LEICA ( LEITZ ) TRINOVID VS SWAROVSKI HABICHT | BLRM ブラッキー リッチモア ~ Be Lucky Rich More!! のブログ

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〜 SINCE 2015.4.8

 

 

 

VS だなんて、大袈裟なタイトルですが・・・(笑)

 

今回、初登場の、スワロフスキー SWAROVSKI です。

 

 

 

鷲のマークの大正製薬、では ないですが、

 

鷲のような、鷹のような、猛禽類のロゴが、

 

スワロフスキーのシンボルマークです。

 

 

 

 

これは、鷲なのか、鷹なのか、それともトビなのか!?

 

 

実は、スワロフスキーでも、特には決めてはおらず、

 

「猛禽類」 を象徴したモノなのだそうです。

 

 

だからなのか、バードウォッチャーの方々には、

 

非常に人気があるようです。

 

 

シンボルマークからして、鳥見用っぽいですからね。

 

 

 

スワロフスキーの双眼鏡は、非常に高性能で有名です。

 

 

しかも、近年どんどん その高性能に磨きが掛かり、

 

トータル性能では、現在 世界一なのでは!?

 

とも言われています。

 

 

 

最新のスワロビジョンに至っては、

 

バードウォッチャーの間では、泣く子も黙るスワロフスキー、

 

水戸黄門の印籠並みの威力がありそうな、

 

超高性能なハイエンド双眼鏡です。

 

 

 

ともあれ、LEICA ZEISS に肩を並べる、

 

世界の超高性能 ハイエンド双眼鏡メーカーなんですね。

 

 

 

私自身は、古いLEITZ や、ZEISS の方が好きなようで、

 

今から、15年程前にも、ライカ トリノビッド や、

 

ツァイス クラシックシリーズ、

 

そして、スワロフスキー(確か、EL8.5×42WB と、EL10×42WB

 

と、覗き比べた時も、スワロの色味が あまり好きではなく、

 

私には LEICA や ZEISS が好ましく思えた事もあって、

 

スワロフスキーは、あまり所有していないのですが、

 

これは数少ない所有物の一つです。

 

 

スワロフスキーの、ポケット と呼ばれるシリーズです。

 

 

SWAROVSKI  POCKET  10×25B  HABICHT

 

 

 

 

ツァイスやライカ が、ドイツのメーカーなのに対して、

 

スワロフスキーは、オーストリアのメーカーです。

 

 

そう言えば、拳銃で有名な GLOCK グロックも、

 

オーストリアでしたね。

 

 

 

スワロフスキーは、あの世界的に有名な、

 

クリスタルのメーカーと、同じルーツです。

 

 

クリスタルのスワロフスキーの創業者の息子さんが、

 

創立したのが、スワロフスキー オプティックと言う、

 

双眼鏡やフィールドスコープのメーカーなんですね。

 

 

 

また、ウィーンのある、オーストリアと言う お国柄と、

 

クリスタルのスワロフスキーをルーツに持つ事からか、

 

ここの双眼鏡は、独特の品性があり、デザインが美しいです。

 

 

正に、セレブな女性が持つのにピッタリな雰囲気です。

 

馬主席に、最も似合う双眼鏡なのではないでしょうか!?

 

 

 

では、似たようなスペックの、

 

LEITZ 10×22 C と、比べてみたいと思います。

 

 

SWAROVSKI  POCKET  10×25B  HABICHT

と、LEITZ  TRINOVID  10×25C

 

まず、覗き比べて、すぐに気が付くのは、

 

やはり、両者の決定的なまでの 「色味の違い」 です。

 

 

 

LEITZ は暖色系、SWAROVSKI は明らかな寒色系です。

 

 

少し青みがかったような、温度感の低い、独特の世界です。

 

 

 

上記でも、少し触れましたが、15年程前に、

 

スワロフスキーの名機と言われる、EL8.5×42WB  が、

 

発売された頃だったと思うのですが、

 

その、EL8.5×42WB や、EL10×42WB、と、

 

LEICA TRINOVID  8×42BN  や、10×42BN、

 

ZEISS 7×42BGAT*P*、10×40BGAT*P*

 

等と、覗き比べた事があります。

 

 

 

その時、像の明るさやシャープさは、どれも素晴らしく、

 

LEICA も ZEISS も SWAROVSKI も、殆ど 同レベルで、

 

甲乙付けがたかったのですが、決定的だったのが、

 

やはり 「色味」 の違い でした。

 

 

 

LEICA だと、色彩感豊かに鮮やかに感じられるのが、

 

SWAROVSKI だと、暗い雰囲気に感じたんです。

 

ZEISSは、どちらでもなく、中庸な感じで、色よりも、

 

コントラストの強さや、シャープさが際立つ見え方でした。

 

 

例えば、新緑の木々を見た時、

 

LEICAだと春の新芽のように生き生きと感じ、

 

スワロフスキーだと、少し深緑のような色合いで、

 

春というより、冬のような寒いイメージ。

 

 

昔、モスクワのお菓子か何かで、パルナスってケーキの

 

CMがあったのですが、( 分かる人は昭和世代ですね!)

 

何となく、あんな感じのイメージです。

 

 

 

像は非常に明るくて、シャープなのですが、イメージが暗い、

 

そういう印象でした。

 

 

 

今回の、LEITZ TRINOVID 10×22 C と、

 

SWAROVSKI 10×25 POCKET  HABICHT も、

 

正に全く同じ印象です。

 

 

 

像のシャープさは、LEITZ 同様、申し分無いですし、

 

像の明るさや コントラストは、対物レンズが少し大きい事と、

 

LEITZ よりも、ずっと後の製品だけに、

 

コーティング技術が新しいという事もあってか、

 

LEITZ 以上なのですが、雰囲気が冬の空のようで、寒いんです。

 

 

非常に温度感が低く、温もりを感じな、

 

透徹したクールな色味です。

 

 

良く言うと、清潔感に溢れる感じなのですが、

 

何というか、私には非常に無機的な世界に感じてしまいます。

 

 

比べると、LEITZ TRINOVID 10×22 C は、

 

非常に温かい感じで、有機的な世界です。

 

 

SWAROVSKI  10×25 POCKET  HABICHT だけを見ると、

 

「 何て、良く見えるんだ!!」 と感動すると思うのですが、

 

比べると、想像以上に、色味の違いが決定的ですね~。

 

 

 

これはもう、好みの問題で、能力差ではありません。

 

 

どっちの見せてくれる世界が好きか!?

 

それだけです。

 

 

LEICA や ZEISS 、SWAROVSKI レベルになると、

 

能力差と言うよりは、好みの差ではないでしょうか??

 

 

ただ、能力的には、この スワロフスキー ポケットシリーズの

 

10×25 POCKET  HABICHT は、LEITZ に比べると、

 

像の周辺の色収差が結構あります。

 

 

色収差は、あまり気にしない方の私でさえも、

 

気になるくらいに出ます。

 

 

また、光の加減によっては、

 

像の周辺に青色のフレアのようなモノが現れます。 

 

気になる人は、気になるでしょうね。

 

 

LEITZ の方は、そういうのは全く無いです。

 

 

現在は、スワロフスキーも この HABICHT の時代とは違い、

 

かなり進歩してると思われますが、

 

LEITZ の迷光処理は、やはり この時代から

 

非常に優れていたんですね。

 

 

スワロフスキーも大好きな双眼鏡なのですが、

 

LEITZ や、ZEISS 程には、夢中になれないのは、

 

この低い温度感の無機的な世界の見え味と、

 

独特の洗練されたデザインのせいかも知れません。

 

 

私のような ド変態は、洗練された オシャレなイメージより、

 

デルトリンテムのような、無骨でレトロで人間臭く、

 

より、アナログチックなイメージの方が、

 

どうも 愛着が湧くようです。

 

 

ついでに、スワロフスキーとデルトリンテムも、

 

覗き比べて見ましたが、、、

 

 

山の木々を見た時、デルトリンテムの方が、生き生きと見えます。

 

葉っぱの立体感も、やはり デルトリンテムの方が良いですね~。

 

 

やっぱり、私は デルトリンテムが見せてくれる世界が、

 

好きなようです。

 

 

しかし、性能的にはスワロフスキーは本当に素晴らしいですよ!!

 

 

 

 

 

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