NY時間は、円がほぼ全面高となりました。
米7月個人所得がマイナスに落ち込むなか、ダウ平均も大幅安を示現しクロス円でストップを付けに行く展開となりました。
ただ対ドルでは、下値にひしめく買いオーダーに遮られ、序盤に一段高を遂げた後は高値圏でもみ合いを続けました。
最近のUSD/JPYは108~110の間をもみ合っていますね。
110円台を売って108円前半を買っていくのも良いと思います。
ただもみ合いを抜けるときはしばしば蓄積されてきたエネルギーを一気に解放することになり大きな値動きになりやすいですのでストップはしっかりとつけておく必要があります。
ユーロ円はLDN時間から売りを浴びるなか、米個人所得発表後は一時159.74円へ下落しました。
米8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)などが改善を示したがダウ平均が下げ幅を広げると、「159.70円から下に集まっていたストップをブレークしてきた」ことから、下値を探る展開へ。
中盤には「買い下がってきた個人投資家のストップロスも飲み込まれた」との指摘も聞かれるなか、一時159.23円へと下値を広げました。
終盤に戻りを試したが、NY時間の急落劇の引き金を引いたストップの水準159.70円にワンタッチするに止まりました。
ドル円は米個人所得後に一時108.42円と今週安値を更新も、22日の安値108.33円辺りでは「複数の米系や邦銀筋などの鉄壁の買いがひしめく」とあって、下値を阻まれました。
米シカゴPMI後には一時108.97円まで上昇。
クロス円の急落を受け再び下向くも108.40円台からは下値の堅さを確認すると、むしろジワジワ持ち直し引け際には108円後半で引けました。
ユーロドルは米個人所得などには反応薄で、米シカゴPMIなどの改善を受け下値トライへ。
ユーロ円がストップ・ハンティングの展開を迎えると引っ張られ、前日安値付近にあった1.4670ドルのストップを抜けました。
中盤には原油価格がマイナスに転じたこともあり一時1.4640ドルへ下落も、27日の安値1.4634ドルを手前に下げ止まり1.46ドル後半で終了しています。
このように見るとやはりまだドルは強いようです。
有事のドル買いがリアルに起こっているようで最近の天気と同じように不安定な相場が続いています。
すべて周りに起こっていることは何か大事なことを言葉以外の伝達手段で伝えるためのメッセージだと思うことがしばしばありますが天気というのも最近非常に重要な要因であると思い始めています。
やはり相場を動かしているのは人の心理ですのでしっかりと見極めていきたいところです。