コムタムーコのFREE YOUR SOUL

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読書感想・決意表明などを書き散らし寿司(゜∇゜)人の役には立ちません

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『文芸あねもね』書収作品
新潮社刊

3.11の後に発行されたチャリティ同人誌が文庫化。
10人の女性作家が書いた「再生への希望きらめく小説集」の中からいくつか感想を。

今回は
『二十三センチの祝福』
彩瀬まる

ボロアパートに住む男と女。

離婚して可愛い娘とも離れ、慰謝料を払いながら働くサラリーマンと、落ち目のグラビアアイドルの交流を描く。

靴の修理と料理でギブアンドテイクしながら、恋とか愛とは違う、ほの暗いけどじんわり温かいやり取り。

……とか話のあらすじはまあ置いといて。

この人は、小説の作り方を知ってる。

文章表現や設定の作り方もしっかりしているけれど、何より、読者の感情の流れをコントロールできているのがすごい。

期待の裏切り方が上手い。

?と思わせて引きずりこんでおいて、ちゃんと納得もさせる。

そして、安い共感なんかじゃなくて、胸の奥をじゅっと焼くやるせない痛み。

このチャリティ小説集のテーマにしっかりそった、苦しみと小さな希望を丁寧に描いている。

【学んだこと】
・設定の作り込みを丁寧に
・読者をびっくりさせる仕掛けを成功させてこそ作家冥利



『僕等がいた』
小畑友紀 小学館刊

本日は少女マンガ。しかも超有名で国民的少女マンガと言われてる名作で、今映画も公開中ですね(´ω`)

アニメ化はひどかったけど、映画はまだ見てないけど、多分まずは原作の漫画を読むのが正しいと思われます。

ほんとに、この少女マンガはすごい!

色々読みあさってますが、このマンガはレンタルで借りた後、ソッコー買い集めました。

出会うのが遅くてほんとよかったです。

これにリアルタイムで10年付き合ってたらやきもきしちゃって日常生活に支障きたしたかもしんない。

満を持してついに完結…

最初は「ふーん普通の少女マンガじゃん」て思うかもしれないけど、いいですか。

8巻までは「プロローグ」だと思ってください。



……大事なことなのでもう一度言います。

8巻までは「プロローグ」だと思ってください(`・Θ・´)キュッ!


あれは終わりでは無く、始まりだったと。


そして、すべての人の思い出に語りかけるエピローグ……

話の内容は控えますが、注意しなくちゃいけないことを書きます。

一つ、電車で読んではいけません

一つ、ちょっかいを出してくる人がいない時空間でのめり込んでお読みください

一つ、supercellのうたかた花火を最終巻のBGMにしてしまうと涙腺が崩壊することになります
※あ、しなくても涙腺崩壊します。


【学んだこと】
・王道に見せかけて期待を裏切る妙(予定調和をぶっ壊す勇気)
・根回しは用意周到に
・叶わぬ思いこそが美しい
『ともだちは海のにおい』
工藤直子 理論社刊


お茶を飲むのが好きないるかと、ビールを飲むのが好きなくじらがともだちになるお話。

言葉のひとつひとつが、海の波が反射する光の粒みたいにきらきら輝いている。


一番好きなところは

パリで熱を出したくじらが、いるかを思い出して

いちばん手をにぎってもらいたいひとって、いちばんすきなひとのことなんだな

って考えるところ。


自分の好きなものや、大切な人をもっともっと大事にしたくなるお話でした。


【俺得メモ】
・読んだ人の心をあっためられたらいいな
・ひとつひとつの言葉を大切に使おう


「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」中居真麻
宝島社刊

こちらは第6回日本ラブストーリー大賞を受賞し、漫画化、佐々木希主演でドラマ化もしてる小説。

漫画化ドラマ化はただヒットに乗っかっただけで仕上がり不安だけど、この筆者の文章力は確かだ。

冴えない、どこにでもいそうな20代後半女子の恋愛ベタあるあるとか、職場の愚痴とかでとにかく普通のよくある日常。

だけど比喩表現が素晴らしく、臨場感があり細部まで作り込まれている。

友達の話を聞いているようにすんなり読めて、がんばれよって言いたくなる感じかなぁ。

似たような経験をしている人は共感するだろうな。

普通の出来事を描ききることって実はすごく難しい。
作者がこの賞に第一回から応募し続けてやっと射止めた根性も素晴らしいと思う。


【学習Point】
・緻密な設定と描写
・豊かな比喩表現
・継続は力なり
・()の使い方には気をつける・方言っておいしい

心機一転。

放置してたブログをボチボチ再開します。名前もコムタンからコムタムーコに改名しましたけどどうでもいいよね鼻くそほじほじ(´ω`)

妊娠日記→育児日記→ヲタ日記→ようつべ動画紹介ダイエット日記……と色々やっては飽きたらやめてきましたが、今回は読書日記にしまつ。

完全に自分の為だけに書くので不親切設計です。

あとたまに意気込みとかその時の気持ちとかも気まぐれに書くかも(´・ω・`)

なので、独り言スタイルをご了承ください(´ω`)つうか見ても何にも面白くないかもだけどよろしくねん。本が好きな人には一個人のレビューとしてご参考にしていただければ。


この2ヶ月間、仕事家事育児の合間になんとか時間を作って死に物狂いで3/31締切の文藝賞応募をやり遂げたけど、それで分かったことがある。


それは、私はまだまだだって、もっともっと努力しないとだめなんだってこと。

自分の作品のダメなとこが、レントゲン写真を見るくらい明確に分かった。

でも、これでようやく山の麓に立てた気がする。

今までは山を見ているだけで、登山グッズを集めたり山登りする姿を想像していただけ。

三十路にして、ようやく、山の大きさ、登り方、自分の装備が分かったのです。

随分時間がかかってしまったけど、いざ、登山開始だ(`・Θ・´)キュッ

心の師匠は松岡修造です。

「がんばれがんばれなんでそこであきらめんだあきらめんなだいじょぶできるがんばれ!」

てなわけです(´ω`)じゃ。