、名物だと言う イカメンチ を

 1個だけ買い、家人と仲良く半分こして食べた。

 

 

しかし── 

350円もするこのイカメンチが、ぜんぜん美味しくない。

 

いや、正確に言えば、 

もしかしたら美味しいのかもしれない。

 

ただ、俺にはどうしても

 “美味しい” と感じられなかった。

 

理由は明白だ。

 

いつも養老渓谷の帰り道に食べる 

田邉精肉店のイカメンチが絶品すぎる からだ。

 

あそこのイカメンチは、 

イカのコリコリ食感、 

肉厚の旨味、 

揚げ油の香ばしさ、 

すべてが完璧で、 

「イカメンチとはこういうものだ」と 

身体に刻み込まれてしまっている。

 

その基準で食べてしまうから、 

道の駅とみうらのイカメンチが 

どうしても “美味しく感じない” のだろう。

 

これはもう、 

田邉精肉店の罪 だよ。 

あそこが旨すぎるんだ。

 

 

  道の駅とみうら → 大福寺 崖観音堂

 

道の駅とみうらでイカメンチを半分こして食べ、 

「なんだかなー」で終わった俺たちは、 

気分転換も兼ねて 大福寺 崖観音堂 へ向かった。

 

 

ここは、 

断崖に張り付くように観音堂が建っている房総の名スポット。 

写真映えが強く、

 “鋸山の弟分”みたいな絶景系観音だ。

 

駐車場からすぐ階段で上がれる手軽さもあって、 

家人のテンションにも合う。

 

崖に寄り添う朱色の観音堂を見上げると、 

やっぱり房総はこういう“突然の絶景”が楽しい。

 

短い滞在ながらも満足度は高く、

 「やっぱ崖観音はいいな」と思いながら、 

次の目的地へ向かったのだった。

 


 
 

 

  そして向かったのは――音楽と珈琲の店 岬(しかしノーウェイ)

 

そして向かったのは鋸山近く、 

岬の突端にある映えスポット、 

音楽と珈琲の店 岬 だった。

 

ところが一般道127号線で向かってゆくと、 

鋸山付近で 土砂災害による通行止め。 

直接向かうことができない。

 

仕方なく 鋸南保田ICへ迂回し、 

一区間だけ高速を使い、 

富津金谷ICを経由して回り込むしかなかった。

 

「まあ、このルートなら行けるだろ」と思ったのだが── 

富津金谷から岬を目指すと、 

こちら側も 鋸山の手前で土砂災害による通行止め。

 

つまり、 

音楽と珈琲の店 岬へ向かう道はない。

 

ノーウェイだった。

 

鋸山の両側から封鎖されているという、 

まさかの 完全包囲網。 

岬は孤立していた。

 

仕方がなくUターンし、 

浜金谷へ戻ることにした。

 

すると── 

そこで 偶然の幸運 が待っていたのだった。

 

 

  さすけ食堂、まさかのノー行列――土砂災害が生んだ奇跡

 

浜金谷へUターンして戻った俺たちが見たのは、 

目を疑うような光景だった。

 

いつも大行列の大人気店、 

黄金アジフライで有名な “さすけ食堂” に行列がない。

 

いや、行列がないどころか── 

誰も並んでいない。

 

しかも、まぎれもなく 営業中 である。

 

 

これはもう、 

鋸山周辺の土砂災害による通行止めの産物だろう。 

観光客が激減していたのだ。

 

こんなこと、滅多にない。 

いや、ほぼ無い。

 “さすけに並ばず入れる”なんて、 

宝くじの高額当選レベルの奇跡だ。

 

とゆーことで、 

店の前に車を停め、 

そのまま店へ向かった。

 

するとお店のおねーさんが出てきて、 

メニューを渡しながら言った。

 

「注文を決めておいてください」

 

ベンチに座り、 

メニューを確認していると──

 

お姉さんが 営業終了の看板 を出し始めたではないか。

 

滑り込みセーフ。

 

まさに、 “さすけの黄金アジフライに呼ばれた者だけが通される扉” 

みたいなタイミングだった。

 

 

 

 

 

  黄金アジフライを堪能する

 

とゆーことで、 

俺は アジフライ定食 を、 

家人は お刺身付きの “さすけ定食” を注文した。

 

この時点で、もう勝利は確定していた。

 行列ゼロでさすけに入れるなんて、 

房総遠征の神様が微笑んだとしか思えない。

 

そして案の定── 

大満足の昼食となった。

 

黄金アジフライのサクッとした衣、 

ふわっとした身、 油の軽さ、 

そして刺身の鮮度。 

さすけ食堂の“本気”を久々に味わった。

 

ただ、この店は語り出すと長くなる。 

いや、長くなるどころか、 

一本の記事になるレベルで語りたい。

 

ということで──

 

さすけ食堂での食レポは長くなりそうなので 

別記事として後日公開しようと思う。 

乞うご期待。

 

 

 

  腹パンからの”もう一仕事”――晩酌の流儀

 

さすけ食堂で腹パンとなり、 

このまま帰宅して晩酌を迎えてもよかったのだが、 

俺たちはなぜか 「もう一仕事しておこう」 という気分になった。

 

最高の晩酌を迎えるためには、 

腹を減らすための“儀式”が必要なのだ。 

我が家の週末は、こういうところが妙にストイックで笑える。

 

そこで向かったのが、 

東京湾観音。

 

鋸山の麓にそびえる巨大観音像。 

あの圧倒的な存在感を前にすると、 

腹パンの罪悪感も、晩酌への期待も、 

全部まとめて浄化されるような気がする。

 

 

  途中、竹岡のヒカリモ発生地へ寄り道

 

途中にある 

竹岡のヒカリモ発生地(国天然記念物) 

にも立ち寄った。

 

洞窟の水面が金色に光るという、 

ちょっとした“房総の不思議スポット”だ。

 

しかし── 

まだ明るい昼なので、 

光るヒカリモは確認できず。

 

洞窟の中を覗き込みながら、 

「なんだかなー」 

という気分だけが残った。

 

まあ、ヒカリモは夜や暗がりでこそ本領発揮だし、 

これはこれで“寄り道の味”として悪くない。

 

 

 

  東京湾漢音へ――腹パンの罪を浄化しに行く

 

で、東京湾観音に到着。

 

宗教法人らしく若干のうさん臭さは否めないが(失礼)、 

入場料は 500円という良心価格。 

この時点でちょっと好感度が上がる。

 

近くで見る東京湾観音は、 

とにかく めちゃめちゃでかい。 

圧巻という言葉がそのまま当てはまる。

 

高さは 56m。 

内部は螺旋階段が延々と続き、 

なんと 20階層 もある。

 

案内板には 

「20階まで約20分」 

と書かれていたが──

 

俺たちは トレイルランナーの端くれ だ。

 

そんなにかかるわけがない。 

階段を淡々と、しかし確実に踏みしめていき、 

15分かからず最上部へ到達。

 

 

上に着くと、 

若干雲が多くて富士山は見えなかったが、 

風に吹かれながらの眺望はなかなかのもの。

 

 

 

 

腹パンの重さも、 

さすけ食堂の余韻も、 

ヒカリモの「なんだかなー」も、 

全部まとめて風が持っていってくれるような気分だった。

 

 

  東京湾観音を後にし、渋滞知らずで帰宅。そして晩酌

 

東京湾観音を後にし、帰途へ。 

鋸山周辺の土砂災害であれだけ道が封鎖されていたのに、 

帰りはほとんど渋滞もなく、 

16時ごろには帰宅 できた。

 

さすけ食堂の黄金アジフライで腹パン感はまだ残っていたが、 

そんなものは関係ない

。

ここからはもう、 

ビール → 焼酎 と続く、

俺の“最高の晩酌タイム”である。

 

遠征翌日とは思えないほど濃密な房総珍道中を終え、 

満足感と疲労感がちょうどいいバランスで身体に残り、 

20時前にはそのまま 夢の中へ。

 

いい休日であった。

 

吽。