LEITZ TRINOVID ライツ トリノビッド の話 | BLRM ブラッキー リッチモア ~ Be Lucky Rich More!! のブログ

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ギター、双眼鏡、オーディオ、 趣味関連の記事を書いていく予定です。
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私自身が、ワクワクドキドキ出来る事だけを記事にします。
〜 SINCE 2015.4.8

 

 

 

 

ZEISS ネタの続いたので、今回はLEICA の話題を。。。

 

LEICA と言うより、LEITZ ですね。

 

 

 

 

 

 

私が初めて購入した高級双眼鏡が、LEICAだったこともあり、

 

LEICAには、どうしても思い入れが強いです。

 

 

言葉で表現するのは、非常に困難なのですが、

 

LEICAには、ZEISSとは また違った 像のシャープさや、

 

色彩の豊かさ、極めて上質な造りの良さ、品格が感じられ、

 

ZEISSには無い 独自の魅力があります。

 

 

とりわけ、色彩感の魅力と、

 

機械的なフィーリングが素晴らしい事が、

 

私に取って、ライカの双眼鏡の好きなところでしょうか。

 

 

 

私個人的には、年齢と共に、最近のLEICAよりも、

 

古いLEITZ の製品に、より魅力を感じるようになりました。

 

 

勿論、最近の ULTRAVID 等も素晴らしい双眼鏡なのですが、

 

私個人的には、古い LEITZの双眼鏡に、より強く惹かれるのです。

 

 

 

 LEITZ WETZLAR 時代の双眼鏡は、特に素晴らしいです。

 

 

下の2台は、共に TRINOVID 7×42B なのですが、

 

黒丸LEITZ の方が、より古く 若干 大きさも違います。

 

 

赤丸LEITZ の方は、TRINOVID  7×42BA  144m/1000m、

 

黒丸LEITZの方は、TRINOVID  7×42B  140m/1000m

 

と、規格も違います。

 

 

 

 

しかし、何故か、黒丸LEITZの方が、視野が広く感じ、

 

実際に覗くと、150m/1000mくらいに感じます。

 

 

 

ちょうど、デルトリンテムや、ZEISS 7×42B/GAT*P ClassiC

 

なんかと、同じくらいの視野に感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この、LEITZ  7×42B は非常に覗きやすく、

 

視界は非常にスッキリとしていて、シャープで繊細な像で、

 

覗いていて、とても気持ちが良く、癖になりそうな魅力があります。

 

 

 

ユッペンダールと言う、

 

この時代のLEITZ独自のプリズムのお陰で、

 

非常にコンパクトにまとまっています。

 

 

これが、ユッペンダール プリズムです。

 

この 非常にコンパクトで高性能なダハプリズムは、

 

当時のLEITZの自信作だったようです。

 

 

このプリズムのお陰で、とてもコンパクトな躯体に、

 

仕上げることが可能となったんですね。

 

 

LEITZ  TRINOVID  7×42BA (左) TRINOVID  7×42B (右)

 

手にした時のバランスも、すこぶる良好で、

 

とても持ち易いです。 手に しっくり来る感じです。

 

 

この点は、最近のTRINOVID以上に、扱いやすく、

 

使い勝手が良いように感じます。

 

 

この時代の、LEITZの双眼鏡には、妙に品を感じます。

 

 

ZEISS 7×42BGAT*P*  と LEITZ  TRINOVID  7×42BA

 

大きさの比較。

 

 

 

 

 

10×40Bの方も、やはり ユッペンダールプリズムですので、

 

非常に軽く、コンパクトにまとまっています。

 

 

ルックス的にも、最高のバランスの良さで、

 

この 品良い佇まいに非常に魅力を感じる機種です。

 

 

 

この、10×40Bは、110m/1000mですので、

 

ZEISS 10×40B/GAT*P と同じ規格ですね。

 

 

規格は同じでも、全く個性の違う両者です。

 

この両者、甲乙付け難い魅力です。

 

CARL ZEISS 10×40BGAT*P* と LEITZ TRINOVID 10×40B

 

 

見た目の雰囲気も、醸し出すオーラも、全く違いますし、

 

手にした時のフィーリングも全く違います。

 

 

 

中心像のシャープさや、解像度、明るさ、コントラスト、

 

そういった点では、ツァイスがリードしますが、

 

ライツの方は、そういった方向性ではなく、

 

もっと、自然な感じの落ち着いた像で、

 

シャープさや解像度が、強調されて見えるような、

 

そういった見せ方ではありません。

 

 

それよりも、色彩の美しさ等で、見せるタイプです。

 

それぞれにタイプのまるで違った、魅力のある像なんですね。

 

 

 

また、10×40Bも、7×42Bも、LEICA(LEITZ)は、

 

ZEISSよりも、周辺像の崩れが少ないですね。

 

 

これらの LEITZ で、景色を覗いた時、

 

まるで、美しい一枚の絵画 を見てるような気になります。

 

 

ZEISS 10×40B/GAT*P* の方は、

 

何というか迫力があります。

 

対象物が、目に飛び込んでくるような・・・

 

像の明るさや、コントラスト、切れ味が半端ない感じです。

 

 

あなたは、LEITZ派!? それとも ZEISS派!??

 

 

 

 

イギリスに LEITZをこよなく愛する、

 

「LEITZの男」 と呼ばれた男がおりまして。。。

 

 

その方は、もう今では かなりの高齢なのですが、

 

これらのLEITZは、実はそのお爺さんから、

 

譲ってもらったものです。

 

もちろん、お金は払いましたよ!!

 

 

現在の中古価格の相場でも、状態が良ければ、

 

この3台で、30諭吉は超えると思います。

 

 

双眼鏡が結んでくれた 世界のご縁です。

 

有り難いですね。

 

 

 

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