さて前回の記事に続き、今回都知事選に立候補された石丸伸二さんのお話をします。
こちら安芸高田市の公式チャンネルが日本の自治体チャンネルでトップになったというのは凄いことです。
実際、安芸高田市就任時の石丸伸二さんの公約
1政治再建 - 政治の「わかる化」を目指し、透明性のある政治を推進します。
2都市開発 - 将来を見据えた投資を行い、都市の発展を図ります。
3産業創出 - リモートワークを活用して人材を確保し、新しい産業を創出します
というもので合わせて、「世界で一番住みたいと思えるまちへ」というビジョンを掲げています。
こちらについてはこの動画を見るとよく思いが分かります。
住みやすい=物質的豊かさ
住みたい=精神的豊かさ
こちらを求めていくのは、確かに私が地元天草に感じているものと同じものがあります。
最寄りの駅や高速ICまで100kmあったとしてもそこにいたいと思えるのは自分を育んでくれた自然、そこに住む人たちの存在が大きいです。
そしてそれぞれの公約に関しまして
1政治再建 - 政治の「わかる化」を目指し、透明性のある政治を推進します。
こちらに関してはまさにアメリカはじめ外国からでも市政、議会が正常に機能しているかの動きがはっきりわかるようになっており、大成功されていますね。Youtube、XなどSNSの影響が大きく、事実この影響で次回の選挙で
①議員が大きく入れ替わる
②改革を継続する市長の選出
による議会体制が構築されたのであれば大成功ということになります。
その意味において石丸伸二さんがここで引いて対立している議員たちの選挙のタイミングの前に、次に市長の座をバトンタッチするというのは、より改革を前に進めるのに良いのではと思います。
石丸伸二さんの役割としては地方議会が正常に機能していないことを世に示し、市民の監視の目を議員に向ける正常な状態の復活することであったと思います。
実際ご自身の自治体のことが気になり始めた方も多いのではないでしょうか。
よく頭を下げて議員のご機嫌を取れという人もいますが、それだと二元代表制の根本が崩れてしまいます。何度も言われていますが、議会と執行部は本来対立軸にあるものでその議論によってより良い結果をもたらす(まさにアウフヘーベン)ことになります。
何よりこれによって
日本が抱える一番の大問題である投票率の低さ
の改善に繋がります。
これが日本の政治が一部の支持団体の既得権益を肥え太らせる結果に繋がっています。
2都市開発 - 将来を見据えた投資を行い、都市の発展を図ります。
こちらに関してはまずは予算を作るために箱モノなどの無駄なものを止め、徹底的にコストカットすることで財源を確保しています。無印良品の誘致の専決処分については議会の反対で成功しませんでしたが、道の駅の赤字を埋める策、および無印良品が出店することで地元の野菜や特産品を全国に販路を拡大する構想など、企業が進出することによるメリットがあることが広まりましたので、道の駅に限らず今後の動きに期待です。
何より無印良品がこの安芸高田市のやりとりで得られた広告効果は計り知れないものがあったと思いますので、議会で通らなかった費用負担の部分を無印良品が出して実現すれば更に大きな広告効果があるのではと個人的に感じました。
引用:政治山
専決処分についてはこちらが分かりやすいですね。認定保育園に関しても専決処分を行っており、市民の利益を最優先に考えた結果ではないでしょうか。ちなみに1億円捻出しなければならなかった給食費についても交付金、補助金に頼らず節約して確保した財源から無償化(実は就任される前は値上げされていました)、ボロボロだったサッカー場の芝生の葺き替えも行っております。
3産業創出 - リモートワークを活用して人材を確保し、新しい産業を創出します
地方市町村であればリモートワークは欠かせない部分かと思いますが、こちらについては今後に期待でしょうか。一部外国人が増えているだけじゃないかと指摘がありましたが、うちの地元でも外国人労働者は不可欠になってきています。それ自体は何も問題ないと思いますが、よく犯罪率上昇と言われますが、外国人だからこそ田舎ではよく目立つため抑制されているように思います。明治時代に比べて今の方が親殺しのような凶悪犯罪が増えていると勘違いしている構図と同じではないでしょうか。実際は減っており、移民は不利益と考える人は、移民で世界の超大国となったアメリカをどう見るのでしょうか。外国人、移民とひとくくりにするのではなく、島国の影響か移民がこれまで少なく多様性が乏しい同じ日本人でもこうも違う人が多いわけでしたから、もっとグローバルな視点で見て移民の重要性、もっと言えば世界の人から住みたいと思ってもらえる移民誘致の国づくり求められていることに気づく必要があるかと思います。
これは石丸伸二さんが言う一番の問題点人口減少の抑制にもつながります。
アメリカの出生率は日本と変わりませんが人口増えていることが証左ではないでしょうか。
多様性を進めるためにも移民が多く入ってくると日本はより強くなり、また世界に発信力を日本人が持てばより世界が和を以て尊しとなす世の中に寄与できると信じています。
逆に元MUFG初代NY駐在の為替アナリスト、その後シニアアナリストであった石丸さんはじめ、世界で活躍している日本人が日本に帰って貢献する人たちがより増えるようになる道筋を示してくれたのは日本にとって大きな貢献と感じました。
また批判されている方を見ると非常に短絡的で非常に残念なものが多いのようにも漢字ました。
東京一極集中から多極分散が東京を弱くしてどうするんだ、で止まっており、本当は結果的に「東京のためになる」という最後の大事な結論の部分がすっぽり抜けてしまっています。
東京一極集中が実は日本で一番問題になっている出生率の低下の一番の原因(女性人口の集中しているにも関わらず出生率が2021年の段階で東京都1.08、待機児童の増加など子育てがしにくい環境など)になっていること、首都に中枢機能が集中しすぎているため、ほぼ確実に起きるといわれている大地震や自然の大災害が起きた際の機能停止に対して、そのバックアップ機能が東京以外にないことなど、多極分散することが結果的に東京および日本の利益になっているという部分です。
上野千鶴子さんというだけで短絡的に避難している人も多く、そちらも女性の権利が日本の中で蔑ろにされてきたことをもっと知らなければならないという文脈で出てきたものです。平成31年の上野千鶴子さんの東大の祝辞で述べられたことも、特に私たち日本人の男性は知らないといけないことも多いのではないでしょうか。
ポスター費用未払い問題についても、「印刷会社側に公費で負担ができる約34万円内でポスター等の作成を依頼し、印刷会社側もそれで合意していた」としており、ここに齟齬があり裁判になっておりますが、公になったおかげで、多くの人が、ポスター公費34万円では発注できない事を多くの人は知れたのではないかと思います。踏み倒すためといった次元の問題ではないことは、この金額をみると明らかです。ただこれまで通例だったのであれば裁判で勝つのは難しいでしょうが、周知されたことで、今後はポスター公費の範囲内でおさまるように発注出来るようになるでしょうね。
また給食費無償可や他の施策含め安芸高田市熊高議員の言葉を借りると「30年かけてもできなかったことをたったの3~4年間で成し遂げてしまった」と認められています。
橋本徹さんとの対談では「法案を通すには維新のように市長与党の多数派を形成するのが政治」という提言に対して「それは市長専横政治の可能性を生む。首長は法案を提案し成否の責任は議会(つまり有権者)が持つ。そのすべてを公開するのが政治の責任」と石丸市長は答えていました。
本当に見事な回答で、まさにとひとりで拝見していて思わず口に出していました!!
「ようやくこういった政治家が日本に出てくれた!」と。
LGBTQ賛成だから〇〇、橋本さん指示だから〇〇、保守だから、リベラルだから、更にはホリエモンが、ひろゆきさんが支持しているから、といったレッテル貼りばかりが目立ちますが、人はそんな単純なひとくくりで表現できるものではないと私は思います。
特に私自身が石丸伸二さんに感謝しているのは議員に対する国民、市民による監視体制の重要性を示してくれたことです。
日本が抱える1番の問題点である選挙制度と投票率の低さの改善が進めばより良い日本を創造出来ると期待しています。
そしてそんな石丸伸二さんの退任式の中における市職員の方への激励も本当に素晴らしいです。
これは思いを継承された米村副市長、永井教育長、そして7月選挙で決まる市長を中心として新たなより良い体制が生まれることに期待が膨らむばかりです。
市長を一期しか勤めず放り出したと言っている的外れな方たちも多数おられますが、
たったの一期でこれだけやりきり、そして後継者を育てていたということが如何に素晴らしいかに焦点をもっと充てるべきだと思います。
そして今の議員では安芸高田市はダメだということを市民に知らせ、次の選挙で議員が志を持った方々に総入れ替えとなったのであればやはりあれは成功だったという評価をもっと受けられるのでしょう。
ずーっと長く応援しておりましたので個人の発言力が弱く政党の力が必要な国会議員ではなく、今回の都知事選立候補には本当に日本を龍馬のように洗濯しようという志を持った方が都知事という権力が集中したところに入ってもらい、福岡の高島市長のような素晴らしい実績を持たれている政令指定都市とまずは連携をとっていってくださることを祈っています。
是非、就任されて人口20万人も増加した福岡の高島市長も石丸伸二さんとともに現代の志士と拝見していますのでこちらもご覧になってみてください。
首長は就任してすぐに予算権と人事権を握れるというのは国会議員とは異なる本当に大事な視点。だから動きが早い。
またこちらを見ておかれると石丸伸二さんのこと、よく理解しやすいかと思います。
そして今では懐かしいご両親との3ショット。
広島に縁があるものとして、ずっと陰ながら応援していた石丸伸二さんが東京都知事選に出てくれたのでこれは、熊高議員の安芸高田市長選と共に全力で応援したいと思って後援会に入り、個人的に献金し私自身も動き始めています。
6月28日から7月2日は東京、7月4日は安芸高田市に仕事の合間を見ながら現場でも応援していきたいと思います。
日本は長い歴史を持っているが故の強みは本当に大きいと思います。
経済一流、政治三流と言われて久しい日本にようやく夜明けの機運です。
それをしっかりと学び理解し、そしてグローバルな視点を身に着けたうえで日本を俯瞰し今後の方向性を示していける方がこれから日本の政治を担っていく良い例になっていくものと信じています。
私自身も一燈照隅の精神で今ある立場で世の中に最大限貢献し続けたいと思います。