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やすだけんちくじむしょのブログ

安田事務所の仕事をご紹介します!

今興味のある木材の一つに、アセチル化木材というものがあります。
乾燥させた木材に酢酸を染み込ませて、また釜で加熱すると、分子レベルで材木の性質が変わり耐久性、耐蟻性が上がるというもの。


昨日そのフォーラムが東京であり参加してきました。
会場は木材会館という所で、主体構造はコンクリートですが、要所要所にふんだんに木を使った建物です。







家具まで木を使ってありました。



アセチル化木材は、通常の屋外使用で耐用年数50年。常時、水に触れる様な場所で25年という大変優れた耐久性を持っています。

日本ではまだ採用例はほとんどありませんが、技術研究は75年以上と長く、技術的にはかなり確立されたものです。
今進行中のプロジェクトでも採用を検討中です。

木は使い方を誤ると腐朽菌により腐ってしまいますから、常にどう耐久性を確保するかとの戦いです。アセチル化木材は、従来の日本の伝統木造建築技術にはなかった次世代の技術と言えるんではないでしょうか。

またこの件についてご報告出来ればと思います。

地盤改良工事の養生期間を経て、
基礎工事が始まりました。

基礎の通り芯を出すために、廻りに
遣り方を設置します。





それから、所定の深さまで重機で掘削して
基礎のベースになる部分を作っていきます。



既に地盤改良杭のある所には直接ベース
コンクリートが乗るので、杭の廻りを
掘削していきます。

あいにくの雨になってしまいましたが、
基礎屋さんががんばってくれています。

この後ベースが出来てくると、鉄筋の
配筋をして配筋検査になります。

後日、また報告します!

いよいよ工事が始まりました。


去年行っていた地盤調査の結果で、地盤許容支持力が無かったため

地盤改良工事をすることになりました。


先週に引き続き心配されていた雪の心配もなくなり、

寒空の中、早朝より施工業者が現地に来たので、立会いです。

トラックには資材が山盛りです。





あらかじめ図面の指定した箇所に

地盤調査のデータを元に所定の深さに

穴を掘っていきます。




掘った穴に現場プラントで作った

セメントを打ち込んでいきます。




地盤調査のデータを元に、セメントの配合を

決めて打ち込んでいきます。

重機の運転席には、モニターで確認しながら

進めているのが確認できます。




開始から二日後、全ての改良工事が

終わりました。

この後、養生期間を置いてベタ基礎工事

に入っていきます。




また後日状況をUPしていきます!