sie さんの個展
ギャラリートリニティ 現在はsie (シイ)さんの個展を行っています。
sie さんの作品は最初に見た瞬間は色使いがすごくきれいな作家さんという印象を受けます。
次に少しじっくりと作品の世界に入っていこうと作品と対峙するとなんとも不思議な感覚に包まれます。
基本的に気持ち良い感覚ですが、単に「きれいだな」とか「いやされる」といった感じではなく
無意識にうったえる何かエネルギーを作品から受けます。
今日は、本人がギャラリーにずーと居てくれたので、作品について色々と話す事ができました。
これも役得です。。
sieさん曰く、何を描くかは本人も意識していないそうです。感じるままに描いているそうです。
その感覚は、眼に映っているような意識として捉えられる感覚ではなく、眼には見えないけれど
見えていないだけの無意識の感覚を作品にしているそうです。
地面より上のモノが眼に映っているとしたら、sie さんの作品は、眼には映ってはいないけれど
そして普段は意識はしないけれど、存在は認めざろう得ない地面より下(地下)の世界ということでしょうか。
作家さん本人が、無意識の感覚で描いている作品からエネルギーを感じられることができたら
作家さんと無意識の領域でつながったということでしょうか。
色彩のきれいさだけではない、何かエネルギーを感じて、それが作家とつながるから
気持ち良い感覚に包まれるんだ。 と一人で納得してギャラリーに居た一日でした。
この感覚、是非ギャラリーで味わってみてください。
sie さんの作品達
ギャラリーレクチャー
先日このブログでも紹介した、絵画の見方のレクチャーの第2回目がギャラリートリニティーで開催されました。
この教室は、宮本由紀先生 が教えてくれています。
絵画の果たしてきた歴史的な役割とか、長い世界の絵画史の中で作家が絵画作品という形で残したモノが
後世の作家や作品たちにどのように影響したのか。そんな 知っていると絵画を鑑賞する時に今までより、 もっと作品を様々な角度から楽しめるようなレクチャーでした。
教室はこんな感じです。
そして最後は、今習った知識をもとに、ギャラリートリニティで扱う、現代の作家たちの作品を鑑賞します。
きっと、今までとは違った観点で作品を楽しむことができたと思います。
私としては、皆さんがトリニティの作家さんの作品を通して、ご自分の感じた印象を自由に発言しているのが
非常に印象的でした。
コンテンポラリーのアート作品は、パット見では、上手いのか、上手くないのか、作家が何を描いているのか
分からないモノもあります。 というか、そういう作品の方が圧倒的に多いです。
そういう作品に対して、「すごく難しい専門的な知識がないと作品について語ってはいけないのではないか」 とか「自分が理解できない世界なのではないか」 といった感覚を持つ人が多いと思います。
でも、そんなことはまったくありません。
作家がどんな世界観を持っているかは、Webサイトやギャラリーに行けばすぐにわかります。
そして、コンテンポラリーアートは今の絵 ですから作家は 私たちと同じ世代を同じように生きている
普通の人です。
だから、作家がどんな感覚で絵を描いているかを知ったら、それについて自分なりに印象を気楽に
話せば良いと思います。
そして、その作品を通して、色々な人と話が弾むこと自体が絵画を楽しむことだと思います。
絵画は、コミュニケーション ツールの1つだとおもいます。
今回の個展は 竹中美幸さん です。
彼女の作品のコンセプトは。。。
季節の変わり目、夜と朝の境など、どっちつかずな曖昧な境界の空気。
弱さや儚さの中に潜む強さ、不安の中での心地よさなど対極にあるものが同居する危うさ。
そんな日常のなかの些細な空気を表現できたらと思っています。
リキテックスビエンナーレ レセプション
昨日は、第12回 リキテックスビエンナーレのレセプションがありました。
アクリル絵具のLiquitex(リキテックス)を使う作家さんの作家活動を支援するため
2年に1度開催される、企業主催の公募展です。
12回目の開催となりますから、第1回から23年間の歴史もつことになります。
応募作品は、1000点以上にもなりレベルの高い公募展になっていると思います。
受賞作品は、青山のスパイラルホールに展示されており、どなたでも無料で閲覧できます。
2月11日(水)までの展示になります。
現代に生きる若手作家の熱いエネルギーを感じられる空間になっております。
是非、来てください。
栄えあるリキテックス大賞に輝いたのは、津田 沙織(ツダ サオリ) さんです。
本当におめでとうございます。
タイトルは、 【あぶないよーと家が言っている】 です。
アクリル絵具の綺麗な発色を生かして描かれていますね。
地盤が隆起して、その先端にある家が今にも地盤とともに崩れ落ちそうになっています。
危うい感覚を見事に描き出していて、まさに今の時代感を映し出した作品ですね。
特別賞は3点です。
【Where is a happy ending? 】
リキテックスビエンナーレの受賞をきっかけに、作家として羽ばたいていった方は沢山います。
今回の展覧会からも、将来絵画作家として成功される方がきっといます。
皆さん 夢にむかって頑張ってください。







