研修中、ワーク時や発表時に「あ、この話をしよう」とパッとひらめくことがある。


思いついたらすぐにそれを言うこと。


後で言おうと思っていると忘れてしまうものだ。どうしても話すタイミングがないときは、メモを取っておいて後で話す。


ただ、何もせずにひらめきだけを待つことは本末転倒であるが、研修の場ができ、エネルギーがまわり始めるとヒラメキが降りて来やすくなる。

研修中に講師が時間を気にして、腕時計や壁掛け時計をちらっとでも見ると受講生の集中力が途切れる。受講生も時間を気にして時計を確認する。


もちろん講師は運営のため常に時間を把握しておかなくてならない。


では、どうするか。


私は、腕時計を外し机の上に置いておく。すると時計を見てもあまり気にならない。また、ストップウォッチの機能を切り替えて時計にしておくのもいいだろう。


腕時計を見ると気になるが、ストップウォッチを見ても気にならない。


プロジェクタが天井吊り下げ式や壁への埋め込み型でなく、教室中央に配置されている場合は、プロジェクタの横に時計を置いておく。


すると、自然な視線の流れで時間を確認できるので便利だ。

質疑応答は、研修開始後の15分間と同様に講師の力量がもろに出る場面である。


講師の中には、あらかじめ質問が来ないように布石を打っている講師やそもそも質疑応答の時間を取らない講師もいるが、美しくない。


真摯に対応したい。


まずは、質問の内容よりも質問者の意図を捉えることが重要である。


質問者の中には、質問をすることで自己顕示欲を満たしたり、承認してほしいという隠れた意図を持った者もいる。


質問と言いながら意見を言う場合もある。


だいたい、こういった種類の質問者とは講師とラポールが築けていなかったり、研修の中で浮いてしまった受講者だと思ったほうがいい。


だから大いに受け止めてあげること。


「なるほど~、おっしゃるとおりですね!」


「素晴らしい観点の質問ですね!」


ワークやロールプレイの最中に「どういうふうに進めるのですか?」とか「こういう場合はどうするんですか?」といった質問が出てくる場合は、進め方の説明がまずいということだ。


ワークやロールプレイの最終着地や進め方のイメージやができていなかったことを反省するべし。


また純粋にもっと知りたいという質問がある。


さらに突っ込んだ理論背景や起源、どのように適用するのかという方法論に関してや理論と現実のギャップに関しての質問が多い。


まずは、レクチャーの基本要素である「WHY」、「WHAT」、「HOW」がきちんと伝わっているかを確認すること。


(レクチャーの基本要素:http://ameblo.jp/g-solution/entry-10247038619.html l


特に直感型の講師は、「WHY」や「WHAT」が抜けがちになるので、気をつけること。


理論背景や起源などは、奥にある知識はきちんと調べておくこと。最近は、ググれば何でも検索できるので、その手間を惜しまないこと。


逆に、受講生も簡単に知識を手に入れることができるので、知ったかぶりはすぐにばれる。知らないことは、後で調べて答えることが誠実な姿勢である。


理論と現実のギャップについては、エピソードや事例を交えて説明ができると納得度が格段に上がる。


そして、最後に講師を試すような質問、意地悪な質問も、中にはある。私も受講者として研修に参加するときは、あえて難しいことを聞いてみたりする。


それを乗り越えられるとまた新たなステージが見えてくる。