② 新旧 名機 双眼鏡 一気 覗き比べ 祭り!! 〜中編〜 | BLRM ブラッキー リッチモア ~ Be Lucky Rich More!! のブログ

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私自身が、ワクワクドキドキ出来る事だけを記事にします。
〜 SINCE 2015.4.8

注 ※ 本ブログの全ての記事は、極力 PC版にて、

  ご覧になられる事をお勧め致します。

  スマートフォン版だと、非常に読み辛いかと思います。

 

 

では、前編に引き続き「〜中編」である。

 

前編での説明通り、まずは 6台の8×30( 32 ) 機 から、

 

以下の順で覗いてもらった。

 

 

・CARL ZEISS JENA DELTRINTEM 8×30 1Q

・CARL ZEISS Oberkochen 8×30B

・LEITZ WETZLAR BINUXIT 8×30

・CARL ZEISS Dialyt 8×30BGA T*P

・VIXEN COLEMAN HR 8×32 WP

・ESCHENBACH TROPHY D 8×32 ED

 

 

さて、前編でも書かせて頂いたように、

 

双眼鏡に、何の既成概念も固定観念も持たず、

 

ブランド力や、価格差によるプラシーボ、

 

ブランドイメージによる偏見、

 

新旧の違いや、ポロとダハの違い、

 

そう言った、既存のいかなる先入観や既成概念、

 

固定観念、偏見が一切何も無い、

 

真っ白なキャンバスの如き人間の率直な感想は、

 

一聴に値すると同時に、極めて信憑性が高い。

 

 

紛れもなく、極めてピュアなインプレッションだと言えるだろう。

 

一切の知識や先入観が介入しない、と言った意味では、

 

逆に、これ以上に信憑性の高いインプレッションは、

 

あり得ないのではないだろうか?

 

と、誰よりも私自身が、非常に興味津々であった。

 

 

なかなか聞く機会のない、極めて貴重な意見でもあるので、

 

彼が口にした言葉は、極力漏らさず、

 

ポジティブな意見も、ネガティヴな意見も、

 

全てそのまま掲載させて頂きたいと思う。

 

 

心して、耳を傾けてみようではないか!!

 

 

 

 

 

まずは、王道の定番、デルトリンテムから覗いてもらった。

 

勿論、友人は「デルトリンテム」と言う名さえ知らない。

 

 

友人曰く、 ( ※ 以下、友人談は、紫文字 )

 

 

これは、凄く見やすいね。立体感が凄いわ。

 

画像が目に飛び込んで来る。

 

まるで、飛び出す絵本みたいだ。

 

島が浮き上がって見える!

 

双眼鏡って、こんなに立体感があるんだ!?

 

 

次に、オーバーコッヘン 8×30B を覗いてもらう。

 

 

これも立体感が凄いね。さっきのと違いが分かりにくいな、、、

 

けど、こっちの方が、画像が落ち着いてる感があるかな!?

 

と言って、デルトリンテムと交互に覗く。

 

 

さっきの方が( デルトリンテム) 視界は広いね。

 

でも、これはこれで、最高によく見えるわ。

 

それに非常に持ちやすくて使いやすい。

 

 

次に、LEITZ BINUXIT 8×30 を覗いてもらう。

 

 

これも良く見えるね。ただ、先の2機の方が色が濃く、

ハッキリクッキリしていたような、、、

 

さっきの2機と、違うと言えば違うんだけど、

言葉で説明するのが難しいなぁ。。。

 

しかし、どれも凄くよく見えるな!

 

と言って、また交互に覗き比べていた。

 

 

次に、CARL ZEISS Dialyt 8×30BGA T*P を覗いてもらう。

 

 

あれ!? これは、さっきまで程の立体感は無いな。

 

さっきまでのと違いが分かりやすいね。

 

何となく、平面的にのっぺりと見える。何でなの?? 

 

全てが横一列っぽい感じに見える。二次元的な画像やな。

 

飛び出す絵本にはならないなぁ。。。

 

色彩感が、先の2つより( デルトリンテムとオーバーコッヘン)

少しアッサリしてるかな!?

 

比較すると、そんな感じになるけど、

これだけを覗くと、十分過ぎるくらいよく見えると思う。

 

 

次は、VIXEN COLEMAN HR 8×32 WP だ。

 

 

本ブログでの登場回数も比較的多く、

 

覗き比べの常連機種でもある。

 

色んな意味で現代の標準的な双眼鏡と言える。

 

また、コスパが最強な、とても良い双眼鏡だ。

 

個人的には、モナーク辺りよりも良いと感じている。

 

 

これも明るくて、よく見えるけど、やっぱり奥行きとか、

立体感があまり無いような気がするね。

 

全部横一列的やね。島が浮き上がって見えない。

 

さっきのと( Dialyt 8×30 ) よく似たような感じかな??

 

 

 

最後に、ESCHENBACH TROPHY D 8×32 ED を覗いてもらう。

 

我が国では、非常にマイナーな存在だが、

 

これも個人的には、見え味だけで言えば、

 

CARL ZEISS CONQUEST HD 8×32 は言うに及ばず、

 

CARL ZEISS FL 8×32 T* よりも好きな機種である。

 

 

これは、先の2機よりも、まだ立体感があるように感じる。

 

ただ、最初の3機程の立体感や、空間の奥行きが無いね。

 

後の3機の中だと、これが一番よく見えて、覗きやすいかな!?

 

色彩もクッキリしてて、鮮明で良い感じ。

 

それにこれ、さっきのより( Dialyt 8×30) も大分軽いね。

 

とても使いやすいわ。

 

 

以上、6台を代わる代わる覗いてもらい、

 

いよいよ、本日の8×30機 ベスト3が決定した。

 

 

友人が選んだ、8×30機の1位に、見事輝いたのは、、、

 

 

 

 

1位

 

CARL ZEISS Oberkochen 8×30B  

 

 

コンパクトで使いやすくて、一番好ましく見えた。( 8×30機の中で)

 

立体感も凄いし、画像も鮮明で、生き生きと輝いて見える。

 

 

実は最近になって、私は この Oberkochen 8×30B を

 

普段使いのメイン機種の一つにしている。

 

最近、あらためてオーバーコッヘンの良さを見直しているのだ。

 

 

素人とは言え、友人の審美眼は大したものだと、

 

感銘を受けたのであった。

 

 

 

 

 

続いて、2位は、、、、、、

 

 

2位

 

CARL ZEISS JENA DELTRINTEM 8×30 1Q 

 

 

これは最初見た時、想像していた以上に、

あまりにも よく見えたので驚いた。

 

双眼鏡で、3D的に立体的に見える経験を初めてした。

 

それに覗いていて、落ち着くと言うか疲れにくい気がする。

 

なんかこう、しっくり来る。

 

色も鮮明で濃くて、見応え十分だった。

 

一位と二位の差は、殆ど無いかも知れない。

 

 

これは、本ブログにも登場した、私の愛機である。

 

外観も、光学系も磨き上げている。

 

 

デルトリンテムは、本当に良い双眼鏡だと思うし、

 

普通の人は、これ1台あれば、十分楽しめる筈だ。

 

 

近年、ヤフオク等で転売ヤー達が頻繁に安値で出品し、

 

その影響もあってか、市場での評価や価値が、

 

著しく低く見られている感があるように感じるが、

 

誠にもって、何とも嘆かわしい限りである。

 

 

CARL ZEISS JENA の知恵と叡智の結晶であり、

 

8×30機の元祖オリジネーターであり、名機中の名機、

 

デルトリンテムを軽く見ないで欲しい。

 

 

立体感や臨場感、目の疲れにくさ等に於いては、

 

現代のハイエンド機も凌駕する高性能だ。

 

デルトリンテムをナメるな!! 

 

と、声を大にして言いたい。

 

 

 

 

 

 

さて、友人曰く、1位と2位の差は、

 

見え方の差と言うよりは、使いやすさの差らしく、

 

見え味的には、両者それぞれに良い点があって、

 

甲乙付け難い、との事であった。

 

 

 

で、3位は、LEITZ WETZLAR BINUXIT 8×30 となった。

 

これも私の愛機の一つである。

 

 

 

 

 

 

 

デルトリンテム、オーバーコッヘンに続いて見たので、

 

少々インパクトに欠けた様子だった。

 

絵の上品さも、インパクトに欠ける原因の一つ、

 

となったのかも!?知れない。

 

 

 

友人による、8×30機の順位付けは以下の通りとなった。

 

 

1. CARL ZEISS Oberkochen 8×30B

 

2. CARL ZEISS JENA DELTRINTEM 8×30 1Q

 

3. LEITZ WETZLAR BINUXIT 8×30

 

4. ESCHENBACH TROPHY D 8×32 ED

 

5. CARL ZEISS Dialyt 8×30BGA T*P

 

6. VIXEN COLEMAN HR 8×32 WP

 

 

 

 

次は、代表的な10倍機の名機を2機種、覗き比べてもらった。

 

 

まずは、CARL ZEISS Dialyt 10×40BGA T*P

 

そして、こちらも往年の名機であり、超ロングセラーの

 

CARL ZEISS JENA  DEKAREM 10×50 だ。

 

1Q マークが刻印される前の、1951年製の個体である。

 

 

 

 

 

 

まずは、CARL ZEISS Dialyt 10×40BGA T*P  から覗いてもらった。

 

 

これも、むちゃくちゃよく見えるな!

 

水鳥の羽毛の一本一本まで、クッキリ見える。

 

さっきまで見てたのよりも、大きく見えるけど、

安定は( 像の) 少し悪いかな。あ、これは10倍機なの??

 

だから、さっきのより大きく見えるんやね。

 

看板の小さな文字もハッキリと読めるわ。

 

しかしよく見えるなぁ。。。

 

 

 

次は、CARL ZEISS JENA DEKAREM 10×50 だ。

 

 

さっきのも、むちゃくちゃよく見えたけど、

こっちの方が更によく見える気がするな。

 

輪郭も鮮明で、色彩がハッキリクッキリ濃厚だわ。

 

それに、立体感も半端ないね。凄い迫力。

 

木の枝が目の前に迫って来る。

 

これも看板の小さな文字がハッキリ読めるわ。

 

エッ?これも10倍なの?さっきと同じって事?

 

こっちの方が、見える範囲が広いからなのか、

さっきの方が、倍率が大きく感じる。

 

なので、鳥などの観察はしやすい気がするね。

 

クローズアップ的に見えると言うか、

ピンポイントで局所的に見えると言うか。

 

どっちも素晴らしく良いけど、、、

 

強いてどっちかを選べと言われれば、

俺は、こっちの方が好きかな。

 

立体感と臨場感に、結構差があるように感じたのと、

色合い的にも、こっちの方が好きかな。

 

 

と言う事で、10倍機で友人が選んだのは、

 

立体感と、色彩の濃密さで、DEKAREM 10×50 となった。

 

 

DEKAREM 10×50 は、本当に良い双眼鏡で、

 

私も10倍機の中では、1、2位を争うくらい、

 

好きな機種かも知れない。

 

 

10倍機の中では、多くの他機種より広角で、

 

友人が感じたように、立体感や臨場感が秀逸である。

 

勿論、Dialyt 10×40BGA T*P も大好きな機種である。

 

 

 

 

さて、ではいよいよ最終章の後編、ファイナルへと続く。

 

 

本日のナンバーワンの栄光を掴むのは、

 

はたして、どの機種なのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 お陰様で、6年目 〜

 皆様方には、心より感謝申し上げます。

 

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