人が生きていく上で、最も大きな力となるのが、人に必要とされているということ。自分は誰からも必要とされていないと感じたとき、人は生きる活力を失ってしまう。
お子さんがいる方なら、今どんなに辛い状況にあろうとも、この子を守れるのは自分しかいないと思えるから、今日もまた頑張れる。
責任ある仕事を任されている方なら、自分がやらなければいけないと思えるから、真剣に仕事にも向き合える。
ボランティアを一生懸命されている方も、自分たちが必要とされているということを感じて、もっと力になれないかと次の活力が生まれる。
自分が食べていくため・自分が豊になるためという想いだけでは、人は生きているという実感を味わうことができない。人に必要とされる自分がいるから、充実感や生きるパワーが生まれてくるんだ。
会社で働いていたとしても、お給料を頂くという自分の生活のためだけの想いで、適当に時間を過ごしていればどんどん虚しくなってくる。
自分にもっとできることはないかと動いて、周りから必要とされる・頼られることで、働くこと自体が楽しくなってくるんだ。頑張っても頑張らなくても給料は一緒。。という、自分が得るものばかりにフォーカスしてしまうから仕事が辛くなる。
お金では計れない、もっと大切な気付きや充実があるんだ。
*5/6の記事でも紹介した、ケネディ・センター名誉賞での動画をもう一つ。毎年優れた芸術家に送られる賞で、受賞者のブルースの大御所アルグリーンに、ジェニファー・ハドソンがアルグリーンのSimply Beautifulを尊敬を込めて送っている。
本物から本物へ時代が継承されたことが、何も知らなくてもただ触れるだけで分かる、本当のエンターテイメント。聴衆皆が圧倒され、本物のソウルを感じます。アルグリーンの嬉しそうな表情が、全てを物語っています。