さらば維新のピルロ ~三幸秀稔退団によせて~ | ヒロミツDiary 〜更新は忘れた頃にやってくる〜

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福岡在住
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先日神戸に移籍した菊池流帆選手についての思いをブログに書きましたがもう一人僕にとって特別な思いがある選手がいました。
その名は三幸秀稔 
2018年から2年間レノファ山口のチームキャプテンを務め 2020年シーズンからはJ1湘南ベルマーレでプレーする選手です。

レノファを見始めたのはJ3を戦っていた2015年シーズンからなのですが本格的にハマっていくようになったのはJ2 2年目の2017年のシーズン開幕前 
小野田へ練習を見に行った時の三幸のプレーやフォトジェニック(写真映え)に惚れ込んでからですね。

2016年 前年にJ3で圧倒的な攻撃力を見せつけてJ2に挑むレノファにシーズン開幕直前に加入したのが三幸様
エリートサッカープレーヤー養成機関 JFLアカデミー福島の1期生として入り卒業後はヴァンフォーレ甲府に入団も右膝前十字靭帯損傷で半年もの大怪我をして 2年目に契約満了の通告
翌年はJ3のSC相模原に完全移籍し出場機会を掴むが更なるステップアップを目指しトライアウトに参加 
とあるチームの練習参加の話があったが今度は左膝の前十字靭帯を損傷しその話が流れ1年間無所属という状態だった中でのレノファ加入でした。

当時レノファには変幻自在のパスでチームの(心臓)だった庄司悦大(現 京都サンガ)がいましたが
4節の横浜FC戦で移籍後初出場、5節の松本戦でプロ初スタメンと計36試合に出場と主力としてプレーしました。
J2 2年目となった2017年はコンビを組んでいた庄司等主力が大量移籍をするなかでボランチとして活躍していましたがその才能が開花したのが2018年に霜田監督が就任してから
チームキャプテンを任されるようになり監督からも(このチームの中心は三幸)、(彼のミスは僕のミスです)と言わせるほど絶対的信頼を勝ち取ります

三幸様の武器と言えばその右足から放たれる(正確なパス)
庄司と比べると横の鋭いパスというよりは縦のロングフィード、スルーパスに長けてる感じ
昨年もJ2 アシストランキングで4位の9つとゴールを演出するまさに(レジスタ)
美しいパスに目が行きがちですが運動量もあるし レノファ在籍4年間で7得点決めています
 特に2018年下関で戦った讃岐戦では長い距離を走ってボールを受けての左足シュートは印象的です


二度の大きな怪我を乗り越えJ2屈指のパサーに成長した三幸様に届いたJ1からのオファー
キャプテンという立場もあるがやはり
(サッカー選手としてもう一段上に行きたい、チャレンジしたい、違う景色を見てみたいという気持ちが強くなった。)
ことで移籍を決断 
レノファも快く送り出して2013年以来となる日本のトップカテゴリーの舞台にやって来ました。

流帆の時もそうでしたが三幸様にもずっとレノファ山口でプレーしてほしかった気持ちがあります
けど、山口で輝いた選手が上のカテゴリーに移籍してそこでもまた己を磨いてアジアの舞台で戦ったり海外のチームに行くようにもなったのです
湘南は昨年リーグ16位 ギリギリ残留したチーム
だからこそ主力として戦えるチャンスでもあるしそこで戦うことにより(更に違う景色)を見ることが出来るはず

可能性は無限大

維新のピルロから湘南のピルロへ
そしてそこから…
三幸秀稔 の物語はこれからもっと面白くなる
ライトグリーンのユニを纏って山口に帰ってくるその日を楽しみにしてます😃

三幸様4年間本当にありがとうございました!