もっと写真がうまくなる
カメラの撮り方手帳/斉藤有美 著
ビジネス書・・・・?
では無いと思いますが、ソーシャルメディアの普及で、写真を撮影し、ネットにアップするようになった今、少し写真撮影の技術を習得していてもムダにはならない、、いや、プラスになるんじゃないかなと思うのですがいかがでしょうか??
ソーシャルメディアをビジネスに利用している方もいらっしゃいますし。
■ココいただきました。
今回はこの本から、ソーシャルメディアのプロフィール写真に使えそうなキャッチーな写真を撮るための技術をいただきました。
書評の文章だけでは伝えにくいのですが、人物を撮影したときに、面白みがまったく無い写真ばかりしか撮れない原因が2つあります。
それは、光と構図です。
・光について
撮影のときに使い分ける光は、全部で4種類。
1.トップ光
2.斜光
3.順光
4.逆光 です。
それぞれを説明すると、
1.トップ光→上からの光
2.斜光→斜めからの光
3.順光→正面からの光
4.逆光→後ろからの光
なのですが、ストーリーのある写真を撮影するなら、2の斜光か、4の逆光を使うとよいことが分かりました。
斜光は、被写体の前方斜め45度から。
自然光で撮影する場合は、朝夕の太陽が低い時間帯が陰影もくっきりと出ていい写真が撮れます。
逆光は、被写体の後ろから光が当たっている状態ですが、昼間の太陽の強い時間帯は、デジカメで撮影する時、被写体が完全に真っ黒になってしまう場合が多いですよね。
逆光の撮影も時間帯は朝夕の太陽が低くなったときを狙って撮影すると、ドラマチックな写真を撮影することができることがわかりました。
そして、撮影の天候は、晴天よりも曇りの日が一番撮影に適していて、やさしく、柔らかな印象の写真になるようです。
クッキリシャープに仕上げたい場合は晴れの日、やわらかい印象でいきたいときは曇りの日と、自分のプロフィール写真のイメージにあわせて選ぶといいかもしれませんね。
ちなみに、面白みの無い写真を撮影したい場合は、順光、つまり正面から光をあてた状態で撮影すると平面で面白くない写真が撮影できます。^^;・
構図について
写真の構図には9大構図というものがあります。
黄金分割点構図
二分割構図
斜め二分割構図
三分の一構図
曲線構図
日の丸構図
三角構図
放射線構図
三分割構図
以上の9つ。
プロフィール写真は当然人物が中心となりますが、周りの背景も構図を意識して、人物の一部として取り込むのが良いようです。
とはいえ、光のあたりかたや構図は大切ですが、コレばかりを意識していてもシャッターチャンスを逃しかねないので、なんとなく光と構図を頭に入れておく程度で、自分が面白いなと感じた構図で自由に撮影していくことのほうが良い。そして後から光はどうだったかな?構図はよかったかな?と確認するようにして、自分の得意な撮り方を見つけていくことが重要と、著者の斉藤さんは書いています。
自分で自分を撮影するのは難しいですが、今記事に書いたテクニックを頭の片隅に入れておいて、友人とお互いのプロフィール写真を撮影しあうのもいいかもしれませんね。




