ニセ占い師に学ぶ!
信頼させる「話し方」の技術 コールドリーディング/石井裕之 著
占いに行くと分かりますが、占い師に、言い当てられたとき、
「あぁ、この人は、私の全てが見えてるんだ・・・」と感じる瞬間があります。
でも、この本を読むと、それは、コールドリーディングなんだなと分かってがっかりします。^^;
しかし、「この人は、私の全てが見えている」という気持ちは、信頼感といえるものなので、日常生活やビジネスでも十分利用できる話術のテクニックなんですね。
ということで、
■今回のゴール
一瞬で相手から信頼を得るテクニックを知りたい。です。
ニセ占い師が使う、詐欺の話術ですが、生きるも死ぬも、使う人の心しだい。
私は、相手と自分のプラスのためにこのテクニックを使いますよ。^-^
■コールドリーディングとは?
引用1
まったく事前の準備なしで初対面の人を占うこと
これがコールドリーディング(Cold Readhing)の広い意味での定義です。
英語の"Cold"には、"準備なしに"という意味がありますし、"read"には"占う"とか"相手の心を読む"という意味もあります。
しかし、ニセ占い師やニセ霊能者は、心理的・言語的なトリックを使って、相手の心を読み取っているように思わせる話術を使います。
このニセ占い師や霊能者が使う話術を気軽に使えるようになれば、ビジネスに役立ちそうな気がしませんか?
引用2
まずはじめに本当のことを言って信じさせ、それから騙す
腕の立つ詐欺師というのは、実は、騙す技術よりも、信頼させる技術のほうをより念入りに磨くもの
前置きが長くなりましたが、どうやって、初対面の人から信頼をえるのか?
そこをこれから探っていきたいと思います。
■コールドリーディングの4つのポイント
普段の生活やビジネスのシーンで、占い師や霊能者のように振舞う必要はまったくないので、私としては、この心得その1~その4まで分かれば十分です。
引用3
心得その1 当てているのではなく、解釈しているのだという姿勢を保つ4つのポイントを自分なりの言葉でカンタンに説明します。
心得その2 相手がしゃべりたがっていることをしゃべらせる
心得その3 相手が聞きたがっていることを話す
心得その4 ただひとりの特別な存在としての相手に、驚きをもって接する
その1
初対面の相手から、「そうそう、そういう人だと思ったんだよねー。わかるわかる」と知ったかぶられたらいい気分はしませんよね。相手のことを当てて、スゴイ人と思われるようにするのではなくて、目の前の人を興味をもって理解しようとする、知ろうとする姿勢が相手から好感を持たれるコツですし、あなたのことをもっと知るために協力してほしいという気持ちが伝わって、相手からいろんな話しをしてくれるようになる。
その2
そして、相手の話しをうなづきながら、会話を奪うことなく、最後まで聞くこと。
自分がしゃべりたいことはどうでもいいんです。
しゃべりたいだけしゃべらせてあげると、相手は承認欲求がみたされて、あなたに好意と信頼を自然によせてきます。
その3
「すごくいいですね」「よくできてますね」「すてきですね」「大変でしたね」「がんばっていますね」
と、認めてあげる。ほめてあげる。人は自分のことを認めてほしい、理解してほしいと常に思っているんですが、なかなか周りの人は、自分が聞きたいことを言ってくれません・・・よね?
そのとき、あなただけは、その人の聞きたいことを言ってあげるんです。
相手と話しているとき、
「この人は、私に何を言ってほしいと思っているんだろう・・・」と考えながら接するといいようです。
その4
あなたに出会えてよかった!
あなたと出会えた偶然に感謝!
引用4
「今、目の前にいるこの人は、他の人では決して代用できない、ただひとりのスペシャルな存在なのだ」という驚きを、常に心の中に感じながら接すること。恥ずかしいし、変な人と思われちゃいますので、口には出しませんが、心の中でそう思うだけで相手に気持ちが伝わり、あなたの気持ちを感じ取ってくれるようになる。
■おわりに
私は、占い師やセラピストでもないので、以上の4つのポイントだけでも十分日常で使えると思います。コミュニケーションには、言語的コミュニケーションのバーバルコミュニケーションと非言語的コミュニケーションのノンバーバルコミュニケーションの2つがあって、この4つの、、特に4つ目は、ノンバーバルコミュニケーションだと思いました。
すこしズルがしこい考えですが、こういう考えを持って日常生活を送っている人は少ないと思います。つまり、こういうテクニックを活かせばすぐにいろんな人たちとよい関係が築けるのではないでしょうか。
早速明日から試してみたいですね。^-^









