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30分で1冊。ビジネス書評ブログ

現在、本を読まないと言われる時代に、読書の価値を見直し、日本中にビジネス書の読書習慣を広めること。そしてポジティブで楽しめるビジネス書読書を1人でも多くの社会人(社会人準備者)に広めたい。という目的を持って、読書会を開催しています。

今日の本は、読書力/齋藤孝著です。

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■今回のゴール
今回のゴールは、読書スキルの向上のための情報収集です。
著名な方の読書法を学ぶことは、私たちの展開する読書法のスキルアップにもとても役立ちます。


■読書力とは何か?
読書力とは、本を読み、要約を言えること。と書かれています。
ただし、本の最初から最後まで読まないとダメだとか、途中まで読んで本の内容が理解できてもダメということではなく、どんな読み方でも、本の内容を理解し要約が言えることができるレベルが読書力があるとのこと。

では、その読書力をどう養うかですが、新書50冊、文庫系100冊が読書力の基準。

新書を50冊読む
月2冊で2年、月1冊で4年、とにかく新書50冊を読むこと。10冊程度読んだくらいでは、技としては不十分だけど、50冊も読めば新書系の読書に確実に慣れてくるそうです。

新書は要約力を鍛えるのに向いている
新書は、本のポイントになるところが一般的にハッキリしているため、そこを見つけて頭に叩き込むことが内容把握のコツ。
本というものは、全体にまんべんなく重要なことが書かれているわけではない。だから新書を使って、本の一番重要なところを見つける練習ができるのが新書というわけです。

文庫系100冊を読む
なぜ、文庫系を100冊なのか?
これは、読書力の質がはっきりと変化する単位が100冊なのだそうです。

これだけ読みこなせれば、本に抵抗が無くなり、読書力もアップする。


■読書スキル向上のために読んだけれど
読書スキル向上のために読んだのですが、
読書というのは、ただ本を読むという行為ではなく、

特にこの3つが読書によって養われると言っています。
・自己形成の手段として
・自分を鍛える場として
・自分の器を大きくする

自分というものを作り上げていくのに必要なのが「読書」なんですね。

そして、読書は「体験」なんです。
本を通して、著者の経験を擬似体験できる。
著者が経験から学んで広くした人間としての器の大きさも変な言い方ですがコピーできる。
自分つくりに本当に読書は最良なんだと思います。

この「読書力」読んで、読書を仕事にしている自分として、とてもうれしく思いました。


■おわりに

読書=本を読む

ではないな。と改めて感じました。
著者の齋藤先生の体験と、特にまだ何も完成されていない若者に本を読んでほしいという強い思いがこめられた情熱のこもった本でした。

とは言え、私は40代、本書の内容を見習い、自分を広げるための読書を展開していきたいものです。


読書力
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なぜ読んだのに覚えていないのか?
せっかく貴重な時間を使って本を読んだのに、
活かせて無いばかりか、覚えてないなんて。(T-T)

そうならないために、記憶にしっかり残し、そして活かすために、30分読書法やら、ビジネス読書法やらをやっているわけですが、せっかく読んだ本を「財産」にする、奥野宣之さんの読書術の本が・・・

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今日読んだ本、
読書は一冊のノートにまとめなさい/奥野宣之著


■今回のゴール
最初は、1冊のノートに本の情報をまとめるというタイトルなので、私が読書のときにいつもノートをとるので、その参考になる情報を仕入れることをゴールとするつもりでいましたが、本の目次や内容にザッと目を通したとき、

第2章「探書」リストで主体的・効率的に本を買う

が非常に気になったので、30分読書法をおこなった後、2章を熟読しました。

ということで、
今回のゴールは、主体的な本の入手方法とは?です。


■受動的な本選び
今まで本選びは、衝動買いに近い。
書店での本との出会いは一期一会ではありますが、それは、受動的な本選びです。
ほしい本をリスト化する探書リストを作ることで、主体的な本選びが可能になります。

・何も決めてないけど何となく本が読みたい
・あるジャンルや特定の著者の本が読みたい

という気持ちで、大勢の人は書店に入り、本を探しています。
ここで、「○○○○○」というタイトルの本が読みたい。と目的を持って書店に入り本を探すのが主体的な本選びなんですね。

何も決めずに書店に入り、本との出合いを楽しむのもステキなことですが、こういう探し方だと、結局読まないで本棚に入ったままということにもなりやすい。


■書籍購入までのフロー
書籍の購入までのフローは、

①広告、本、テレビ、人の話

②思いつきメモ(1冊のノートにまとめる)

③メモをもとにネット検索(関連の本が無いか調べる)

④探書リスト(タイトル・著者・出版社を記録する)

⑤購入(書店へ行く)

以上、5つのステップで本を購入していく。


■本の指名買い、主体的本選びの実現
日頃目にする広告や身の回りにある本、テレビ、人との会話で気になったことを思いつきメモを残したり、スクラップすることによって、自分が何に興味を持っているのか、あるいは、何か解決したい悩み事がなどが明らかになってくる。

それをもとにして、関連する本が無いか調べ、読むべき本を明らかにしてリストにまとめ書店に出向く。

これだけで、今までの受動的な本選びから、主体的な本選びに変わっているのがよく理解できます。

こういったステップをふむことで、何のために本を読むのか?
また、リストに本の情報を記録するたびに、読書の目的を再度考えることにつながると著者は書いています。
(探書リストには、タイトル・著者・出版社を記録します。)


■おわりに
ビジネス読書会も読書リストを作ることを推奨しています。
新しい本との出会いを楽しみに書店に行くのも読書の楽しみであると私は思います。

しかし、ビジネス書を読むということは、何かを解決するためだったり、自分をスキルアップさせるためだったりと何らかの目的があるはずです。
その目的達成のためにも、本書にあるようなリストの作成をしてみることをオススメしたいです。

リストに読みたい本がたまっていくのは楽しいものです。
そして、一冊ずつ読み終えて、リストから消していく作業もまた楽しい作業ですね。


読書は一冊のノートにまとめなさい

今日読んだ本です。
ビジネスマンのための「読書力」養成講座/小宮一慶著

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■今回のゴール
今回のゴール=一流のビジネスマンの読書法とは?
仕事ができる人は本を読んでいる人が多いですよね。
本書は小宮さんの39冊目の著作。

たくさんの本を読み、たくさんの高度な仕事をこなし、本も出版する。そういう方の書いた読書法は、取り入れるところが大いにあります。
本の内容によって、著者は読み方を変えています。
どんな読み方があるかというと、、、

■速読
速読です。
しかし、目を速く動かす、1冊の本をどれだけ速く読みきるか?ということを重要としていません。
速読とは、速さではなく「目的」だとおっしゃっています。
求める情報を早く探すための読書法が著者の考える速読法です。

■通読 レベル1
通読です。
通読とは、本の最初から最後までを普通に読むことです。
小説を読むように、速度も気にせず普通に読みきります。

■通読 レベル2
こちらも、本の最初から最後までを読みきる方法ですが、論点を整理しながら読む、重要と思うところに線を引きながら読む、ノートにメモを取りながら読む、考えながら読む。という作業が必要になります。

■熟読
文字通りの熟読です。
著者は、この熟読を「頭をよくする読書法」と言っています。
じっくりと丁寧に読む。他の本を参照しながら読んだり、ネットで調べながら読んだり、もちろん、分からない単語は辞書で調べ理解しながら読みすすめる。
丁寧に読んでいくため、熟読の場合は、机に座って、落ち着いた場所で行うことが望ましいそうです。
読書習慣の無い方は、最初は通読レベル1と2で始め、慣れてきたら熟読の読書法を取り入れて冊数を重ねていくと。
本の最初から最後まで読む必要は無く、重要と思うところを重点的に熟読する。

■重読
なんどもなんども読み返す読書法です。
重読に適した本は、古典です。
重読に使用する本は、座右の書となりうる本です。
重読は、毎日1~2分でも、10分でも、1時間でも、時間が許す限り繰り返し読むことで、「情報」を得るためではなく「意識」を高めることができます。



■おわりに

「紙一重のつみかさねができる人が成功する」

本書の最後に書かれていた言葉です。
紙1枚の厚さは、0.1mmだけど、その紙が100枚、500枚、1000枚と重なるとかなりの厚さになる。1枚や2枚では大差はないけれど。

これは本にも言えることで、1冊2冊読んだ位じゃ大きな差はないけど、できるだけよい本、多くの人が評価する本を丁寧に読んで冊数を重ねていくことで、頭のレベル、物の見え方のレベル、論理的思考の力のレベル、人の話しがわかるレベルが上がってくると書かれています。
自分のレベルを上げるすばらしい方法が読書なんだよなあとすごく共感しています。


ビジネスマンのための「読書力」養成講座
今回の読書メモ(シードメモ)

私、ほぼ毎日大人のDSトレーニングを生活の中に取り入れています。

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読書で脳が鍛えられてるんじゃないの?と以前から思っているんですが、科学的に実証されたものを取り入れてやり続けることも必要かなと思ってやっています。

効果は期待しないでやっていますが、何回かに一度の脳年齢測定は、毎回スリリングで結果がよかろうとわるかろうとやり続けるモチベーションになります。

今回は、古い本なんですが、
「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる/高瀬 毅著
です。

「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる


この本は、とある老人介護施設の痴呆性高齢者の脳機能の改善の実態をレポートした本です。
簡単な「読み」「書き」の練習を痴呆性高齢者に行うというこの学習療法を指揮していたのが、ほかでもない東北大学の川島隆太教授だったんです。

そう、大人のDSトレーニングの川島教授です。

私がコツコツ続けているDSトレーニングでどういう効果があるのかを確かめたくて、思わず手にとってしまいました。

■今回のゴール
川島教授の学習療法でどんな効果が現れているのか知りたい。
それを知って、DSトレーニングを続けるモチベーションにしたい。

■老人たちの変化
著者がはじめて施設に取材に行った日、学習療法を受けるために、対象となっている老人たちが自分の順番になるまで待っている光景を目にしました。毎日15分ほどの学習時間なのですが、その学習を行う部屋が小さくて全員一緒に出来ないため、毎日並ぶんだそうです。

そのとき、列に並んでいたあるお年寄りが、早く学習をしたいため、乗っていた車椅子から立ち上がり、順番を追い抜かして学習室に入ろうとしたシーンを目撃したと書かれていました。

簡単な「読み」「書き」「計算」をする前までは、自分で車椅子から立ち上がることもしない無気力で何事にも無関心だった老人が、強い欲求をもって行動するという光景を目の当たりにして非常に驚いたと書かれていました。

それだけ、簡単な「読み」「書き」「計算」は脳にとって効果のあるものなのか?

■驚きの効果
脳を鍛えるための学習と聞くと、難しい問題を解くと良いのでは?とイメージしてしまうのですが、実は、難しい問題よりも、簡単な「読み」「書き」「計算」のほうが脳への刺激が広範囲になるというのです。

実際、その簡単な問題を解いている最中、お年寄りの脳の前頭前野という、おでこあたりの脳が活発に働いていることが分かっています。

ここは、人が動物ではなく、人として生きていくために必要な機能をつかさどる場所で、この前頭前野を鍛えることによって、各能力の機能向上、もしくは機能低下を防ぐことができることも分かっています。

逆に難しい問題を解いているときには、意外にも脳の活動範囲が小さいんですね。
さて、その期待できる効果なのですが、

・考える力
・決定力
・感情の表現力
・行動力
・記憶力
・他者とのコミュニケーション力

以上の能力の向上が期待できるんですね。

この「読み」「書き」「計算」という学習療法を続けた老人たちにどんな変化が現れたかというと
・痴呆の影響で無表情だったお年寄りの表情に変化がでてきた。
・自分から相手に興味を示し、コミュニケーションを取るようになった。
・学ぶ意欲が出てきた。

こういう結果は、先ほど書いた、学習療法が、前頭前野を刺激することから起こる効果なんだろうと思います。

私は、もちろん痴呆はないですが、やはり日常生活で、ちょっとしたことを忘れてしまうなんてことが起こります。
脳も道具と考えれば、使わなければ錆びてしまいます。

一時期、たいへんなブームになった、大人のDSトレーニング。
これはコツコツとやり続ける意味があるとこの本で再確認ができました。

「読み」「書き」「計算」で脳がよみがえる

本日、WEB読書会【朝カツ】を早朝5時から行いました。

WEB読書会

ご参加いただいたのは関西の女性です。
WEB読書会なので、私は福岡ですが、全国の方と読書会ができます。^-^

この方は、30分読書法の読書会参加ははじめてでしたが、読んだ本の感想をしていただく最後の発表まで無事行うことができました。

これから、2回、3回と読書会に参加していただくことで、いい意味での焦りや緊張感で読書能力もアップ、その後のお1人での読書も効率よく読みこなせるようになっていきます。


ということで、
今日のWEB読書会【朝カツ】で私が読んだ本です。
できる人はなぜ「情報」を捨てるのか

できる人はなぜ「情報」を捨てるのか/奥野宣之著

また、奥野さんの本です。

この本は、”情報は「整理」しないで捨てなさい”の改訂版です。

情報は「整理」しないで捨てなさいは、次回読むリストに入っているのですが、新旧でどう内容が変わったか、それはそれで読むのが楽しみです。

■今回のゴール
本のタイトル通り、なぜ情報を捨てるのか?
情報は得るもの、よりたくさんの情報を得るほうがいい。というのが一般的な考え方だと思います。
でも、奥野さんは、できる人ほど情報を捨てると言っている。
ただ捨てるのではなく、捨てるための奥野さんの基準というのがあるはずなのでそこを知って活かしたいと考えました。

■捨てる勇気
できる人との違いは「捨てる勇気」があるか、ないか。
つきなみな言い方ではありますが、テレビや新聞だけじゃなく、日々私たちはネットや街中、遊びや仕事を通じて情報のシャワーを浴び続けています。セミナーでは講師の言うことをすべて記録しようと努力し、2度と見返すかも分からない情報をスクラップし、仕事の資料は全て目を通し、本も、最初から最後まで一言一句見逃さずに読もうとする。

ここで、なんの基準もなく、そのまま情報を受け取る姿勢でいると、独自性を失うとのこと。
確かに、情報は加工してこそオリジナル感がでてくるので、情報を取捨選択するための、「なにかの基準」が必要になってきます。
情報のシャワーをそのまま浴び続けてきた人には、これからは情報を捨てる勇気が必要になってくるかもしれません。

■捨てはいけない
とにかく情報にはなんでもふれてみる。
本を買う、テレビを見る、インターネットを使う。
とは言え、他の人たちと情報源が一緒なので、自分の基準を作らないと、横並び、個性無しの情報加工・発信しかできないことになります。
そうならないためには、みんなが触れることができる情報に、自分だけの情報を加えることが必要になります。
それができた情報は、捨ててはいけない情報なわけです。

自分だけの情報として、筆者は新書を使うそうです。
新書は、ロングセラーや、入門書が多いため、知りたい情報の基本が理解できます。
それからインターネットから得られる情報の判断基準としては、「ウラ」が取れていること、取れること。
そして、もうとりあえず知っていることは、辞書を引いて確認・理解しておくこと。「知っている、聞いたことがある」程度のことを出来るだけ少なくしておく。
など、自分の力で情報を一工夫出来たものは、捨ててはいけない情報となります。

ただ、こういった作業も瞬時にできるようなることが必要のようなので、日頃から何気ない疑問もそのままスルーせず、調べて理解することを心がける必要があるように感じます。

■捨てる、拾う
捨てる情報とは何か?
拾う情報とは何か?
これを決めておくと、頭の中も、カバンの中も、身の回りも、身軽になるようです。

捨てると拾うを判断するツールとして、1つ目は辞書、2つ目はまとめサイトを使うそうです。
読んだ最初は「辞書ぉ?」と思いましたが、言われてみれば、ネットを使うようになって・・・いや、社会人になってから分からない言葉がでても、辞書を使って意味を知る、ウラをとるようなことがほとんどなくなったように感じます。

これは私だけではなく、多くの一般的な社会人にいえることだと思います。この辞書を使うことは目からうろこです。

そして、まとめサイトの利用ですが、一般的なニュースが点とするならば、まとめサイトのニュースは、点と点を結んだ線のようなニュースだと著者は表現しています。同じ内容のニュースでも、まとめサイトを通して複数のニュース記事に触れるほうが多角的に考えられるキッカケになりそうです。

■横着しない
分からない言葉を、分からないままにしない。という内容が何度も書かれていました。
著者はこれを巻末で、「頭の横着をしない」と表現していました。
聞いたら聞いたままにしない。知らないことを知らないままにしない。こういう横着をしない姿勢が、自然と自分由来の情報ソースとなってくるんだろうな。

この本を読み終えて、考えてみると、人が触れる情報の内容や量には、あまり大差が無いんじゃないかなと感じました。

できる人はなぜ「情報」を捨てるのか?は、もともとできる人は、情報の取捨選択に長けているとも言えるが、言い方を変えると、情報の取捨選択の判断基準をもっているからこそできる人になるんだとも言い換えられる。

いたるところにあふれかえる情報のシャワーをそのまま浴び続けるのではなく、捨てる情報と拾う情報の判断基準を持ってそれを実行して、できる人になりたいですね。