「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」中居真麻
宝島社刊
こちらは第6回日本ラブストーリー大賞を受賞し、漫画化、佐々木希主演でドラマ化もしてる小説。
漫画化ドラマ化はただヒットに乗っかっただけで仕上がり不安だけど、この筆者の文章力は確かだ。
冴えない、どこにでもいそうな20代後半女子の恋愛ベタあるあるとか、職場の愚痴とかでとにかく普通のよくある日常。
だけど比喩表現が素晴らしく、臨場感があり細部まで作り込まれている。
友達の話を聞いているようにすんなり読めて、がんばれよって言いたくなる感じかなぁ。
似たような経験をしている人は共感するだろうな。
普通の出来事を描ききることって実はすごく難しい。
作者がこの賞に第一回から応募し続けてやっと射止めた根性も素晴らしいと思う。
【学習Point】
・緻密な設定と描写
・豊かな比喩表現
・継続は力なり
・()の使い方には気をつける・方言っておいしい