「エクセル系ソフトを利用するシステム商材」の長所と短所
エクセル等の表計算ソフト等を利用して過去のデータや
独自のロジックを用いてエントリー、あるいは決算すべき値を
割り出すタイプの商材。
商材例:
「聖杯」トレーディングシステム
FXの超売買サイン
FX-maxシリーズ
長所:
チャートの動きを気にする事もなくソフトから算出された値を
注文さえしておけば良いので相場に張り付く必要はない。
短所:
売買ソフトを利用するのではないので、実際の取引にはどうしても
タイムラグが発生する。
つまりソフトで割り出した値からレートが動いている
場合がほとんどで計算どおりの取引が出来ない。
結果的に裁量を入れざるを得ないので商材内容を
完全再現することは不可能な机上の空論になりやすい。
「完全自動売買ソフトのFX商材」の長所と短所
MetatraderやVTトレーダー等のFX売買ソフトにプログラムを
セッティングすればあとは24時間ほったらかしで
PCが勝手に取引してくれる完全自動売買のシステムトレード。
最近ではそのシステムの堅牢性からMetaTrader4を利用して
使用するものがメインとなっている。
商材例:
「Super FX SYSTEM」
「ビックバンFX」
「FXパーフェクトオーダー」
「FOREX REVOLUTION」
「FAPTURBO」
「AME Cross Trader」
「PipBazooka System」
「堅靭FX」
「M16A4」
「Forex MegaDroid」
長所:
注文から決済まで一連の取引作業を完全にPCまかせにすることで
人間の感情を排除し、ルールに則った取引の形を崩すことなく
トレードすることが可能になる。
FXの市場は24時間であり、狙ったタイミングがいつ来るか
わからない為、それに対応するのに便利なシステムになります。
短所:
ブローカーの売買システムにソフトが依存する形を取るため、
ウラ操作、又は精通したプロトレーダー達に狙い撃ちされる
可能性が常にある。
使えるのは最初のうちだけでプログラムが多くの人に
広まった後は特にこの傾向が強い。そのため常に
新しいプログラムを探し続ける必要がある。
こういった障害を乗り越えて自動売買システムを運用するには
独自開発したシステムを一般には公開せずに使用するしか
ないだろう。障害に対しプログラムを臨機応変に対応できるよう
独自カスタマイズする技術が必要。
「半自動売買トレードのFX商材」の長所と短所
VTトレーダーやMT4等の売買ソフトを利用して
チャート上に売買ポイントのサインを表示させることができる
プログラム(例えばMT4ならインジケーターと呼ばれる)を
使って売買ポイントを矢印サインや音でトレードチャンスを
表示させる。
完全自動売買システムのように完全なPC任せではなく、
トレーダーの裁量をいれつつ、なおかつシステマティックな
トレードを行うことができる。
商材例:
スキャルピング FX プロ
FXエントリー
長所:
迷いの出るような相場状況下でもサインに従うことで
トレード判断の負担を減らすことが可能。
短所:
システムのサインが出てからトレードすることになるので、
トレードタイミングがどうしてもワンテンポ遅れてしまう。
また、サインを盲信してしまうと相場の全体的な
流れや相場の急激な変化を見失ってしまう恐れや、
サインに振り回されてトレードが混乱してしまう
危険性がある。