FX短期トレード(デイトレード)
1日1日24時間のなかで売買を完了させてしまう
トレードをデイトレードという。
デイトレードとはその日に入れた注文(ポジション)を
その日のうちに手仕舞いする短期売買方法でポジションを
翌日に持ち越すことをしないトレード手法。
デイトレードの中でも、トレーダーの裁量で
ポジションを翌日まで持ち越しレート幅を狙いに行く場合には、
スイングデイトレと言うこともある。
長所:
1日のうちにでトレードを終了できる点と、一度相場が
勢いづいた時には、1日という短い期間で大きな利益を
出すことも可能。
その日のうちにポジションを手仕舞うことで
ポジション保有から発生する全てのリスクを
排除することができる。
短所:
利益確定、損切りのタイミングを逃さないよう、
相場に張り付いている必要があります。
特に、外為市場の場合、株式市場と違って
24時間オープンしているので、デイトレードをすると
土日以外は一日中気を抜ける時間がない。
FX中期トレード(スイングトレード)
スイングトレードは、期間としては、数日から
数週間、数ヶ月と、時間軸の幅が広いトレード手法。
商材例:
「ロイヤルFX」
スワップはおまけ程度受け取りながら、
主に為替差益(為替レートの変動によって
発生した差額)を狙うやり方です。
含み損を抱える期間はスワップを受け取りながら耐え抜き、
為替差益が乗ってきた時に決済するというのが、一般的な
スイングトレードです。
底で買った、と思っても、思惑とは反対の方向に行くのが世の常で、
スイングトレードをする際には、含み損を抱えてもそれに耐えうる
資金量で利益を狙う必要があります。
長所:
本業があって相場に張り付いていられない方とかには、
スイングトレードは比較的合っています。
小資金で、比較的大きな投資効率を狙うことも
可能になります。
短所:
資金効率がデイトレードに比べると悪くなるという点です。
相場が逆方向に進んだ場合には、思わぬ大きな損失を
出す可能性は十分にあります。
FX中長期トレード(スワップトレード)
スワップトレードはポジショントレードとも呼ばれ、
投資期間は数ヶ月~1年、あるいは数年といった
中・長期スタンスの最も保有期間の長い投資方法であり、
レバレッジを3~5倍程度にリスクを押さえ、じっくり利益を狙う方法。
商材例:
「アブソルート・ゾーン・トレード」
どちらかというと、投資というよりは預金感覚のトレード方法と
いえるでしょう。
スワップトレードは、NZドル、AUD、南アフリカランドなど、
高金利通貨に対して、非常に低いレバレッジで、為替差損
(為替レートの変動によって発生した差額)を狙うのではなく、
「金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うことによって
生じる金利差益=スワップ」を得ることを目標とするのが
中長期スワップトレードです。
また、どんなに含み損を抱えていても、絶対に損切りはしない、
というやり方がスワップトレードです。
長所:
ほとんどレートの値動きを気にする必要なく、
損切りも考えずにゆったりとストレスフリーで
資産運用ができる点。
短所:
多額の資金を必要とすること。資金効率が最も悪い。
また、昨今のような金融危機が発生した場合は数年以上に
渡って含み損を抱え、延々決済できないという資金の
塩漬け状態が起こるので、スワップトレードをする際には、
必ず余裕資金で、且つ非常に低いレバレッジ(1-2倍程度とか)で
実施する必要があります。